バッタ バッタ 大発生
昨年は気付かなかったのですが、今年は畑のまわりを歩くと小形のバッタがパタパタと飛び跳ね出て来ています。今年の畑の回りの小形バッタの多さに驚いています。小形のバッタは作物の葉を食い荒らすでもなく変わった年となっています。
バッタと言えば作物を食い荒らす昆虫として、北海道開発途上の時は恐れられました。ヒダカに発生し空一面に真っ黒になって飛び来たり、作物をすべて食い荒らして行きました。
手稲区(札幌市)の手稲山口には「バッタ塚」なるものが有りますが、当時はバッタも驚異の何物でもなかったのです。バッタ塚は溝を掘りバッタを埋めた跡なのです。
我が家の畑の回りには除草剤なるものは一切使用していませんので、小形バッタは生き生きして増え続けています。茶黒くて綺麗でもなく写真にさえ撮りたくない小形の昆虫(バッタ)です。
時々大きめなバッタを見ますが、色も綺麗で見応えがあります。この大きさのバッタが開拓者たちを悩ませたのだろうと思います。十勝千年の森で見たバッタの写真がありますのでお見せします。
十勝千年の森(清水町)で見付けたバッタ(2014・7・20日)
バッタの仲間にイナゴというのがいて、千葉に住むすぐ上の兄からイナゴの佃煮を送ってくれていましたが、姿形がバッタ(イナゴ)のそのままの姿で残っています。なかなか食する気にもなれませんが、我慢して口に入れて見るとなかなか美味しい物でした。
その兄も、今では他界してしまい、イナゴの佃煮を食べる事がなくなりました。北海道ではイナゴの佃煮を作ったという話は私はまだ聞いていません。
むかしの本州では栄養源にイナゴをよく食べたと聞いています。イナゴを取るコツは気温のまだ上がらない動きの鈍い時に取りに出掛けるのがこつと聞いています。