ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

秋の奈良、飛鳥へ。「飛鳥の古墳と壁画の謎に迫る」散策。奈良まほろばソムリエと巡る1日

2020-10-21 | 国内旅行

10月のある日、ミモロはお友達に誘われて、久しぶりの奈良に出かけました。コロナの影響で、2月のお水取り以来の奈良県入りです。
今回は、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」という奈良に精通したガイドさんたちの会が主催する、奈良探訪ツアーに参加しました。
この会では、奈良の魅力に触れるさまざまな散策コースが設定され、ガイドさんたちの詳しい説明で楽しむことができます。

ミモロたちが参加したのは、「飛鳥の古墳と壁画の謎に迫る」という古墳の魅力を学べるコースで、参加費は、拝観料を除き500円です。

朝、10時に近鉄飛鳥駅に集合。「え~と、京都からは、ミモロの場合、京阪電車で丹波橋で近鉄に乗り換えて樫原神宮で、吉野線に乗ればいいんだよね~」と。約1時間半ほどかかります。


集合時間より、早めに到着したミモロは、駅前をキョロキョロ。

「飛鳥に来るの何年ぶりだろう…」と。しかも以前は、車で来たので、駅前は初めて。

駅そばに「飛鳥びとの館」という観光案内所を見つけます。
 
ここに来れば、飛鳥エリアの情報を教えてもらえ、マップなどの資料もいろいろ揃っています。

記念スタンプもあり、やはり見逃せないミモロ。さっそく「ブチュ~」と言いながらスタンプを押します。
 

案内所の中には、地元の産物やお土産も種類豊富に…。「帰りに買おう…」とまずは、下見だけ。
 

さぁ、そろそろ集合時間…ミモロは、ツアーへのエントリーを済ませて、出発です。

コロナ禍で、定員30名ほどのツアーは、密を避けるために、数人ずつのグループに分かれ、それぞれのガイドさんの案内で巡ります。

「わ~大和の秋…」稲刈り前の田には、黄金色の稲穂が首を垂れて、畔には、赤い彼岸花…。まさに日本の秋の景色がそこに…

ミモロたち一行は、田んぼ沿いの道をしばらく歩きます。

地図上の町名表記では「明日香村」となっているアスカ。「でも駅名は、飛鳥だよね~どっち?」と首をかしげるミモロ。
何しろ話は、古事記や万葉集の時代にさかのぼるので、それには諸説あるよう。
ともかくこの地を渡来人がアスカと呼び、それに漢字を当てはめたとも…「でも飛ぶ鳥でアスカって読むのむずかしいね~」と。
確かに全く地名を知らないと、読めない文字です。「地名って、日本人でも読めないの多いよね~」とミモロ。諸説あるということは、みんなよくわからないということかも…。

「まぁ、それはいいや~大昔のお話だもの…。でもアスカって響き、この場所にピッタリだよね~」と。

広々とした景色…そこには時折、鳥が飛ぶ姿も…。

「今日は、ここら辺の古墳を巡るんだって~」

さまざまな天皇とゆかりの深い明日香村。まさに古代が蘇る心地が…。

「農家も立派だね~」


さて、ミモロたちが到着したのは、「於美阿志神社」で「檜隈寺跡」です。

ここは、渡来人東漢氏(やまとのあやうじ)が居住していた檜前(ひのくま)に建つ寺院の跡。現在は、この地に移った「於美阿志神社(おみあしじんじゃ)」の境内になっています。


1969年の発掘調査で、ここには大きな伽藍があったのがわかりました。またその伽藍配置は、塔の北に講堂が、南に金堂を置く珍しい配置だそう。
「渡来人の東漢氏の氏寺なんだって…。昔は、ここインターナショナルな町だったんね、きっと…」と想像するミモロ。


また、第28代の宣化天皇の宮があったという説も…

この場所から、南下すると「キトラ古墳」があります。「次は、キトラ古墳に行くんだって‥」と、さらに田園風景の中を進むミモロたちです。


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クセ字を直す「美文字セミナー」へ。伏見の「みんなのカフェちいろば」で毎月1回開催中

2020-10-20 | 習い事

「もっとキレイな字が書けたらいいのに~」と思っているミモロ。文字を書くのは、パソコンやスマホを使う機会が多い今。いざ、文字を手書きしようとすると、「う~前より下手になってる気がする~」という人も多いはず。

