
「ずら」は「だろう(推量)」や「でしょう(推量)」の意。
例文
「じょうだん ずら」=「冗談だろう」
「これ いい ずら」=「これ良いだろう」
「そりゃ ねー ずら」=「それは無いだろう」
「かんたん だった ずら」=「簡単だったでしょう」
「まー そんな もん ずら」=「まーそんなものでしょう」
「おめさま あのこ なかした ずら」=「お前あのこを泣かせただろう」
「こん さんこうしょ わかりやすい ずら」=「この参考書は分かりやすいだろう」
「そば は てうち だじ。 うめー ずら」=「蕎麦は手打ちですよ。美味しいでしょう。」
「ここに おいといた いちご たべた ずら」=「ここに置いておいた苺を食べたでしょう」
「あの どくとく の なきごえ は あかしょうびん ずら」=「あの独特の鳴き声はアカショウビン(赤翡翠)でしょう」
「あいつ だったら おめー の しごと てつだって くれる ずら」=「あいつであればお前の仕事を手伝ってくれるでしょう」
「そら が なんとなく あかるく なって きた で もうじき いま ふってる あめ は やむ ずら」=「空が何となく明るくなってきたからもうすぐ今降っている雨はやむでしょう」
「ゆきゃー ふった ひ にゃー どうろ が えれー こむ で とうちゃん が けーって くる のは だいぶ おそく なる ずら」=「雪が降った日には道路がとても混むからお父さんが帰って来るのは大分遅くなるだろう」