「食事待ち、人が並ぶ」
札幌の澄川で、「人気のラーメン店」に入りました。長椅子が置かれてあって、ずらっと人が待っています。ようやく自分の番になり、ラーメンを注文したのでしたが、なんと塩辛くおいしさは今一つです。うすめ液でもと思ったのですが、他の人が満足して食べているのに、水をさす感じになってはと我慢して食べたのでした。
あの辛さを思い出して再びそのラーメン店に行ってはいません。若者たちに人気のラーメン店で塩辛さを好む若者たちに喜ばれたのでしょうね。
別な話しですが、今から3年も前になるでしょうか、家族で四国の旅に出ました。観光パンフレットに須崎市の焼きラーメン店の掲載があり、我々は、わざわざ高知市から須崎市まで車を走らせたのでした。雑誌に掲載されていることもあって列をなして順番待ちです。
旅先で時間がもったいないと思いましたが、せっかく須崎市まで出向いてきているので、ここも根性です。
これが2度目の列をなし長い時間待った食事でしたが、6月19日に苫小牧のマルトマ食堂でホッキ料理を食べるために出向き、順番を待ったが3度目の経験でした。
私だけでなく他の人も列をなして待っています。思いは私だけではないのです。
列をなし待っていましたら、後から来た人が「まだ開店していないんだ」と友達と話すのはおかしくもありました。
待っている人が「もう店はやっていて、この列は順番待ちの人」と話す一こまもみられました。
ホッキの料理のにおいが列のところにも漂ってきています。食欲を一層掻き立てます。
前に並んでいる人に「何度目てすか」と聞いてみますと「2度目です、主人の転勤で苫小牧に来たばかりです」「今日は、ホッキラーメンにしようと思って」とのことでした。
今治からのご主人の転勤だそうで、私も今治に行ったこと等も話し、少しはなしが弾みました。
席が空いたらしく、私の前まで店内に案内され、話は終わりになりました。
いろいろの土地の人が食べに来ているようでしたが食べるときは誰もが無口でもくもくと食べています。
狭い食堂に20席ほどがあり、おおがらな若者は大盛りのマルトマ丼などと「大盛り」の注文です。
壁から天井までいっぱいに名の知れた人のサイン色紙が貼られ人気のある店であるとわかります。