ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

京都ブランドの新感覚の杖専門店「つえ屋」。日本の技術と美意識、思いやりの心が集結

2012-02-24 | お気に入りの品

「京都には、いろいろな専門店があるんだねぇー」と、ある日、新京極通りを歩いていたミモロは、1軒のお店に立ち止まりました。ここは、杖の専門店で、その名も「つえ屋」。


お店の外にも、杖がたくさん並んでいます。「すごくカラフルで、おしゃれな杖…。お友達のおばあちゃまが好きそうなステキな杖…どんなものがあるか、見て教えてあげようっと」。そういうと、店内へ。


「お花の柄が杖全体にプリントされて、キャーカワイイ!」

店内には、世界中から買い付けたり、日本国内の職人さんが作ったものなど、なんと約6万本、8千種類の杖が常備されているそう。杖の素材は、カエデ、ブナ、竹などの昔から素材をはじめ、軽量化されたアルミ製や、軽くて丈夫なカーボン製など、さまざま。

店内の壁面にも、いろいろな種類の杖が並んでいます。

「杖って、こんなに種類があるものなんだぁー」と、ミモロはビックリ。

この「つえ屋」の代表取締役の坂野寛さんに、杖のお話を伺うことに。

坂野さんは、かつて介護関係の品々を扱うお仕事をしていらしたそう。「もっとお年寄りや杖が必要な方に、外出する楽しみを味わってもらいたい…そのためには、介護用品というのではなく、新しいコンセプトでの杖が必要だと思いました」。そこで10年前、杖を中心にお店をはじめることに。。

ドイツ、イギリス、オーストリア、トルコなど40か国以上の国々をめぐり、さまざまな杖に出会い、杖としての機能性だけでなく、ファッショナブルなオシャレ感覚や遊び心など、日本の杖にはない楽しさを感じたそうです。そんな経験から、日本の杖を必要とする人にも、杖を持つ楽しさを広く味わってほしいと、日本人の生活にあった、おしゃれで使いやすい杖づくりを始めます。


「なるほどーヨーロッパの杖って、なんかおしゃれで、ダンディーな紳士や素敵な貴婦人ってイメージが浮かぶねぇ」と、ミモロは、洗練された雰囲気の杖に手を伸ばします。


杖というものに、全く知識のないミモロ。そこで坂野さんに杖について教えていただきます。

「杖って、真っ直ぐな棒であればいいの?」と何も知らないミモロ。
「もちろん真っ直ぐな棒が基本ですが、杖は、人によって、使い方が違うんですよ。人ぞれぞれ身長や体形が違いますから、その人にあった杖を使うことが大切なんです。一般に、身長の2分の1+3センチくらいが、ひつとつの目安です。だから、うちのお店では、それぞれのお客様の体形に合うように、調整をしています。また、年齢と共に、身長は縮みますから、それに沿った調整も歩きやすい杖のためには必要です」

「ミモロは、小さいから、ここにある杖ではダメかも…」とションボリ。
「まぁミモロさんは小さすぎますけど…どんな体形の方にでも合う杖をお作りできますよ。大丈夫…。」

「なんで、こんなに種類があるんですか?どんな杖を選んだらいいか、迷っちゃうー」とミモロ。
「杖は、とても個人的なもの。それぞれの方のお好みや使いやすさが違うので、どなたがいらしても、ご自分に合った杖を見つけられるように、こんなに種類が増えてしまったんです。まぁ、私も、ステキな杖に出会うと欲しくなってしまって…(笑い)。

杖の種類は、まずその材質の違いに分けられます。しなる感じや地面や床についた時の感触など、好みもいろいろですら。体重が掛るので、丈夫で、しかもついたとき、ある程度のしなり感があることも使いやすさにつながります。そして、次の一歩を踏み出しやすいよう手に馴染み、扱いやすいことも杖選びのポイントです」


今、人気なのは、折りたたみタイプのもの。
必要なときだけ、バッグから取り出せ、しかも軽くて折りたたみの傘感覚で持って行けます。
「これって便利だね。普段、それほど杖が必要じゃない人でも、京都のお寺や神社なんかに行くとき、急な階段って、結構多くて、ミモロもいつも大変…。そんな時、バッグから杖を取り出して使えば、すごーく楽に登れるね。お友達に教えてあげよう・・・」と、ミモロは、お寺の急な階段を思い出します。

