「雨水(うすい)」
今日は二十四節気のひとつの「雨水」(うすい)です。いつもは2月19日ですが、今年は2月18日です。立春から数えて15日目ごろとなります。
今日から3月4日(木)迄、及び啓蟄までの期間です。
空から降るものが雪から雨に変わり 氷が熔けて水になるという意味。
雨が降って土が湿り気を含みだし、霞がたなびき始める そして草木が芽を吹き始めるのです。
今は暖気と寒さが繰り返されていますが、暖気の日には路面が熔けて車どうしが泥水をひっかけあっています。
一番車がきたなくなる季節とでもいうのでしょうか。
まだ寒さは厳しいのだけど、春は間近かに近づいているのです。
雨水にひな壇を飾ると良い結婚ができると伝えられています。
「胸郭にゆっくりと来る 雨水」 石川美智子 道新2021.2.18 北のうた暦より
作者は胸を患い手術をしたのであろうか。寒さが緩み、病室の窓を開けて深呼吸をすると、胸郭にゆっとりと新鮮な空気がしみて来るのを感じたのだ。
下五の二音の空白は、春を待ちわびながら病が癒えてゆく喜びをかみしめているようだ。 石川青狼 評
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