「へえる」は「生える」の意。
例文1
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「とよさ もうなっぱは へえてきたかい。」
豊臣秀吉 「んにゃー まだだんね。
ひとあめ ふりゃなきゃー だめじゃねーかい。」
例文1の標準語(?)訳
織田信長 「豊臣秀吉さん もう野沢菜の芽は出てきましたか。」
豊臣秀吉 「いいえ まだですよ。
一雨降らないとだめですね。」
例文2
豊臣秀吉 「ことしの なつぁー えれー 雨が
ふったもんで はたけに えれー
くさが へえて へえて いっくら
むしったって おっつかねーんね。」
豊臣秀吉 「おらとこの畑も おんなじせー。
かかさと いっしょに こんきしごとで
へえた くさー とっているが
さんざんだじー。」
例文2の標準語(?)訳
豊臣秀吉 「今年の夏はとても雨が
降りましたので 畑には沢山の
草が生えて いくら
むしっても追いつきません。」
豊臣秀吉 「我が家のの畑も同じです。
女房と一緒に我慢強く
生えてきた草を取っていますが
散々ですよ。」