園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

幼児サッカー大会28

2016-06-16 16:26:56 | 日記

園長です。

 長期予報は「晴れ」だったのに、前日の予報は「曇り」。しかも降水確率10%。「雨男」とも「晴れ男」とも言われる園長だが、ここは神頼みしても雨は避けたい。八戸中心部は曇りながらも「生温かい気温」だったが、郊外にある南郷は少し肌寒く、今にも雨が落ちてきそうな黒い雲が沸き起こっていた。これがわが長坂チームの悪夢の始まりだった。

 開会式では無事に優勝旗を返還することができた。できれば帰りも持って帰りたいと密かに念じていたが、予選ブロックA組1回戦で早くも黄色の信号機が点滅した。相手は強豪南売市。練習試合では引き分け。最低でも引き分けで2戦目につなげたいと無い知恵を絞り、作戦を考えていたが、始まってすぐに1点取られ、浮足立ってしまった。長坂チームは一昨年秋から負けがない。昨年は練習試合も含め、引き分けはあるものの負けがなかった。長坂が負けるはずがない・・・と子供たちは思っていたに違いない。開始早々の失点は思いがけず、子供たちの焦りを生み出し、次々と襲言いかかる不運。10分間に3点も取られてしまった。気持ちを切り替え2回戦。ここで負ければ決勝トーナメントにはいけない。そのプレッシャーからか、キーパーのキックミスから思わぬ失点。早い時間だったので取り合えセルと思っていたが、今年の子供たちはなかなかボールが飛ばない。いいキックをしても相手の足にあたったり、味方に当たったりでゴールを奪えない。保護者の必死の応援もむなしく0-1で負けてしまった。相手は強豪藤覚だったから仕方がないと言えば仕方がないが、練習試合では互角以上の戦いをしていたので悔しい。その後しんごうと三条には勝ったが、後の祭り・・・。最近では思い出せないくらいの予選敗退。午後は3試合するものと思っていたのに2試合しかなく、予定が大きく狂ってしまった。それでも子供たちは必死に戦い、順位戦では最高の9位になった。ところが9位という成績はなく、8位までが入賞、9位以下は「敢闘賞」という名で順位はつかない。残念・・・。それにしてもこのブロックは強敵ばかりで大変だった。楽な試合は「しんごう」くらいであとは選手交代もままならないほど接戦の試合だった。できれば南売市と藤覚には引き分け、後の2試合で勝ち、得失点差で逃げ切る・・・というはかない期待もかなわなかった。この2強は結局決勝まで勝ち進み、優勝、準優勝に輝いた。素晴らしいチームでした。秋は戦力を鍛えるとともに、「くじ運」が強い保育士を抽選会に送り込もうと思っている。

 まあ、そんなわけでわが長坂チームにとっては残念な大会になったが、私が勝手に予想した「ベスト8」は見事6チームが的中した。その中でも注目したいのが「白鴎」。予想では前線むなしく予選敗退だったが、この1週間で見事大化けし予選3勝1敗。決勝トーナメントでも準決勝で優勝した藤覚に善戦。3位決定戦では虹の丘を1-0で破り、見事3位に輝いた。良く頑張ったと思う。一方、4位になった虹の丘は全くの予想外。Bブロックで2勝2引き分けで堂々と2位進出。これまでの戦いとは比べ物にならないくらい戦力が整っていた。福聚との試合を見たが、一進一退の好ゲーム。最後はPK戦になったが見事勝ち抜いた。これまでの悔しい気持ちが報われた一戦だったに違いない。これからは気を付けたいチームである。そのほかにも好チームがたくさんあったが、勝負は時の運、くじの運、ちょっとの違いでどっちに転ぶかわからない。そこがこの大会の面白いところ。小中野や城下もこのままでは終われないだろう。長坂も秋はくじ運を磨いて上位進出をうかがいたいと思います。私の願いとしては「初優勝」のチームが出てほしいと思いますが、「甘い。」という言葉が藤覚と南売市のあたりから聞こえてきそうです。

 とにかく、天気にも恵まれ、無事に大会を終了できたことは、スタッフの皆さんの協力と、バンラーレ八戸の皆さんのおかげだと思います。これからも末長いご支援をお願いしたいと思います。最後にたくさんの応援ありがとうございました。

コメント
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