「道産ライス 特Aは3銘柄」
今から22年前のことの話です。日本のお米の量が極端に少なくなり、お米がなかなか手に入らなくなったことがあります。今、特上の10㌔袋のお米が2000円前後ですが、この時、米一袋の値段は7000円と値上りしました。お米屋と親しい友達が都合付けて買い求めてきてくれたので、その時を乗り越える事ができました。
この年は、お米屋も米を出し渋り、高値で売るので一年で大変な儲けをしていたと聞きました。値を吊り上げて暴利をむさぼっていた米屋は、その後お客が寄り付かなくなったとお聞きました。当時スーパーでは外米と合わせて買わないと米は売ってもらえなくなりました。当時の外米はぼそぼそしていて食べれたものではありませんでした。買ってみたもののその内小鳥の餌にしてしまいました。
人がどの米を食べていようが、あれこれ云々することはないのですが、北海道の米は近年特に美味しくなりました。道外の米を買わなくてもすむようになりました。
カムイラビットが今までで一番美味しく感じたご飯は、加賀の国の山中温泉でのご飯でした。白山から流れ出る伏流水によってできる川の水が美味しいお米を作ると言います。質の良いお米の上にお客に出す大釜炊きの米が美味しさを増すことになっていたと思います。
加賀の国の美味しいお米ですから、全国に発売したら買い求める客も多いだろうにと聞いて見たのですが、白山からの川水で作られた米は美味しいだけに、地元だけで消費されていて、外部に出さなくて消費してしまうのだそうです。
水田に引く水の質で米の美味しさが決まってくる様なのです。
全国で「特Aランク」のお米は、今年認められた4銘柄を加えて42銘柄です。北海道の特A銘柄は今年認められた「ふっくりんこ」を合わせ「ゆめぴりか」「ななつぼし」の3銘柄となりました。都道府県の数の割にしては、特Aの数は北海道は多いと言えます。良いとされるお米は高い値段で取引されますので、良い米づくりに力が入ります。
北海道のお米では「きらら397」も知られていますが、2番目に高い「A」のランクに位置しています。
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