えりもは昆布の季節を迎えています。
襟裳岬に8月1日から3日迄の2泊3日の日程で行っていましたので、ブログを4日間休ませてもらいました。
今回は、えりもで撮った昆布干場の写真を少しお見せします。
先月7月(12日)にえりもに出向いた折は、昆布船はえりも町「東洋」の浜で見ましたが、今回の8月2日の朝はえりもの東の浜で一斉に昆布舟が出ました。舟数が多いのでそれは壮観です。舟と書いたらよいのか船と書いたら良いのか分かりませんが舟外機が付けられていて、すごい速度で走る事が出来ます。昆布舟を見たい方は今の時期にえりも出向いて見て下さい。
えりも庶谷地区では、舟は二人乗り(中には3人乗りも)、えりもの東海岸地区でも同じく二人乗りです。しかし東洋地区では1人乗りだそうです。波の荒い地区と、無い地区では人数が違うそうです。
この日は靄があっても晴れる日であったらしく、一斉に舟が出ていました。昆布取りの様子は見事です。舟に昆布が舟にあげられて一杯になると舟は浜に戻り昆布を車の重機を使い舟から下ろし、待ちうけていた小型トラックで干場(石浜)に運びます。待ち受けていた家族が急いで干場に並べ干すのです。この繰り返しが行われるのです。
昆布の季節はまったく忙しいのです。人出が足りない家では人を雇わなくではなりません。聞けば働く時間によるそうですが「1万円ほど払うかな」という話でした。
広い干場がみるみる内に生の昆布で埋まります。その景観も見事です。天日により乾き昼過ぎごろには干せます。
3日(日)は朝から出発の相図を船乗りたちは待っていたのですが、とうとうガスが晴れず、出漁の旗は上がりませんで、中止となりました。2日間泊まって一日しか昆布漁の様子を見る事が出来ませんでした。昆布干しの様子を本格的に見たのは始めてです。