そこでお友達に誘われたのが、「美文字セミナー」です。

会場は、伏見区の京阪藤森駅から徒歩2分の「みんなのカフェちいろば」です。

「ここの町家がカフェなんだ~」。ここは、体にいい食材をふんだんに使った日替わりランチ(950円)をはじめ、じっくり煮込んだチキンカレー、そしてスイーツなども評判のお店。

店の奥の中庭を見ながら、ランチを楽しむ人たちで常に賑わっています。

そこの2階は、レンタルスペースで、各種文化イベントやお稽古事のお教室、貸し切りパーティーなどができるのです。

ミモロが、今回伺ったのは、書道教室の講師の隼瀬香織先生による「美文字セミナー」。毎月第3火曜日は、毛筆。そして第4火曜日には、ミモロが参加したサインペンによる美文字を習うセミナーが、各10:00から11:30で開催されます。参加費は、2800円。そこには教材、そしてランチとワンドリンクが含まれます。
 

まずは、美文字の練習から…先生が用意してくださったプリントに、直線や曲線を書く練習です。
「プリントの線に沿って、書いてください…」と先生。

「これに書くんだ~」とプリントの線を見つめます。


5名の参加者と共に、真剣にプリントに線を書きます。


「あ、はみ出しちゃった~」

つい、自己流で線を書いてしまいます。

また曲線は、さらに難しく、先生の書いてくださったお手本のような形になりません。
「う~なんか変…ここのバランスが悪いんだ~」と言いながら、ゆっくり慎重にサインペンを動かします。


「では、次に文字を書いていましょう~」と先生。


書き方のコツを身を乗り出して聞くミモロです。


「ここは、こうでしょ~」と、すでに何度も書いたことがある文字なのに、お手本のようになりません。


文字は、その人の性格を表すといわれるもの。ですからその人らしい文字でもいいのですが、やはり誰もが見て、美しい・・・と思え、読みやすい文字を書くことも大切。
「う~」とうなりながら書くミモロ。


癖が強いのか、ミモロの文字は、なかなかお手本のようになりません。
「わ~ん、できない~」と泣きべそをかくミモロ。できない自分が情けないよう…なかなか負けず嫌いの性格です。


「どうしたの?」と机の向かい側で練習しているお友達。
「うまく書けないの…」と涙目のミモロ。
「どれ?上手に書けてるじゃない…」とお友達。「そう?これでいいの?」と少し安心したようなミモロ。


「どれ?ミモロちゃん上手ですよ~その調子で練習してね~」と先生。
「はい!」と励まされて笑顔になります。立ち直りも早いミモロでした。

約1時間のセミナーの後は、ランチタイムです。
カフェ自慢のお料理がお膳にのってミモロたちの前に。


大きな声にならないよう注意しながら、みんなで笑顔でお話しながら頂きます。「美味しいね~」とミモロ。

コロナの影響でしばらくこのセミナーも中止していたそう。秋になり待望の再開に、参加したみなさんは嬉しそう。

オンラインのお教室などもありますが、やはりみんなで集まって練習する楽しさは、実際のお教室だからこそ。

「また参加して、美文字が書けるようになりたいなぁ~」とミモロ。
ミモロの名前も美しく書けるように、先生がお手本を用意してくださいました。

「結構、モの字が、曲がっちゃって美しく見えないんだよね~」と自分の書き癖を知っているよう。

文字を書く機会が、極端に減っている今…意識して文字を書くようにしないと、ますます文字が下手になります。
「う~気を付けないと…」と、改めて感じたミモロでした。

*「美文字セミナー」のお申込みは、氏名、住所、連絡先を明記の上、woriwori818@gmail.com 隼瀬香織先生まで


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京焼の作家の作品が集まる五条坂にある「京都陶磁器会館」。陶芸家の実演も毎日開催。

2020-10-19 | ものづくり

「今年は、五条坂も清水焼団地町、泉涌寺の陶器市、みんな中止になっちゃった~寂しいね~」と思っていたミモロ。
ある日、清水寺に通じる五条坂を歩いているとき、「あ、ここ一度ゆっくり入ってみよう~」と寄り道したのが、「京都陶磁器会館」です。
 

