ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

大阪の「今宮戎神社」の「十日えびす」。福笹を頂き、吉祥飾りで福招き。

2020-01-12 | 祭事・神事・風習

関西各所の神社で行われる「えびす祭」。商売繁盛を祈願する大阪商人の祭りです。
ミモロは、10日に大阪「今宮戎神社」の「十日えびす」に行くことに…。
  
江戸時代に、すでにその様子が記されるほど、大阪の人々の厚い崇敬を集め、現在では『十日えびす』の期間中の3日間で、100万人を超える参拝者がある大阪を代表する祭りです。

京都から約1時間半ほど。京阪電車「淀屋橋駅」から地下鉄御堂筋線に乗り換え、「大国町駅」から、トコトコ7分ほど歩いて神社に到着。参道には、熊手などを売るテントや食べ物の露店がずらりと並び、それは大勢の人で歩くのも大変。
 
ミモロは、その中をキョロキョロしながら、人の波に流されるように、神社へと向かいます。

「まずは、お詣りしなくちゃ~」と、境内の人の間を、縫うように、やっと本殿の前に。そこには、祈願する大勢の人が…。
「わ~お詣りするの大変だ~」とミモロは、本殿正面ではなく、ちょっと脇からお詣りします。

目の前には、大きな賽銭スペース。そこに後ろから参拝者が、お賽銭を投げ入れます。
参拝をしながら、ミモロは足元を見ると・・・「あれ?お金が落ちてる…」

1円玉や5円玉、10円玉など、結構たくさんのお金。「う~拾って中に入れてあげようかな~」と悩むミモロでしたが、すでに後ろにも参拝者が待っているので、それらのお金を踏まないように注意しながら、その場を離れます。

本殿では、御神楽が…
 
そして、そのそばでは、福笹の授与が行われています。孟宗竹の枝は、冬の寒さにも耐え、常に青々としげる姿が、生命力の強さを示し、神霊が宿るものと古くから考えられています。「かぐや姫も竹から生まれるよね~。七夕の短冊も笹につけるよね~」とミモロ。そう、日本人にとって、竹は暮らしの大切な素材であり、だからこそ、大切に扱ってきたのでしょう。

「はい、どうぞ~」と笹を授与するお兄さんから笹を受け取るミモロ。ここでは、笹は希望者には無料で授与されます。

「さすが大阪気前がいいね~」とミモロ。京都の神社では、笹は無料ではないところが多いのです。

笹を受け取った人たちは、それに吉祥の飾りをつけてもらいます。
 
小判、打ち出の小槌、米俵、鯛などさまざまな種類のお飾り。1つ1500円くらいするので、以前、ミモロはそれを知らず「3つつけてください~」とお願いして、「え?4500円なの~」と、ビックリしたことがあります。調子に乗って、あれもこれもとお願いすると、大変です。「でも、あとでえびす様が福をもたらしてくれるから、大丈夫だよ~」と信心深いミモロでした。

笹に飾りをつける場所で人気なのは、福娘というその年に選ばれた娘さんのところ。
毎年50人ほどが選ばれるそうです。

また、笹飾り以外にも、吉祥飾りがいろいろあり、それを扱う場所でも、娘さんたちが盛んに声をかけて参拝者を招きます。


本殿表側での参拝の後、ミモロは、建物の後ろへ回りました。神社の建物では、後ろ側にも祈願する場所があることが多いもの。ここでも後ろにお賽銭箱があります。そして、えびす様は、ご高齢で耳が遠いとの言い伝えから、後ろから戸を叩いてお願いします。「京都のえびす神社でも、叩く場所あるよね~」とミモロ。叩く場所には、たくさんの参拝者の名刺が貼られていて、その上から「ゑびす様~」と呼びかけながら叩きます。
 

「ふ~すごい人出で、参拝大変だったけど、しっかりお願いしちゃった~」と満足そうな表情のミモロ。

「もうすぐ宝恵籠行列くるかなぁ~」と。今回は、それを見物に来たのでした。
神社から、行列が通る場所へと移動することに…


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