ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「粟田神社」の「出世えびす祭」甘酒のおもてなしに舌鼓

2020-01-11 | 祭事・神事・風習

京都各所のえびす神社では、週末、「えびす祭り」が行われ、福を求める多くの人でにぎわいます。

ミモロがよく参拝する東山の「粟田神社」でも、11日まで「17時まで「出世えびす祭」が行われ、普段、拝むことができないゑびす様の木像にお願いができます。

「今年もお目にかかりにいかなくちゃ~」とミモロは、早々参拝へ。
 
「あ、甘酒のテントが出てる~ここの甘酒美味しいんだ~」とさっそくテントに向かいます。
「う!甘酒は参拝してからだって…」そう、参拝してからね~。

最近、神社仏閣には、御朱印を求める多くの人が訪れますが、参拝をせずにご朱印だけもらう人も目立つそう。「神社やお寺に来たら、まずは参拝だよね~」すべてそれから…参拝の基本です。

ミモロも甘酒テントに後ろ髪をひかれながら、急いで本殿へ。

ご祭神の素戔嗚尊さまに参拝します。神社の境内で、この日の主役は、本殿の北側にある「出世恵美須社」です。そこへトコトコ向かいます。


いつもは正面の扉が閉じていますが、この日は、扉は全開。「あ、えびす様いらっしゃる~」


この社の創建年代は不詳ですが、そもそも三条蹴上の夷谷に祀られていたそう。御神像は、比叡山延暦寺を開いた伝教大師最澄の自作と伝えられ、現存する最古の寄木造のえびす像と言われます。

大きく口を開き、釣り上げた鯛をもつ、笑顔のえびす様です。「大きな鯛を釣って、うれしいのかなぁ~」とミモロ。かつては、青蓮院門跡の門内に祀られていた時期もあり、明治の神仏分離により、ここ「粟田神社」に祀られることになったそう。

以来、家運隆昌、商売繫盛、そして出世を叶えるえびす様として崇敬されています。
「その昔、源義経がまだ牛若丸の時に、奥州下向の際に、源家再興の祈願をしたんだって…」と、解説書を読んだミモロ。「弁慶さんと五条の橋で会ったころかな~」
牛若丸が源家の再興を祈願し、成就したから、「出世えびす」と言われます。
「ミモロももっと活躍できるようにお願いしなくちゃ~」と、かなり真剣にお願いしていました。

参拝を終えたミモロは、再び境内の甘酒テントへ、一目散。
「はい、ミモロちゃん、よく参拝されました。甘酒どうぞ召し上がれ~」と、甘酒のご奉仕をなさっている佐々貴宮司さんと崇敬会のみなさん。

「はい、頂きま~す」。薪で温められた甘酒を頂きます。

「う~いい香り~クンクン…」甘い香りがミモロの鼻をくすぐります。
ミモロは、すりおろした生姜をたっぷり入れていただきます。
「わ~あったかい~」体の芯から温まる甘酒です。

この日は、えびす祭りにかかわるお守りや飾りも授与されています。
「かわいいえびす様のチャーム…」とミモロは小さなチャームに興味を抱きます。

さんざん迷った末に、「これくださ~い」と選んだのは、小さな鯛の鈴。「わ~いい音がする~」とさっそくリュックにつけました。
ミモロが歩く旅にチリンとなる鈴。まさに猫に鈴…
でも、ミモロは、鈴の音がうれしくて、チリンチリンとよくなるように、弾むように歩きます。

すべての参拝を終え、「粟田神社」の石段を下っていると、「おや、ミモロちゃん、もう来てたんだ~」と、崇敬会のおじさまにバッタリ。「キャ~バイクかっこいい~」と挨拶もそこそこに乗せてもらいました。


ミモロにとって「粟田神社」は、京都暮らしの大切なキースポット。この神社の方々とのお付き合いで、ミモロは京都が大好きになったのです。
「これも神様のお引き合わせだよね~」と、下鴨エリアに引っ越した後も、事あるごとに通うミモロなのです。

粟田神社の出世えびす祭は、今日までだよ~。ぜひお参りに行ってね~」とミモロ。
夕方17時までです。甘酒は早めになくなる可能性もあります。あしからず…


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