雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

熱中症になっちゃいました 

2014-08-08 19:35:43 | 随想

熱中症になっちゃいました

7月中は30度を超す猛暑日が続きました。好天気なので作物も大きくなりますが、草も伸び放題です。29日はラビ妻も一緒に別荘(?)の草取りに出向きました。

いつも出掛ける時はカメラを持参して行動、いざと云う時に備えています。回りが季節とともに移り変わり、刻々花も変わりますので備えあれば憂いなしというわけです。花も次々に別な草花となてしまいます。

カムイラピットは秋大根の種子を蒔き、一息入れて、「そういえば道端にキキョウらしき花が咲いていたなあ」とカメラを車の座席から持ち出そうとした時の事です。太陽熱を十分吸った黒色のカメラのボディが火がついたように熱くなっていたのです。

「しまったあ!」、「もしかしたらこのカメラは壊れたかも知れない」と猛反省したのでした。その時はカメラのズームも動いたのですが、帰り道に「エゾミゾハギ」が畑脇の溝に何本か綺麗に咲いていたので、カメラを向けたのですが、案の定ズームがまったく動きません。カメラが熱中症にかかってしまったのです。このあと、8月1日から襟裳岬の撮影旅行に出掛けることにしていたので、ラビ妻は「カメラ屋さんにすぐ持って行って見てもらったら」と言います。

そうは言っても修理完了までの日数が無く、預けてもすぐには直ら無いはずです。ままよ別なカメラにで勝負するしかありません。家に戻ってもまったく動く様子もありません。壊れたままです。近年でカメラの故障は二度目の失敗。一度目は雨にやられて4万円あまりの出費。

今回も修理代にいくら取られるかと考えるといやになってしまいました。「ままよズームのきかぬままに使用し続けるしかない」とあきらめムード。それでも残念の極みです。

カメラも「熱中症にかかるんですね。」、車の中の「カメラの放置も気を付けなければならない」と猛反省したのでした。夜も遅くなり「このカメラどうにかならないものか」と、再びカメラを見る気になっていじっていましたら、なんと元通りに動くではないですか。カメラも休ませると「熱中症が直る」時もあるんだと嬉しい悲鳴を上げたのでした。

今後もカメラに対する愛は忘れず、よろしく付きあってもらおうと思っています。

「カメラも熱中症にかかり壊れる」こともあります。この機会に皆様にお教えしました。


スズメバチと格闘 

2014-08-07 20:02:38 | 自然

スズメバチの巣 退治 

スズメバチに刺されて死んだ人がいます。ラビ妻の友達の弟さんが電線工事の中で高い場所でスズメバチに刺され、そのまま死んだのだそうです。身動きできない場所だっただけに思う存分刺されたのだろうと想像します。

そう言えば、身近な人がスズメバチに刺され、本人の話では「一時あちらの世界に行っていたんです」と話を漏らしていました。スズメバチに刺される事はひどければ死に直面しているといえるのですね。

前にもお話ししましたが、カムイラビットのすぐ上の兄が中学生の時スズメバチに刺され7転八倒真っ赤になって苦しんでいる姿を見ています。

スズメバチに刺されることは大変な事なのです。そして昨年と今年我が家の庭にスズメバチが飛び来るようになりました。「近くに来ても絶対ハチを振り払わない様に」とラビ妻にきつく話していました。

7月30日の朝ハチの行く方向に目が向きました。何と我が家のみつつシンボルの一つの「クレマチス」弦の隙間にハチが入って行ったのです。もしかしてと畑から戻り、その先を確認するとそこには大きなスズメバチの巣があったのです。

はたと考えてみました。保健所に連絡して除去をお願いするか、殺虫剤を購入してその後に取り除くか、この場合は少しは危険を伴うことだろうなと思ったりしました。

最終的に、素晴らしいアイディアが浮かびました。30日と31日の二日にわたり庭用の放水にて水攻めにする事にしたのです。8月1日は朝早くに襟裳岬に花撮影に出掛けますので、この2日が勝負ということになります。

放水による除去は思いのほか成功です。一日で巣の半分が解けて流れてしまいました。飛び散るスズメバチも近くを舞いますが、放水で対応です。水には蜂もかなわないらしく、こちらに刺しには来れません。二日間の放水で何とかなった様ですが、襟裳岬から3日に帰り次の日に見ますとスズメバチが何匹も戻ってきていて巣をもとに再生しようとしているのです。

放水により壊れてしまったスズメバチの巣、何匹か巣の修きていました修理にスズメバチがもどって来ています。

スズメバチの巣がもとに戻る前に退治しなくてはと、やむなく1000円の投資をし、殺虫剤を買い、一気にハチ退治です。7日になりようやくハチ一匹も来なくなりました。

いつもは巣も綺麗に取り、家に置いておくと縁起か良いというのでその様にしていましたが、今年は水攻めの為に巣のかたちは飾り物になりません。やれやれハチが来なくなりホオットしています。

姪子の家に先日尋ねましたら、家のまわりにスズメバチの巣が作られているのを見付け市に連絡すると、そこは公共の場所でないので、費用がかかると言われ、業者に頼むと除去に8000円もかかったそうです。急な出費になってしまいます。