ここは、京都府のやきもの文化の発展振興の願いを込めて、昭和28年に設立された「京都陶磁器協会」により運営されている会館です。
この協会には、京都府内の陶芸家、窯元、電磁器産業、原材料生産者など、個人・企業が約210参加しているそう。

「京都陶磁器会館」では、京都で活躍する作家、窯元の作品のみを厳選し、常設展示および販売を行っています。

五条坂の角にあるガラス張りのモダンな建物…外光がやさしく注ぐ館内には、さまざまな京焼の作品が展示されています。
 

「あの~拝見してもいいですか?」とミモロ。「はい、どうぞ、ごゆっくりおすごしください~」とスタッフの助田さん。

「あの~ここには、どういう作品があるんですか?」とミモロ。「はい、京都に窯を構える作家さんの作品だけです」と。「ということは、滋賀県や大阪の作家さんはダメなの?」とミモロ。「はい、京都に窯を持っている人だけです…」と。

さっそく館内を見て回ることに…
 

注目も若手作家さんの作品もいろいろ。ここに来れば、京都で活躍する陶芸作家さんたちの作品がいっぺんにたくさん見ることができます。
 
「そろそろお茶碗、新しいのにしようかな~」とミモロ。「今より、少し大きいのがいいなぁ~」と、さすが食いしん坊。

会館の奥では、なにやら作業をする方の姿が…


ここでは、毎日、陶芸家さんの製作過程が見られる実演をしています。

この日は、絵付けの実演です。
「あれ?前にもどこかで会ったことありますね~ミモロちゃんでしょ?」と。「はい…そういえば…お目にかかりました。どこだっけ~」と、あまりにいろいろな場所に行っているミモロです。

「ちょっとやってみる?」と、特別絵付けを体験させていただきました。

「そう、上手ね~」と。「え~そうですか~」と褒められて、ちょっと鼻が膨らむミモロでした。

「あ、ネコの絵が描いてある~」と可愛いネコの姿が描かれた湯吞みです。


「ここにもネコがいる~」と陶器のネコのお人形も見つけました。


かわいい御所人形も…


「2階にも展示室がありますよ~。どうぞ~」と助田さんにいわれ、2階のギャラリーへ。

現在ここには、茶道具が並んでいます。
 
技巧を凝らしたお道具の数々…。「芸術性を感じるね~」とミモロ。

そもそも京焼の特徴というのは、種類やスタイルの豊富さにあるそう。平安時代から文化の発信地である京都は、あらゆる分野でその時代の最先端の製品を求められた歴史があります。陶磁器もそのひとつで、京焼といわれるものは、他の陶磁器の産地に比べても、その作風や技巧の種類の幅広さが見られます。全国に陶磁器の産地が次々に発展する中、京焼は安価な大量生産ではなく、少量生産の高級品路線を歩むことに。

また、明治以降、より優れた作品づくりのために、絵画学校や陶磁器試験場などを設立、多くの若手作家の育成にも取り組みます。

京焼には、暮らしの中で使いやすいという機能性だけでなく、そこに長い歴史の中で育まれた芸術性が盛り込まれているのも特徴的。

「そこにあるだけで、素敵~って思うものがいっぱい…」と、作品を見て思うミモロです。


「ここに来たら、ホント、京焼、たくさん見られるね~。京都のお土産にしたいものも見つかるかも…」とミモロ。

ぜひ、京都旅の折に行ってみてはいかがでしょ?

*「京都陶磁器会館」京都市東山区東大路五条上ル遊行前町583-1  ☎075-541-1102 開館時間10:00~18:00 木曜休み 入館無料



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「じも旅京都」の日帰りバスツアーで行く伊根(3)天橋立の元伊勢「籠神社(このじんじゃ)」へ参拝

2020-10-18 | 国内旅行

GOTOトラベルキャンペーン対象の京都ツアーがある「京都府旅行業協同組合」の「じも旅京都」。地元のツアー会社によるディープな京都が楽しめます。

京都の北、丹後半島を旅する「漁師めしと伊根湾めぐり」の日帰りバスツアー。新鮮な魚料理のランチや遊覧船などの費用も含め、支払い金額は7800円。しかも地域共通クーポン2000円付きというお得なツアーです。

