雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

定山渓温泉のカラス 人おじせず それはハシボソカラス 

2016-05-19 20:20:52 | 

「ハシボソカラス 手の届くところまで来て餌探し」

ハシボソカラスは歩って移動します。嘴が細いのがハシボソカラスです。

定山渓温泉に出向いた折、帰り際に友人夫婦と川沿いの公園を散策しました。

その私達を待っていたかのようにハシボソカラスがそばに来て餌探しをしていました。

枝川の流れの枯れ葉を取り除いては川の中に居る虫を食べているのです。手の届くような位置に居ます。

三羽も来て私たちに姿を見せてくれているのです。

羽毛並みも良くつやもあります。自然に自由に過ごすカラスは都会のカラスの汚れとはけた違いに綺麗なのです。

自然が身近にあるなんて定山渓も魅力があります。


ジェット機が大空を飛んでいる オオジシギ良く来たね

2016-05-17 20:50:34 | 

★「オオジシギ 無事に別荘地の空に来る」

昨年、オオジシギを見落としました。今年は14日(5月)カムイラビットの別荘地の大空に飛びました。

「ジェッ・ジェッ・ジェッ ジジジジジー」言葉になかなか表せませんが、戦闘機さなからに上空から急降下して、地上近くでまた上空に登って行きます。ジジジジジ―の音は羽音なのだそうですが、音を立てながら降りくる様にも思われます。繰り返し繰り返しこの動作を行います。

世には不思議な鳥もいるのです。急降下の速度は大変早く、オーストラリア東岸から北海道までやってきていると言いますから、この長距離も難なく飛来できる速度を証明している様です。

他の鳥はともかくとして、オオジシギがやって来ると確実に春が来ていると思えるのです。まだカッコウも鳴かない季節、オオジシギはまず最初の春告げ鳥なのです。

姿を見たは早朝でしたので、その時間帯に別荘地に行っていなければ知らないままでいたかもしれません。

 

★「春の恵み 自然界の中に身をゆだねる 湿地の林間は心清らか!」

谷間の林間の水辺にはミズバショウの白色と混ざってザゼンソウの紫色、それに春の芽吹きを感じさせるエゾノリュウキンカの黄色の花、ところどころにエゾキンポウゲの黄色の花、この風景を見るだけで、冬の眠りを覚まさせてくれます。

湿地から少し離れ、道路わきにはエゾエンゴサクのブルーの花、カタクリの赤紫、オウバナノエンレイソウの白色、エンレイソウの濃い紫色の花が咲き競います。

自然が一気に春めいて、小鳥たちのさえずりも活発化します。鳥たちが恋の季節をむかえつつあるのでしょう。

湿地のはずれにはカエルの卵もうえつけられています。まだ小粒の卵なので、オタマジャクシになるまでには時が必要のようです。

林の中からはアカゲラの鳴き声やら、ドラミングの音が聞こえてきます。けたたましいドラミングの音はもしかしたらクマゲラかもしれません。

この素敵な春を味わうことができるのは、千人に一人、いや万人に一人しかいないかも知れません。

カムイラピットが、この季節に出会えるのは、春の恵みを少し頂きに山菜採りに出向いているおかげです。

山菜で一番おいしいのは「カタクリ」ですが、花が可憐で摘み取ることに罪を感じてこの頃は採取しておりません。

狙いは数が無数にあるエゾノリュウキンカが主な採取植物なのです。

帰り際にコップ刺しにしようとエゾエンゴサクの花もつまんできます。家ではときおりみそ汁の具に入れたりします。花の数が多いので、エゾエンゴサク採取には罪を感じなくて済みます。

この季節野菜の値段が高い季節、山菜採りのおかげで我が家の家計が助かっています。

帰り道には生えたての柔らかいフキを取ってきますが、出たてのフキは細く、背が低く心細いほどですが、これがまた料理すると美味なのです。

                                       (5月6日にメモしたものがありましたので、のせてみました)

 

 