*京都観光には、あったらきっと便利そう。

「ホントに、ファッショナブルな杖がたくさん…いろいろ欲しくなっちゃうかも…」

「そうですね。1本お求めになると、もう1本…と、多くのお客様が複数の杖を持たれます。それは、服装に合わせ、オシャレを楽しまれたり、外出することが楽しみになるというお声を聞くと、本当に嬉しくなります。
また、外出用と自宅内でお使いになるものを分けられる方も多いんですよ」
「なるほどー。お散歩が楽しみになると、元気にもなれるよね」と、お散歩好きのミモロは納得。

「では、とっておきの杖を見せしましょう。日本の伝統の技を使った杖ですよ」と坂野さん。
本漆を何度も塗り重ね、京蒔絵を施した美しい杖です。
「わー雅な趣がある杖…お着物の時にぴったり、すごく素敵ー」と、ミモロは見惚れます。
年輩の方が、お着物姿で、結婚式などのお集まりやお茶会などに行かれるときにふさわしい品格漂う杖です。
「最近は、中国人観光客の方も多く杖をお求めになります。この龍の意匠は、人気なんですよ」と。

さらに、坂野さんは、ミモロの前にりっぱな桐の箱を置きます。その中には、とてもモダンな杖が。

カーボンの軸に革を巻き、さらに漆を重ねたもの。実に洗練された杖です。
「なんか杖じゃないみたい…。すごく細くて、色も素敵!どんな人が持つのかなぁ…」と、オシャレな人を想像するミモロです。

「つえ屋」では、ひとりひとりのニーズに合わせた杖をアドバイスしてくれて、その人の体形に合うように調整をします。5年間の保証付で、調整や修理も万全です。価格は、素材やデザインなどにより、手軽な1万円台から、美術工芸の粋に達する600万円まで、かなりの幅があります。折りたたみの杖は、2万円台で。

自分で長さが調整できるようになっている杖もあり、通販での購入も可能。

外出などで、欲しくなる杖ホルダーなど、杖関連小物もいろいろ揃っています。



「お出かけするのが、楽しくなるねー。お友達のおばあちゃまに、プレゼントしようなかぁー」とミモロ。
「そう、多くの方が、お散歩やお出かけなど、積極的に外に出られ、楽しく過ごされることが、私の願いなんです」と坂野さん。

高齢化がますます進む日本で、元気でイキイキとしたお年寄りの増加のために、京都のもの作りの技術は、ここでも活躍していました。京都ってスゴイ!

*「つえ屋」の詳しい情報は、ホームページをご覧ください。
現在、京都には4店舗。ミモロが訪れた三条通のそばの「新京極店」は、今年オープン。電話075-255-0004 11:00~20:00 無休。ゆっくりと杖を選ぶなら「六角堂前店」電話075-221-9988 烏丸通六角東角へ。全国の有名百貨店などでも期間限定で出店することも。

贈り物にも、ふさわしい逸品です。




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北野天満宮の近く『平野の家 わざ永々棟』で、昨年秋に開催された文化講座「江戸の婚礼調度が語るもの」

2012-02-23 | アート

もうすぐ3月…ミモロのところに、一通のお手紙とチラシが届きました。

それは、2月25日~3月31日に、北野天満宮の近くの「平野の家 わざ永々棟」で開催されるお雛様にまつわる特別展「桃花の節ーひいな遊びー」のお知らせです。

「そういえば、昨年秋に、お姫様の婚礼調度のお話を聞きに、そこに行ったんだった…」とミモロ。
「お雛様のお道具って、昔のお姫様の婚礼調度なんでしょ…」と。

では、本日は、お雛様のお道具を見る前に、「江戸時代、婚礼調度がかたるもの」の講座のようすをふりかえりお伝えします。


ミモロが訪れた「平野の家 わざ永々棟」のお座敷には、立派な婚礼調度が飾られていました。


「さすがお姫様の婚礼のお支度は、豪華だねぇー」と、ただただ見惚れるミモロです。

展示された婚礼調度は、高津古文化会館が所蔵する、将軍家と関わりがある牧野家調度で、三つ葉葵紋が付いた「黒漆紗綾形花丸紋蒔絵」というもの。


今回の文化講座にも、多数の参加者が。

お話くださるのは、高津古文化会館の学芸部長 雨宮六途子先生。初心者にもわかりやすく、しかも興味深い内容と心地よい語り口で、聞く人の関心をいっそう高めてくださいます。

