今日の授業は
・Final Practical Exam-Wedding Cake
でした。
まあ、この一週間ずっとそうだった訳ですが、今日はついにPresentationです。クラスは朝6時からなのですが、今日だけは30分早く来て作業していてもいいと言われたので5時半に到着しました。Presentation も9時の予定だったのを30分ずらしてくれて9時半に。
ウエディングケーキのデザインにはクラスの課題としての決まりがあって、
・ケーキサイズは6.10.14インチの3段重ね(積み重ね方はどうでもいい)
・Cornelli Laceを使う
・Filigree LaceをCornelli Laceの周りに使う
・Swiss Dots を使う
・花や葉は出来る限り本物に近いものをフォンダンで作る
・ケーキの一番上にはPastillage で作ったTopperをのせる
などなどを満たしていないと点がもらえません。私が作りたいとイメージしていたケーキはこれらの条件を満たしていなかったのでしょうがなく変更しました。
まずはロイヤルアイシングを作り、昨日重ねておいたケーキの側面全体にSwiss Dotsを。
トリプルドッツにしてみました。それから、ロイヤルアイシングを接着剤にしてパールとPastillageのリボンを飾りました。
これに、どんどん作っておいた花や葉を刺し込んでいって、出来上がり。竹串をぐいっと差し込んで穴を作ったところに刺していきます。
作ってる途中から、みんなにゴージャス!ビューティフル!と言ってもらえて嬉しかったです。終わったあとには、もうなんていうか達成感で一杯に。あ、Cornelli Laceはどうしても好きになれなかったので、こんなとこに隠すようにつけてみました。Chef にも隠していいのか(笑)確認済みです。縁取ってる角度のついたのがFilligree Laceというものです。どちらもロイヤルアイシングです。
これだと分かりにくいかな~。アップしたのがこちらです。
Chef の採点中はカフェでお茶してたんですけど、戻ってきたら「Cornelli Laceが見つからなくて、ケーキの周り3回も回っちゃったわよ~」って言われちゃいました。
Portfolioはこんな感じに仕上げました。
みんなのケーキを見て周るのもとっても楽しかったです。たくさん撮ってきてあるんですけど、いくつかご紹介。
これ、私が一番好きだったデザインです。可愛い。Topperのバスケットもお花があふれてて素敵です。
自分の作ったケーキももちろん気に入ってるし満足してるんですけど、学校の課題にあわせて作ったので、イマイチ私の趣味とちょっと違うというか。ゴージャスなのより可愛らしいのが好きなのです。
これも、色合いやデザインとっても可愛いですよね~。
白黒のリボンが大胆なデザインです。これを作ったのは、もう60歳前後であろうおば様。感覚がお若いです。
これは海がテーマということで、貝がたくさん飾ってあります
パウダーカラーをアルコールで溶いて、フォンダンの上から色をつけたそうです。ボタンとかついてて面白い。
ちょっと暗くて見えにくいのですが、Topper は竹を斜めに切って花器にみたててあります。Chefに、モダンなデザインで素晴らしいってとても褒められてました。
これは桜ですね~。木の幹をはわしてあるのが面白いです。
結婚式にふさわしい漢字をFiligree Laceに使いたいから教えてって言われて、幸とか愛とか教えてあげた人のものです。やっぱ愛は難しいですよね。
正統派って感じです。ハート形のTopper が落下して割れちゃったんですけど、ちゃんと予備が用意してあってさすがでした(いつも準備万端な子なのです)。
こういう風にレースにするのも可愛らしいですね。アジサイの色も綺麗。
このケーキはTopperが素晴らしかったです。アップの写真を何故か撮るのを忘れてしまったのでこれだとよく分からないかも知れないのですが、かなり細く誰よりも複雑なデザインなのに綺麗に仕上がってました。
この人だけが、ケーキ全体に色づけしてありました。私も最初は全体的に淡いピンクにしようかと思ってたんですけど、フォンダンにカラーを混ぜ込むのは重労働だからかなりチャレンジングだとChef に言われて諦めたのです。これは、混ぜ込むのではなくカバーしたあとにエアブラシでカラーを吹き付けたのだとか。
みんなでケーキを鑑賞しあって、お互いの苦労をねぎらったり、今夜からはたっぷり眠れるね~と言い合ったり、なんだか今までになくクラスに一体感があっていい感じでした。Chef が総評をしてくれてる時に、こんなに真剣に頑張ったクラスは初めてだわ、とうるうるしてくれちゃったりもして。
でもとにかく終わってほっとした~。ケーキ、頑張ってこわれないように持ち帰ってきたけど、どうやって保管しようかなあ。