さて、旅の締めくくりに向かったのは、天橋立そばにある「元伊勢 籠神社」です。
 
天照大神と豊受大神が、この地から伊勢に移られたと言われ、「元伊勢」と呼ばれます。奈良時代には、丹後の一之宮となりました。

「立派な神社だね~」と感動するミモロ。まずは、お清めして参拝を…
 

この神社が鎮座するのは、宮津市。その名は、宮の港という意味もあるそう。「この神社が由縁なの?」とミモロ。そういう説もあります。
また天橋立は、この神社に通じる参道とも…諸説いろいろ。

ともかく伊勢との深いつながりをもつ神社で、まさに伊勢神宮を思わせる品格と風格を備えています。

「この奥は、写真撮影禁止だって…」あしからず

社殿は、伊勢神宮と同じ、唯一神明造。ご祭神は、彦火明命(ひこほあかりのみこと)で、この神社の宮司である海部(あまべ)氏の祖と伝えられ、その系図は、彦火明命から平安時代初期まで記せられた日本最古の家系図とされます。

「ここの社務所には、いろんな可愛いお守りがあったの~」と興味津々のミモロでした。

また社頭の狛犬は、鎌倉時代の作で、重要文化財。昔、暴れん坊だった狛犬で、人々を驚かせていたそう。それを豪傑の岩見重太郎がこの地を訪れ、暴れる狛犬の足を太刀で切りつけ退治したそう。以後、狛犬は、魔除けの霊験をもつように…。

今も、足には、その傷跡が残っているそう…。「え~アンヨ切られちゃったの…痛かったね~」とその傷を見たミモロはポツリ。

さて、そこから山の方向に進むと「奥宮」である「真名井神社」に至ります。そもそもそこが豊受大神が鎮座なさっていた場所。
 

石段を上り、参拝へ。


鳥居のそばには、神水と言われる「真名井」があります。

この水は、三代目海部氏の天村雲命が、黄金の鉢に神さまがお使いになる「天の真名井の水」を天上から持ち帰ったというご神水。

そばにそれが組める場所もあり、ミモロは、ちょっと組んで喉を清めしました。


そして社殿に参拝。そこも撮影は禁止です。

丹後半島のこのエリアは、浦島太郎やかぐや姫の伝説の発祥の地と言われます。神秘さをもつこのエリア…です。

さぁ、最後に丹後半島のお土産を…向かったのは、「橋立やまいち」という海産物のお店です。

「わ~いろんなお魚がいる~」と.冷蔵ケースには、お造りをはじめ、一夜干しのノドグロなども。

丹後の地酒も並びます。「ここで、地域共通クーポン使える…」とミモロ。

大好きなほたるいかの醤油漬けを購入。「ミモロちゃん、お酒飲みなんだね~」とお友達。「ううん…ご飯にのせても美味しいよ」と慌てて答えました。


実は、今回お訪れた特産品を扱う道の駅などでは、まだ「地域共通クーポン」が使えないところも…。
「どうしよう~まだ1000円分残っちゃった~」と、使い道をバスの中で悩むミモロです。

「地域共通クーポン」は、旅が行われる期間中にしか使えません。つまりミモロはこの日のうちに使い切らないと無駄になります。

いろいろ悩んだミモロ…旅の疲れもあって、ぐっすり眠ってしまいました。


でも、何も考えず。京都駅まで眠って帰れるバスツアーは、本当に快適…。

予定時間より早く京都駅八条口に到着したミモロ。「今日はありがとうございました。楽しかったです」とお礼を言ってバスを離れます。

「また、ぜひ参加してくださいね~」と。「はい、自分の車で行くと、GOTOトラベルキャンペーン対象にならないから…また利用します」と。

さて、ミモロはバスツアーの間に、2000円分の「地域共通クーポン」を使い切ることができませんでした。
そこで、ミモロは、京都駅八条口の「アバンティ」へ。そこの本屋さんに行くことに…。
「あの~この本ください~」と、地域共通クーポン1000円分を提示。不足分を現金で追加し、欲しかった本を購入しました。

観光関係業種の支援をもとに設定された「地域共通クーポン」ですが、加盟店の認証が間に合わない店舗もあり、せっかくお買い物をしようとしても使えず、結局現金で支払ったことも。まぁ、結果的には、購買意欲を掻き立てているのでしょうが、そこでの買い物を断念する人も多いのが実情。
いざとなったら、近所のコンビニで使えばいい…とも…。