定山渓 春黄葉の季節

2016-05-16 21:04:53 | 草花

「定山渓 春黄葉」

「春こうよう」と云う字は「春紅葉」、「春黄葉」のどちらの字を書くのでしょうか。

春の木々の葉色を見ると、どちらの字も当てはまるようにも思えます。

山の樹が芽吹く季節、新芽が無い時から芽が出る時には、赤い葉(新芽)が出てきます。カツラの木やモミジの木の新芽は茶色です。この季節、樹の芽は茶色の紅葉がかって見える時期があります。これを春「はるこうよう」と云うのですが、でもすぐに茶色の葉たちも新緑の薄い黄緑色に変わって春黄葉の色になります。

山は紅葉、と黄葉が入り混じりあわさって新緑の山の色が素敵です。枯れ枝の季節から春に入る新緑にいたる季節を「春紅葉(黄葉)」と云うのです。茶色の新芽の時が終わると、山は新緑に覆われます。

5月14日・15日、KENPU夫妻と定山渓温泉に出向きました。山が色変わりするすがすがしい自然に出会い、温泉街を流れる川のせせらぎの音を聞き、温泉につかり、美味しい料理を戴き、至福の時を過ごしました。

春黄葉の季節は気持ちがなごみます。

ホテルからは天に向かって高く伸びた樹は素晴らしく見応えがあります。三階の窓の横まで伸びて、おはようと新緑があいさつしてくれていました。

峡谷の崖上に造られたこのホテルでしか味わえない春の心地よさを与えてくれている樹々たちです。

この時の写真がブログに呼び込みが出来ずにいます。新しいカメラに納めたので、呼び込めないようなのです。

 

春黄葉の写真でなく、前の「厚田の戸田記念公園」の桜の写真を再び載せました。

★定山渓からの帰りは朝里温泉周りで帰ってきましたが、このコースも新緑の格好のドライブコースでした。途中風が強く砂ほこりが舞いひどい時がありました。

 この日は強風の日で、札幌でも瞬間風速29メートルで大きな木が倒れたりしました。

★あとでわかったのですが「はるこうよう」は春黄葉の字を使うと聞きました。

 

 


純真 エゾノリュウキンカ 見とれてしまいます

2016-05-14 12:59:57 | 草花

「エゾノリュウキンカ 山合の 美しき花たち」

野草も育つ場所で美しさが違うのに気づきました。

山菜を戴く季節、郊外の山合の湿原に着くといろいろ作業があって忙しいのです。

 

まず、花たちとの出会いを楽しみ、その姿を記録します。

素敵な写真も撮りたいので、カメラを三台も持って出向きますので、撮影がなかなかはかどりません。カメラがカメラを邪魔するからです。

山合の無風地帯の中に、小鳥たちの声を聞き、花の美しさに酔うのです。

 

エゾノリュウキンカの茎・葉が採集の対象ですが、まずは写真撮影です。写真にしてみると花は実に生き生きとして美しいのです。

谷あいに咲く植物なので美しさが違うように思えます。

 

特に、例年出向いているこの場所のエゾノリュウキンカの美しさが光るのです。

28.5.2 撮影

例年は同じ黄色の花のエゾリュウキンカが競うほど一面に咲いていたのですが、今年はまったくわずかでした。ますますミズバショウの場所が膨れ上がっています。

 

 


百合が原公園(札幌) ムスカリ・チューリップ満開

2016-05-13 23:33:47 | 紹介

「百合が原公園」

札幌・百合が原公園はムスカリ・チューリップの花で春の観光スポットです。多くの人が見に来ています。

「再びの桜見」

「好天の中、厚田の桜見ツアー 今日は最高でしたよ」

春は一日の猶予もありません。季節には季節の花が咲き、移り行きます。

13日は厚田の桜を再度見に出かけました。

晴れていましたので桜も見ごたえありました。

満開でした。ちらほら花びらを散らしていましたが、まだ大丈夫です。

明日、明後日の土・日には車か混んで見に行くのも大変でしょう。厚田・戸田記念公園までは渋滞となります。大変人気の桜の名所となっています。

明日、14日は藻岩山へ行く約束があり、この季節は身動きが取れません。

 

