園長です。
今日は久しぶりで岩手県まで妻と一緒にドライブに出掛けました。目的は「生うに丼」。岩手県洋野(ひろの)町では7月6~8日まで「生うに丼」が一杯1,500円で食べられるという新聞広告を見て、出掛けることにしたのです。生うには、高価なことで有名ですが、どんぶりにした生うには、他にたとえようがないくらい濃厚で美味な味がします。
洋野町種市の「はまなす亭」は東日本大震災の津波で場所を移動して開店していました。ここは「生うに丼」もさることながら、「ほやずくし」「ほやラーメン」「海鮮どんぶり」など三陸名産のほや、アワビ、うにをぜいたくに使った食事が呼び物になっています。妻は「生うに丼」(1,500円)、私は「ほやずくし」(2,000円)をたのみました。たっぷり生うにが載った丼は、さすがに三陸名産の期待を裏切らず、濃厚な味で妻は大満足のようでした。私は「ほやずくし」の前に「ほやラーメン」で露払い。ほやは生が一番と思っていましたが、熱を加えることで、味も濃くなり、舌触りも歯ごたえがあり、まるで肉を食べているようでした。「ほやずくし」は、「ほやの炊き込みご飯」「ほやの刺身」「ほや焼き」「ほやフライ」「ほやキムチ」「ほやのお吸い物」と八戸に住む私も知らない食べ方の料理を堪能しました。妻と生うに丼とほや飯を交換して食べながら、「おいしい」を連発してしまいました。今度東京からお客様が来た時には是非ここへ連れてきたいと思いました。私は「生うに丼」は別格としても、ほやのフライや焼きほやなど熱を加えたほや料理のおいしさにびっくりしました。
帰りは八木(やぎ)まで足を伸ばし、生のほやとヒラメの刺身を買い帰路につきました。ここのほやはまさに「海のパイナップル」のようにぷりぷりしていて食べ応え十分でした。これから三陸の海の幸が旬を迎えますが、今日の種市漁港を見る限り、災害復興はまだまだのようです。三陸の海の恵みを食べることで災害復興に貢献したいと思います。皆さんもぜひこれからの生うに、ほや、アワビ、若芽を食べて協力してください。お願いします。