「欲しいもの買えてよかった~」とミモロは、購入した本を抱えてうれしそう。う~若干複雑な思いも残ります。

京都府の旅を企画する「じも旅京都」のツアー。京都を訪れる観光客だけでなく、京都の住む人にとって、魅力的なツアーがこれからも企画されるそう。


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京都の魅力を満喫「じも旅京都」のツアーで楽しむ。日帰り「漁港めしと伊根湾めぐり」(2)朝水揚げされた魚料理を満喫

2020-10-17 | 国内旅行

京都府旅行業協同組合が企画する京都の魅力を体験するツアー「じも旅京都」。ミモロは、お友達と京都の北、丹後半島を訪れる「漁師めしと伊根湾めぐり」という日帰りバスツアーに参加しました。
 

伊根湾めぐりの遊覧船に乗った後、いよいよ楽しみなランチタイムです。
バスに乗って、向かったのは、伊根湾からさらに北上した本庄漁港です。

そこの「蒲入水産」では、4月下旬から10月末まで「漁港めし」という朝水揚げされた鮮魚を使った料理がいただけます。

 
「どこでお食事するの?」とミモロ。

食事する場所は、漁港に面した普段は魚が水揚げされるスペース。そこにテーブルとイスが並んでいました。

「開放的なスペース…風も吹くから安心だね~」とミモロ。

ミモロたちが到着すると、どこからかたくさんの漁師さんが手にお膳を持って、ミモロたちの前に料理を運んでくれました。

「海に近いところで食べようかな~」とミモロは、そのお膳を港ギリギリの場所へ。「う~でも、ここ風強いね~」と再びテーブルへ逆戻り。

「いただきま~す」

お膳には、メバルの煮付け、鮮魚のお造り、天ぷら、サザエのつぼ焼きなど、まさに魚づくしのお料理です。
「美味しいね~まさに産直・・・」そう、これ以上産直の料理はありません。

このツアーを企画した「京都府旅行業協同組合」のみなさんやバスのドライバーさん、ガイドさんも美味しい料理に舌鼓。


さて、この漁港めしは、朝水揚げされた魚を使うため、お膳に並ぶ品はその日によって違うそう。
朝7時ごろから、漁師の奥さんたちが調理場に入り、料理の準備を始めます。

「お造りは、漁師さんがやってくれるんですよ~」と。煮魚を仕込んだり、他の小鉢を準備したり…そして天ぷらを揚げて、お客様の到着を待つのだとか。

新鮮な魚介類・・・あまり手の込んだ料理より、その味がストレートに伝わる素朴な料理が人気です。(個人旅でも期間中なら申し込むことは可能 2000円。 詳しくは「蒲入水産」のホームページでご確認を)

水揚げされた魚介類を使った品々の購入もできるショップもあります。

「バスツアーだから、たくさん買えるね~」とミモロは興味津々。
 
(ただ地域共通クーポンは使えませんでした。あしからず)

「う~お腹いっぱい~」

さぁ、次に移動しますよ~
本庄漁港に別れを告げ、再び伊根湾方向へ海沿いの道を南下します。

到着したのは、伊根湾が一望できる高台にある「道の駅 舟屋の里伊根」です。
 
ここでは、丹後の物産が揃っているほか、食事処の施設もあり、自家用車がいっぱい…。

「わ~すごい~伊根湾が丸見え…」と感激するミモロ。


まさに伊根の魅力的な景色が目の前に広がる絶景スポット。


開放的な海の景色…コロナ禍で緊張が続く心が解き放されるよう…。ミモロはマスクを外し、深呼吸します。


「ここ夏涼しいの?」と、今年夏バテ気味だったミモロ。夏ここで過ごせたら気持ちいいだろうなぁ~と想像します。

はい、次の場所に出発しますよ~。
「あ、待って~」バスの出発時間に遅れないように走るミモロでした。

「次、どこ行くの?」と車窓の景色をのんきに眺めるミモロ。自分で考えなくてもいいバスツアー。すっかりりらっくしています。


ミモロたちを乗せたバスは、天橋立そばにある「元伊勢 籠神社」へと向かいました。


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