「ミモザ満開 オーストラリア南東部原産 常緑樹」
はるばる北海道までやって来た木、オーストラリア原産の「ミモザ」が、今 百合が原公園(札幌市北区)で満開です。
本州では一年中、路地に居て健在ですが、北海道では冬の寒さ故に生き延びれません。温室のみで花を咲かせることが出来ます。
そう考えると貴重な花です。この花が百合が原公園大温室で見頃です。
南フランスではミモザの甘い香りの花を咲かせるフサアカシアが盛んに栽培され、切り花や香水、養蜂などに用いられています。
パレードやミモザの女王選びが行われるとか、イタリアでは3月8日には、男性から女性へと感謝の気持ちを込めて、ギンヨウアカシアの花を贈る習慣があります。
種子は山火事の後発芽するという性質があり、種子から育てる場合には、種子を軽く煎ったり、熱湯につける必要があります。
葉の付き方が、オジギソウに似ているのでミモザの葉・花の形から誤ってオジギソウ属(Mimosa)と呼んだのが定着し「ミモザ」となったと言います。