園長です。
だんだんと日が短くなり、午後4時30分くらいには街路灯に灯がつくようになりました。これから1年で1番太陽を見る期間が少なくなります。とても悲しい気分です。
さて、今日の午前中、2歳児が園長室にどやどややってきて、「お菓子をくれなきゃ、いたずらしゅるぞ~。」と魔女や海賊の格好をして私たちを脅しに来ました。「いたずらされては大変、これで我慢して・・・。」と副園長。私の方には目もくれず、副園長から「あめ」をせしめていきました。そういえば街中では「ハロウィンフェスティバル」なるものが今週の土曜日に開催されるようです。魔女や妖精の姿に変装し、街中を荒らしまわるのだそうです。私はそもそも「ハロウィン」がなんだかよくわかりません。大きなカボチャの中身をくりぬいた「ランタン」には興味がありますが、バレンタインとハロウィンの違いもよくわかりません。とにかく、子供たちにお菓子をとられ、「ハッピーハロウイン」と答えればいいのだそうです。誰が考えたかわかりませんが、どう考えてもお菓子屋さんの景気復興にしか思えません。まあ、楽しければいいのでしょうか。でも、子供たちの変装はとても面白く、しっかり変身して楽しんでいたようです。
今月もあと1日。今年も残すところあと2か月しかありません。ここ数日、私はとても忙しい毎日を過ごしています。理由は3つあります。1つめは、26年度の指導監査の書類作り。2つめは、子ども子育て支援新制度に向けての準備。3つ目は、「あいさつ文書き」です。園舎新築、結婚式、研修会、各種会議の原稿など多種多様な書き物が私を襲ってきます。監査の書類はほぼできたのですが、2つめと3つ目はこれからが本番・・・。特に幼保連携型認定こども園を目指している当園では、「運営規定」や「1号認定の定員超過分の選考規定」などを作らなければなりません。様子がよくわからないうえに、様式も不明なので大変です。重要事項説明文も作らなくてはなりません。これについては、ホームページで検索、印刷、同意を得られるようにしたいと思っていますが、私の頭で解決できるのかどうか、とても心配です。最近では副園長と主任に任せることを思いついたのですが、説明するのに、これがまた一苦労。でも、説明しているうちに自分でも再確認でき、いい方法だと一人、ほくそえんでいます。それにしても、誰が考えた制度なのか、複雑にして難解。しかも怪奇。これまでの保育園経営では、考えられない要素がたくさんあります。特に「1号認定こども」と「満3歳児に到達した2歳児」の扱い。幼稚園の制度を継続したばかりに、難解この上ありません。それなのに、最近の情報では「幼稚園は認定こども園を選ばない」という。幼保一元化、幼保一体はこれまでも幼稚園側から騒いできたのに、いざとなれば、「移行しない」なんて・・・・。幼稚園の定員割れがわかるような気がします・・・。と書くといかにも幼稚園批判しているように見えますが、これほど難解な制度になれば、だれでも尻込みしてしまいます。私たちもとても悩んでいるのです。
そんな時、私はある研修会で聞いた講師の話を思い出すことにしています。
「強いから生き残れるわけではない。賢いから生き残れるわけでもない。環境の変化に対応したものだけが生き残る。」という言葉です。これは多分に、ダーウインの「進化論」を意識した言葉だと思いますが、とても分かりやすかったことは確かです。「今までの保育で何が悪い」と息巻いても、社会の情勢が変化しています。過去の歴史に学び、将来に備えるのが正しい選択だと思います。メリット、デメリットは多分にありますが、これからの日本の将来を担う子供たちをどう育てるのか、どんな日本にしたいのか、私たちの選択は日本の将来の選択でもあると思います。27年4月からは新しい形の保育がはじまります。過去の遺物にしがみついても過去に戻るわけではありません。未来を見つめて一歩足を踏み出したいと思います。それにしても、準備が大変だ。誰かなんとかしてくれ・・・・って言ってもだめか。自分で考え、自分で決める。わが園の保育方針は今の私にずしりと重く感じられます。