雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

日本一の蕎麦畑 幌加内町

2017-06-08 21:28:52 | 

「蕎麦は幌加内」

あるミステリーの旅の一コマです。京都から天ノ橋立に向かう旅の途中、兵庫県の「出石」(いずし)に立ち寄りました。

出石は古い街並みで見どころがありました。

添乗員さんが「出石はソバの美味しい所です」といい、街歩きの時間を割いて「ソバを食べる」といいます。ソバでは全国に名が知られているようです。

私達も大のソバ好きなので、ソバ屋に入りソバを注文しました。まもなくソバが運ばれてきたので、この「そば粉は何処で採れたものですか」と聞くと「北海道のものです」といいます。

「北海道の何処産ですか」と聞きかえしましたが、産地の町の名は出てきませんでした。

有名な出石町のソバ屋なら「北海道の〇〇産のそば粉を使っています」と答えるであろうと思っていたので、ソバの味が半減した思いでした。

ソバの味をソバ粉の産地で味を決めている自分があるのです。

ソバの作付け面積全国一を誇るのは、北海道上川管内幌加内(ほろかない)町なのです。ソバの花の咲く季節に幌加内町の国道275号を通ると見事なまでに白色の畑が展開します。

ソバの花は清楚で魅力的です。今年幌加内の温泉で土地の農家の人と話す機会があって、ソバ作りは手間があまりかからないとのことで200ヘクタールの大半はソバ畑だそうでした。

幌加内を通る時は、必ず町の中心部で「幌加内ソバ」を食べることにしています。それがまた楽しみなのです。