 


カムイラピット別荘地の 花たち

2016-05-12 18:57:41 | 草花

「春の花たち」

別荘地の庭の桜もあっという間に散って、他の花たちが咲き始めました。

桜は咲き始めてから4日ほどで散り、今では他の花が咲き出しています。

真理のサクラ 真理ちゃんの結婚記念に植樹した桜の木。関山でしょうかね。

和なしの花の蕾 沢山花が咲いています。

ムスカリの花が満開です。スギナと混在 煎じてお茶にしたいと考えていたら見る間に増えてしまいました。

菜の花 しばらくしたら摘んで酢和えにします。

カリンズの花、夏には赤い実がなり、焼酎漬けにして飲みます。

ジュンベリーの花 秋には食べられる実がつきます。今年はたくさん花をつけていますので、楽しみです。

アキタブキも畑に進出 京ブキも採れます。

桜がわずかに残っています。

園芸種のオドリコソウの仲間。

寒い日でしたのでチュウリップもツボんでいました。

スイセンも何種類か咲いています。

別荘に行くと草取りに追われます。

 

 


厚田の桜 戸田記念公園 サクラ満開

2016-05-11 22:35:08 | 樹木

「厚田の桜 満開 今週日曜日頃までが見頃です」

朝から小雨の降る日でしたが、日程の開いている日が今日しかないので、一人で「厚田の桜」を見に出かけました。何せラビ妻は水曜日とあって朝からボランティアに出向いたからです。

9日の新聞で厚田の戸田記念公園の桜が満開と書かれていましたので、今日行けば間違いなく満開の桜を見れると思ったからでした。

昨年はサクラの不作の年でわずかしか咲いていなかったのですが、今年はすべての桜は咲き競っていました。丁度見ごろでした。桜の木はよく手入れがなされていて、日当たりが良いのでしょう。みな大木に育ち、見事なまでに咲き誇っていました。

厚田の桜を見たければ今週末までが良いと云えましょう。

生憎の小雨で、桜の写真も今一でした。続けて降っていたので、カメラにも雨がかかり、カメラをかばいながら撮るので、良い写真は撮れずじまいでした。

水曜日でしたが多くの人が見に来ていました。平日とあって年寄りの人ばかり、男の人はわずかで、女の人の行動力には感心させられます。

話によると昨年はウソという鳥によって桜のつぼみが食べられてしまい桜が咲かなかったと言いますが、今年はウソも来なかったと見えて、本当に見事なまでのサクラの花並みです。

ここ数年でこれほどまでに満開の桜を見た事はありませんでした。

厚田のサクラはソメイヨシノ、淡く落ち着いた綺麗な桜花です。

カムイラピットの家から車で60分ほど、あと何年見れるかなどとケチな思いをのぞかせながらサクラツアー一人旅でした。

 


その人の感性が 写真に現れる

2016-05-10 20:11:47 | 草花

「感性を鍛えておこう」

人から「良い写真だね」と云われる作品の多くは、その場で一枚しかシャッターを切っていない時が多いのです。無意識にその場で思いかけず心に響いた風景であったに違いないのです。

出来るだけ多くの作品を見せていただき、多くの情景に出会っておくことが自分の感性を磨くことにつながるであろうと思うのです。

感性こそ無意識に作品の良さにつながっています。

撮影の時に意識過ぎると意外に作品が出来上がってみると「なんだ、これは今一ではないか」と思うことが多いのです。

意識過ぎ、意気込み過ぎは、良い事はありません。

大相撲が始まりましたが、琴奨菊が横綱に挑戦した場所は、散々な成績となってしまいました。優勝するぞと意識すぎたのでしょうね。今年のプロ野球日ハム大谷翔平はNHKテレビで今年は20勝と気負っていましたが、今までの成績は散々です。気負いが自分を駄目にしているのでしょう。