先生のお話によると…
婚礼調度の内容は、厨子棚、黒棚、書棚を中心に、化粧道具、文房具、手水道具、遊戯具、飲食器、運搬具、衣装類、屏風類など。すべて家紋を入れた同一の意匠の蒔絵で揃えられたそう。将軍家に関わるものだけに、まさに当時の工芸技術の最高峰の作品です。

江戸時代初期から前期で、すでに婚礼調度の主な品目は、整えられ、その後、品目や種類は、格式と財力に応じて、拡大されていったそうです。



江戸幕府の体制の強化を目的に、将軍家と各大名の間で、その関係を強固なものにするために、婚姻関係が次々に結ばれてゆきます。

つまり、華やかで、豪華な婚礼調度を持ってゆくお姫様たちは、みんな政略結婚。

「大名の婚礼調度は、幕藩体制が網の目のように張り巡らされていく、その上に咲き誇った華麗な花」と雨宮先生。

「幼い頃に、すでに婚姻が決まり、親元を離れて、見知らぬ土地にお嫁に行くんだって…。なんか可哀想。きっと心細くて、寂しかったよねぇー」とミモロ。華麗な花の影には、きっと姫たちの涙もあったことでしょう。

講座では、将軍家の婚礼にまつわるさまざまなエピソードなども紹介され、参加者は皆、お話に引きこまれてゆきます。


「では、実際にお道具の一部を手にとってよくご覧ください」と先生。
ミモロの前には、化粧道具のブラシが。

象牙に金の装飾が施されたブラシは、まさに芸術品。それを包む紙も豪華で、葵の御紋入り。

お化粧に使うフェースブラシも見事です。
「どう?気持ちいい?」とミモロは、なんと実際に顔で試します。

「フーすごく柔らかい毛で、お肌にやさしい感触。なんかお姫様になった気分…」とミモロはうっとり。

毎回、この講座で感激するのは、美術館や博物館に展示されているような貴重な品々を、実際に手にして、体験できること。さすが京都の文化講座は、スゴイと思ってしまいます。

「お雛様の特別展にも、絶対に行かなくちゃ!」と、特別展の開催を楽しみにするミモロです。

*「平野の家 わざ永々棟」京都市北区北野東紅梅町11 電話075-462-0014
年間を通じ、さまざまな文化講座や特別展が開催されます。詳しくはホームページをご覧ください。


2月25日~3月31日 春季特別展「桃花の節ーひいな遊びー」10:00~17:00 入館は16:30までに 月曜休館
入館料1000円 茶菓子付2000円

3月24日 16:00~18:00 「ひなさまの話」高津古文化会館 学芸部長 雨宮六途子先生の講座が開催されます。2000円(茶菓子、入館料込) 参加希望者は、電話またはFAX075-462-0114で申し込んでください。(先着30名)

見応えのある特別展。京都の旅行におすすめの企画展です。


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お気に入りの石鹸を作る!「京都しゃぼんや」の手づくり石鹸体験。その後は、足湯でリラックス

2012-02-22 | かわいい

自然素材100%の肌と心にやさしい石鹸が種類い豊富に揃う「京都しゃぼんや」。

ミモロは、店内のいろいろな石鹸を、見たり、試したりして、楽しいひとときを過ごしています。

ここでは、だれでも楽しめる「石鹸の手づくり体験」ができるんです。
スタッフの方に、さっそくお願いして、ミモロも石鹸作りに挑戦です。

まずは、スタッフの方から、石鹸の作り方の手順の説明を…。
「あのーミモロでもできるかなぁー」「大丈夫、簡単ですから、誰でも作れますよ」

簡単に手順をかいつまんで、説明すると…。
グリセリンソープのキューブを、電子レンジでちょっと温めて溶かし、その中に、好みの香りと、色を付けて、型に流して、固めます。

