mt77のblog

信州松本からの投稿(2004年11月11日~)

「あれ」

2011-03-26 | 松本の話題・情報
松本城

松本城

朝の8時半頃の松本城です。
この時間天頂には青空が広がっているのに、雪が舞っていました。
このような雪の事を母親は「あれ」と言っていました。

子供 「かあちゃん かあちゃん 青空だに 雪がまってきたじー。」
母親 「あれだわ、そのいと やむずら」

という会話をした記憶があります。

標準語に直すと、

子供 「お母さん お母さん 青空が出ているのに 雪が舞ってきましたよ。」
母親 「あれでしょう、その内に止むでしょう」

となります。


長野県方言辞典で「あれ」を検索してみましたら、「あれ」は「晴天なのに急に雨や雪が降る事、荒天、吹雪で天候が荒れ模様になる事」とありました。
母親が使っていた「あれ」の意味は「晴天なのに雪が降る事」になります。
似たような状況で雨が降った時には「お天気雨」を使っていました。



何か安定しない天気が続いている三月弥生です。
コメント (4)
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