人生気負いはろくな結果を生みません。

相撲では明日一番全力で取り組みます。明日も頑張ります。野球では明日、全力で戦います。これが良いように思います。

精神分析学者のフロイトは、心には「意識」と「無意識」の分野あると主張しています。そうそう、無意識の中に多くが判断できるようになっているのが日頃の行動に役立つものと云えましょう、日ごろ鍛えておけば、無意識の中で良し悪しの判断ができるようになっていくというものでしょう。

写真も楽しんでその時を過ごす事、気負っていては良い作品になりません。

自然の中に身を置いて、その時その時を最大限に楽しむことが自分の作品ができるというものでしょうか。

 

 

 


カラスの勘三郎と 親しくなる ハシブトカラス

2016-05-09 16:10:09 | 

「様似のカラスは毛並み由」

今朝満開のソメイヨシノ桜の写真を撮りに出向いたら、ゴミ出しに来ていた夫人の頭近くを飛ぶカラスがいてカラスにに襲われていました。

この日は自分は襲われないという自信があり、案の定カラスは飛び去って行きました。

もうそろそろカラスも巣つくりに入る季節、カラスも気が立ってきているのでしょう。

先日出向いた襟裳岬植物撮影の帰り道、様似町のカタクリの群生地の山に立ち寄りましたら、カラスが車近くに飛んできて、親しみを持ってカムイラピット夫婦を迎え入れてくれました。

昨夜のカラス談義を聞いていたみたいに、手の届くところまで来てくれています。

ここのカラスは栄養に恵まれているのか、毛並みがつやつやしているのです。「お前はきれいだね」と眺めていると、その気持ちがよく伝わっているらしく思われる光景でした。

 

「これ見てよ、綺麗でしょう」と言わんばかりです。

昨年夏の終わりにここに来た時もカラスに歓迎されたのですが、その時の事を覚えてくれている様にも思われるほどでした。

この日はしばしの間、カラスと対話できました。

ここのカラスは見れば見るほど健康的な色艶をしているのです。

札幌の我が家の近くに住むカラスとは雲泥の差です。

親しみをもってのカラスとの対話の後は、カタクリの花の撮影、気分を良くしての花撮影なので、これも成功です。

何事も気分良ければよい作品ができるというものです。

身近のカラスはハシブトカラスとハシボソカラスの二種類ですが、このカタクリの丘のカラスはハシブトカラスです。

このカラスは嘴が太いのが特徴です。体は少し太めで、歩くときは両足をそろえて飛んで移動、ハシボソガラスは歩って移動します。

「また秋には会いましょう」とカタクリの丘を去りました。


札幌 春爛漫

2016-05-08 21:57:26 | 草花

「福島・三春のサクラ、札幌春爛漫」

東北日本には梅の咲く季節に、桜前線が追いつきます。

サクラの名勝とされる「福島三春の地名」は梅、桃、桜が一度に咲く土地から名付けられたと言い伝えられています。

それにもまして、北海道ではいろいろな木や草花が一度に咲く地です。そのような土地の名前はなかなか付ける言葉が見つかりません。

何せ北海道では、すべての草木が一度に咲き競う「百花繚乱の地」なのです。

サクラも、梅も、きたこぶしも一気に咲き競うのです。

そして一気に花を落として春は時が移っていきます。

エゾヤマザクラなどはサクラの中で最初に咲き、同じように梅も、きたこぶしもいっき咲き、ソメイヨシノはエゾヤマザクラが葉桜になるのを待って咲き誇りだします。

ソメイヨシノ いまが盛りとなります。ソメイヨシノで彩られる厚田の戸田記念公園に見に出掛けたいと思っています

 

野山に一面に咲いていたカタクリも、エゾエンゴサクも花は消え失せ、季節の移り変りが進んでいることに驚きます。

小鳥たちのさえずりも活発化しています。