まず、好みの型を選びます。
「わーいろいろな種類の型がある…どんな石鹸作ろうかな…」ミモロは、種類豊富な型をひとつひとつ見て行きます。「これにしよう!」とミモロが、選んだのは、ブタとひよこ、そしてお花の3種類。

次に、好みの香りを選びます。クンクンクン、自然素材から抽出したアロマオイルを、次々に嗅いでゆきます。
「あれ、みんないい香りで、どれがどれだかわかんなくなっちゃったー」あまり長時間、香りを嗅ぎすぎて、さすがのミモロの鼻も香りに慣れてしまったよう。やっとミモロが選んだのは、爽やかなティーツリーの香り。

さて、最後に石鹸に仄かな色を付けるための、カラージェルを選びます。ミモロは、淡いピンクを選択。

これで、準備はできました。


電子レンジで、溶かした石鹸に、まず2~3滴、香りのアロマオイルをスポイトで入れます。次に、カラージェルを、やはり3滴ほど。そして、泡が立たないよう、静かにかき混ぜます。

〆の作業は、温めた石鹸を、選んだ型の中に流し込む作業。
「慌てないで、ゆっくりね。そう、その調子…」
ミモロは、スタッフの方に手伝ってもらいながら作業を進めます。


「あとは固まるまで、しばらく待って下さいね」

「早く、固まらないかなぁ…」じっと型を見つめるミモロです。

「もういいかなぁ・・・ちょっと触ってみよう…」
ミモロ、まだダメよ。「あ、いけない…がまんがまん…」

石鹸が固まるのを、楽しみに、ひたすら待ちつづけるミモロです。

待つこと、約10分。
「もういいころですね。では、型から石鹸を取り出してくださいね」
「ハーイ」ミモロが、型を押すと、コロンと型から石鹸が飛び出します。
かわいいブタとひよこ、そしてお花の小さな石鹸ができました。
「見てー。ミモロが作った石鹸だよ。可愛いでしょ!とてもいい香りなんだから…」と嬉しそう。


最後は、作った石鹸を袋にいれて、「手づくり体験」は終了です。できた石鹸を大切そうに、ひとつずつ透明な袋に入れるミモロです。

「手づくり体験」を楽しんだミモロは、ちょっとひと休み。
お店の奥には、町屋の風情あるスペースが広がっています。
そもそもこのお店は、江戸末期の町屋を改装したもの。その情緒を奥のスペースで味わうことができます。

「ここ、なあに?」そこは、「足湯」でリラックスしながら、ドリンクやソフトクリームが味わえるカフェ。


ミモロも足湯でリラックス。町歩きの疲れを癒すには、絶好の場所。

足湯を楽しみつつ、味わうものとして、ミモロが注文したのは、コラーゲン入りの抹茶ソフト。
「わーソフトクリームが自動的にできるースゴーイ」と、機械の前い釘づけ。

「大きいソフトクリームだもんねー抹茶の香りがいいねぇーお肌もスベスベになるかなぁー」と、口のまわりにソフトを付けながら、ペロペロと。

「楽しかったですか?」とスタッフのみなさん。
「ハイ、すごく!今度は、お友達も誘ってきますね。石鹸も6つもできちゃったので、お友達にもプレゼントしよう…」本当に、やさしいスタッフのみなさんです。

ぜひ、京都の旅の思い出に、かわいい石鹸の「手づくり体験」を…。すてきなおみやげにもなりますよ。
また、町歩きなどで疲れた足を癒すには、足湯がおすすめ。ストッキングなどが脱げる場所もあり、おみやげに付く手ぬぐいで、濡れた足も拭けるようになっています。


*石鹸「手づくり体験」20分ほど ひとり500円
*足湯20分+ドリンク+てぬぐいで、ひとり1000円
詳しく、「京都しゃぼんや」のホームぺージで、




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京美人になれるかも…。京都をモチーフにした100%自然素材の手づくり石鹸。三条高倉の「京都しゃぼんや」

