
「ぶすっつら」は「仏頂面」や「ふくれっ面」や「不愛想な顔つき」や「怒ってむっつりした顔」の意。
例文1
「ぶすっつら する ない」=「仏頂面をするではない」
「そんな ぶすっつら してると きらわれる ぞ」=「そんな怒ってむっつりした顔をしていると嫌われますよ」
「そんな ぶすっつら して たのみごと する ない」=「そんな不愛想な顔つきして頼み事をするではない」
「いつまでも そんな ぶすっつら してなんで きげん なおせ よ」=「何時までも仏頂面をしていないで機嫌を直せよ」
「かのじょ が ぶすっつら して おれ の はなし を まったく きいて くれなんだ」=「彼女はふくれっ面をして俺の話を全く聞いてくれなかった」
「なに が きにいらなんだか あの ばか ぶすっつら して そっぽ を むきやがった」=「何が気に入らなかったのか あの馬鹿仏頂面してそっぽをきやがった」
「ふきげん な とき の にいちゃん は ものすげー ぶすっつら に なる で すぐ わかる」=「不機嫌な時の兄さんは物凄い不愛想な顔つきになるからすぐわかる」
「おらー いつも ふきげん で ぶすっつら してる じゃー なくて うまれつき こういう かお せ。 だもんで ごかい される こん が おおい だ だよ」=「俺は何時も不機嫌でふくれっ面しているのではなくて生まれつきこのような顔なんです。 だから誤解されることが多いのですよ」
例文2
※織田信長と豊臣秀吉は幼馴染と言う仮定での会話
織田信長 「ひでちゃも おっちょこちょいだね。」
例文2の標準語(?)訳
織田信長 「秀吉さん とても仏頂面した顔をしているではありませんか。
何か頭にきた事でもあったのですか。」
豊臣秀吉 「はい 横断歩道でお婆さまが立っていたものですから よかれと思って手を引いて横断歩道を渡らしたのですよ。
ところが 渡ってから私はタクシーを待っていたのに反対方向にどうして連れて来てしまったのですかと怒られてしまったのですよ。」
織田信長 「秀吉さんも おっちょこちょいですね。」
豊臣秀吉 「そうは言っても お婆さまが横断歩道を渡れない様子でいるのに なんにもしないというのもおかしですよ。」