Eです! 襟裳岬

2014-08-06 19:16:41 | 観光

「Eです! 襟裳岬」

岬端地「襟裳岬」は魅力的 最高の景観地

「岬端地」(こうたんち)という言葉を聞いた事があるでしょうか? 岬や離島は旅人にとって是非訪れてみたい場所(土地)です。北海道で岬端地と言えば宗谷岬や知床岬であり、襟裳岬もそうです。どの地も行けそうでなかなか行けそうもない場所、半島部の突端地を岬端地というのです。風が強かったり、宅地が浜(海岸)近くになく畑地がないなど不便な所が多いのです。なかなか行けない所に旅をする、これこそ旅の醍醐味というものです。

  

カムイラビットは昨年9月から一年間で襟裳岬に8回訪れました。えりもを一年間見てきましたが、「Eです!襟裳岬」はと思い返しています。そして今回はその発表となります。

 

むかしから私の願望があったせいでしょうか、私の「えりもEです!」は「昆布漁の風景」が最高でした。いつもは浜の人にはあまり会わず、せっかくえりもに来ているのにと思っていたのでしたが、8月2日の朝の昆布漁は人の活気ある動きに感動しました。昆布舟の動きの速さや、昆布を採る様子には驚きです。そして乾場に家族総出で昆布を干す働きある姿は襟裳岬の圧巻でした。

 

「えりもEです!」は町の人たちのすべての動きを見せた昆布漁の日なのでした。何人かの浜の人との会話も出来て、ようやく襟裳岬の最高の日にであったのでした。

なんとも感動の朝でした。

 


石狩灯台 郷愁漂う物語

2014-08-05 23:01:51 | 草花

石狩市 マウ二の丘

8月5日 石狩のマウニの丘の建物で、堀田清先生の浜梨(ハマナス)と浜防風(ハマボウフウ)にかかわる講演をお聞きした。講演は10時から11時まで、コーヒータイムの時には沢山の質問もありました。隣の席の初老の女性が堀田先生のフアンらしく「あの先生の笑い方が好きなんです」といいます。その笑いをする動物にたとえていましたが、帰ってきて今では思いだせません。

相変わらずの先生の話は人の心を魅了していて、来ていた人たちの心を掴んで居ました。

結構な人が聞きに来ておりました。

長沼町の道の駅「馬追の丘」や馬追 、馬追運河なる地名がありますが、石狩のマウニの丘の名の起源と同じで、アイヌ語のハマナスの呼び方によるものです。

カフェ「マウニの丘」の中に入ったのは今回が初めて、なかなか景観の良い場所にある建物に感心。秋にはここで食べられる「秋味鍋」が格安で人気と聞いています。

この建物からはススキの原の向こうに石狩灯台が見えて「なかなかの郷愁」を漂わせて居ます。

 

カフェのマウレの丘からの眺め 会場は三階にありました

この日は石狩地方に大雨警報が出されるなどひどい道のりでした。車お互いが水しぶきのかけあいのすごさでしたが、講演が終わる頃になると雨も小雨となり、これ位の雨では石狩浜原生花園の散策路も歩けそうとラビ妻と小一時間ほどハマナスの赤い実などを探しながら散策しました。

帰りはいつも立ち寄る I 農家の販売所に寄って見たのでしたが、大雨あとという事で品薄でがっかりでした。それでもトウモロコシ、カボチャなどを買い求め帰路に着きました。

今日も堀田先生のおかげにて楽しい一日となりました。ありがとうございました。


えりも 昆布漁の真っ盛り

2014-08-04 19:16:32 | 風土

えりもは昆布の季節を迎えています。

襟裳岬に8月1日から3日迄の2泊3日の日程で行っていましたので、ブログを4日間休ませてもらいました。

今回は、えりもで撮った昆布干場の写真を少しお見せします。

  

先月7月(12日)にえりもに出向いた折は、昆布船はえりも町「東洋」の浜で見ましたが、今回の8月2日の朝はえりもの東の浜で一斉に昆布舟が出ました。舟数が多いのでそれは壮観です。舟と書いたらよいのか船と書いたら良いのか分かりませんが舟外機が付けられていて、すごい速度で走る事が出来ます。昆布舟を見たい方は今の時期にえりも出向いて見て下さい。

 

 

えりも庶谷地区では、舟は二人乗り(中には3人乗りも)、えりもの東海岸地区でも同じく二人乗りです。しかし東洋地区では1人乗りだそうです。波の荒い地区と、無い地区では人数が違うそうです。

この日は靄があっても晴れる日であったらしく、一斉に舟が出ていました。昆布取りの様子は見事です。舟に昆布が舟にあげられて一杯になると舟は浜に戻り昆布を車の重機を使い舟から下ろし、待ちうけていた小型トラックで干場(石浜)に運びます。待ち受けていた家族が急いで干場に並べ干すのです。この繰り返しが行われるのです。

 

昆布の季節はまったく忙しいのです。人出が足りない家では人を雇わなくではなりません。聞けば働く時間によるそうですが「1万円ほど払うかな」という話でした。

広い干場がみるみる内に生の昆布で埋まります。その景観も見事です。天日により乾き昼過ぎごろには干せます。

3日(日)は朝から出発の相図を船乗りたちは待っていたのですが、とうとうガスが晴れず、出漁の旗は上がりませんで、中止となりました。2日間泊まって一日しか昆布漁の様子を見る事が出来ませんでした。昆布干しの様子を本格的に見たのは始めてです。