2012-02-21 | お気に入りの品

ミモロが、先日訪れた、自然素材100%の健康食品やアロマ製品のお店「京のくすり屋」。
そのお店が、運営する自然素材100%の石鹸のお店が、「京都しゃぼんや」。

「しあわせな気分になれるステキな石鹸があるんだって…」と、ミモロは、さっそく出かけることに。

その石鹸がある「京都しゃぼんや」は、京都の町の中ほどの三条高倉通りにあります。
「どんな石鹸があるんだろ?」とミモロは、ワクワクしながら店へ向かいます。

さわやかな水色の看板と暖簾が目印の「京都しゃぼんや」。

しゃぼんの泡を想像させる白を基調にした店内には、ほんわりといい香りが漂います。

「わーとてもいい香り…なんかリラックスするねぇー」とミモロは、甘くやさしい香りに鼻をピクピク。
棚には、いろいろな石鹸がずらりと並んでいます。

「いろんな種類の石鹸があるんだねぇー」
お店には、30種類以上の石鹸が揃います。

そもそも「京都しゃぼんや」が、できたのは、2009年のこと。
ここで販売される石鹸は、初代の石鹸職人の大橋俊石さんの「人の体と心をきれいにして、使う人を幸福な気分に…」との思いから、ひとつひとつ丁寧に心を込めて作られた石鹸を販売しています。


ここにあるのは、ごま、とうふ、ゆずなど京都産の食材を中心に、100%自然素材を元に、人工香料、着色剤、防腐剤などを一切使用していない、安全で優しい石鹸です。

40度の低温で、3~12週間熟成させる手間の掛るコールド製法のため、品切れになるものも。でも待っても欲しい製品です。


黒蜜が肌を保湿し、生姜が血行を促す「黒蜜金時生姜」(95g1260円)、柚子ピールが、やさしく肌の老廃物を取り去る「柚子ひのき」(95g1260円)、竹炭で毛穴の汚れを取り除く「男前」(95g1575円)などをはじめ、
宇治の煎茶、丹波のワインや黒豆、老舗豆腐店の豆乳など、京都産の素材にこだわった石鹸が、ここの特徴。

「おいしそうな石鹸だねー」鼻を近づけ、いい香りに目を細めるミモロです。

「なんかいい気持ち…リラックスしちゃうー」と、石鹸の香りにうっとり…。

お店の一角には、洗面台が。

「気になる石鹸があったら、実際に試してみてくださいね」とお店の方。
そこでミモロも、サンプルの石鹸で、手を洗わせてもらいます。

「泡を立てると、いっそう香りが広がって、幸せ気分もいっそう…手もスベスベになっちゃったー」

さらに店内を歩き回るミモロ…「これ、なあに?」

ミモロが見つけたのは、イタリア製の海綿。肌にやさしい天然のスポンジです。

「ホント、フワフワして気持ちいい…」と頬ずり。石鹸を付けてクチュクチュすると、フワフワの泡がたち、体じゅうをやさしく洗うことができます。

店内には、プレゼントにぴったりの詰め合わせやバスソルトなど、品揃えも豊富。

「あれ?これ和菓子みたい…」
千鳥やぽっくりなど、京都らしい形の小さな石鹸も(バラでも購入可能)。

京都のおみやげとして、また自分へのプレゼントにしたくなる品ばかりです。

大人気で品切れが続く「京美人」という石鹸。
贅沢な桃のオイルを使用し、白い美肌になると評判の石鹸です。(1個90g2940円)
「一度使って見たいなぁーミモロも白くなれるかな?」最近、ちょっと黒くなったと言われ、気になるミモロです。

お店の奥では、なにやら作業をする人の姿が。ミモロは、そっと中の様子を覗きます。
作業中の方と、目があったミモロ…「あのー何してるんですか…」ボソボソ…。
「今、新しい製品づくりの真っ最中…そのうちお店に並ぶ予定なので、楽しみにしてくださいね」と。「何ができるのかな?」とミモロは、想像をめぐらします。

「あれ、ここでは、手づくり体験ができるんだー」。石鹸づくりが、所要時間20分ほどで体験できます。
「やってみたいー」とミモロは、スタッフの方にお願いすることに…。
さて、どんな体験なのでしょう…それは、また明日…

