7月末頃に花を咲かせたオニユリ(鬼百合)ですが、黒紫色のムカゴ(零余子)が大きくなり、根を出したものも見られるようになりました。
ムカゴを簡単に定義すると「葉の付け根の芽などに養分を貯えて小さな塊となったもので、地面に落ちるとやがて発根し新たな植物体となるもの。」と言う事になるようです。
なんとなく今まで「ムカゴ」と言う言葉を使っていましたが、調べてみると大きく二つのタイプがあるようです。
一つは葉が肉質となることにより形成される珠芽(しゅが)もしくは鱗芽(りんが)と、いま一つは茎が肥大化して形成された肉芽(にくが)があり、前者の代表は写真のオニユリ、後者はよく食べられているヤマノイモが代表的なものになります。
我が家にはムカゴをつける植物としてシュウカイドウもあります。