「弱肉強食」
数日前、植物の研究家の梅沢俊さんの講演を聞いた後、札幌の街をぶらりと散策しました。その時SONYの写真展示場で野生の写真展が開かれていました。
大画面に伸ばした写真は大変迫力があり、野生の写真は大きな画面にすると良いものだなあと感心し観賞しました。
写真はどれもがそうですが、小さく焼いた写真より大きな画面の写真がよく撮れていると思ってしまいます。
野生の写真では、豹が数頭で狩りをしているのに目が留まりました。野生とはこのようなことが繰り返され、自然が保たれているのだなあと思いながら帰路につき、家の玄関に立ちました。
その時、小型の猛禽が私のすぐ横から急に飛び立ち、私を驚かせました。身近な所での事です。
鳥が飛び去った所は、雪の上に小鳥の羽が散らかり、血が流れ赤く染まっていました。肉片は一つも残っていません。
飛び立った鳥の名も分かりません、食べられた小鳥の名も分かりませんでしたが、自然とは厳しいものと、一日の二つの出来事で思うのでした。
野生は「弱肉強食の世界」であるのです。