*「京都しゃぼんや」京都市中京区三条通高倉東入ル桝屋町55 電話075-257-7774 営業時間:11:00~20:00 京都文化博物館のすぐ近くです。「京都しゃぼんや」の手づくり石鹸は、「京のくすり屋」フリーダイヤル0120-752-891にて電話注文できます。(受付時間:9:00~18:00 土曜~17:00、日曜・祝日休)



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雪の京都の町歩き。初めての雪だるまづくり・・・でも・・・

2012-02-20 | かわいい

今年初めて、たくさんの雪が積もった京都の町。ミモロは、朝、はりきって雪の町のお散歩に出かけます。

いつも見慣れたお散歩コースである岡崎の疎水周辺の景色も、雪をかぶって、全く違った雰囲気です。

平安神宮の雪景色を、ゆっくり鑑賞した後、さらにお散歩を続けることに。

「あそこ、どうなったるかなぁ?」とミモロが向かったのは、岡崎神社。
ミモロが、楽しみにしたのは、神社の狛ウサギ。
「やっぱり雪ウサギになってるー」顔に雪をかぶったウサギになっていました。

「あれ、これは大変そうー」途中みつけた童の像。
こちらは、雪をかぶって、ちょっと苦しそうですね。

道の傍らの南天も赤い実に雪が積もって、いっそうきれいに。

岡崎の動物園近くの並木道も、白い幻想的な世界に。
「ルルルルー、ルルルルールル」と何か口ずさむミモロ。もしかして、「冬ソナ」のメロディー?
どうも気分は、ヨンさまのよう。

ミモロは、サクサクサクと雪をかき分け進みます。
誰も踏んでいない雪は、フワフワ。

「キャー」と、突然ミモロの悲鳴。
調子に乗って歩いていたら、雪に足を取られて、顔から雪の中へ。ミモロ、大丈夫?

「うん、大丈夫。だってフワフワの雪だもの…」雪まみれになりながらも嬉しそう。

京都市美術館の敷地の中の公園で、ミモロは、なにか始めます。
しばらくすると「できたー!」とミモロの横には小さな雪だるまが。ミモロのマフラーも結んでいます。

なんかミモロとそっくりな顔。「カワイイ?ミモロのお友達なのー」と。

「え、もう帰るの?朝ご飯?」と雪だるまとの遊びに夢中のミモロ。

「もっと一緒にいたいのにー。ちょっと待ててね。後でまた来るからねー」と、雪だるまに伝えます。

「またねー」と雪だるまも、言っているみたい。
ミモロは、雪だるまを公園に残し、おうちへと戻ります。


家に戻ったミモロ、「あ、大変…手袋が片方なくなってるー」雪だるま作りに夢中で、どこかに落としてしまったよう。

「ワーン、また落し物しちゃったー」
夏、祇園祭でも、大切な団扇をなくしてしまったミモロは、悲しくて、悲しくて…。

きっとさっき転んだ時に、落としたのかも…後でもう一度、行ってみましょう。
「うん、あるといいなぁークスン」と、やっと泣きやみ、涙をぬぐうミモロです。


お昼過ぎに、再び、さっきの公園へ。
「雪だるまさんも待ってるから、早くー早くー」と、足早に向かいます。
太陽も照り、気温も上昇した午後。周囲の雪も、かなり解けてしまいました。

公園に到着したミモロ、「あれ?雪がないー」と、さっき遊んだ場所をあちこち歩き回ります。

「雪だるまさんがいないー。どこ行っちゃたのー」もちろん、雪だるまの姿はどこにもありません。

「あ、手袋…」
雪だるまがいたベンチの上には、小さな赤いミモロの手袋がポツンと置かれています。

「きっと雪だるまさんが、ミモロの手袋、拾っておいてくれたんだねー」と。


小さな雪だるまの顔を思い浮かべるミモロです。
「手袋、拾ってくれて、どうもありがとう…」手袋を握りしめながら、涙がポロリ…。

なくしたと思った手袋が見つかった嬉しさと、消えてしまった雪だるまを思い、ちょっと淋しいミモロです。

京都の雪…ミモロには、心に残るいろいろな思い出が…。



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