園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

七五三

2021-11-15 12:56:16 | 日記

園長です。本日11月15日は「七五三」です。我が園では、七五三には園の氏神様(守り神)である「隅の観音」(すみのかんのん)様にお参りに行きます。2歳児は先週の金曜日にお参りしたようですが、本日は残りの全クラスの子が日ごろの感謝も込めてお参りをしてきました。この隅の観音は奥州糠部三十三観音の第12番札所にもなっています。建物は貧弱ですが、霊験あらたかな観音様です。普段は外側からしか見ることができませんが、この日はだけは特別に中へ入れてもらいます。10畳ほどの広さで奥にはご神体が祀られているようです。中は暗く、真ん中にろうそく、線香、お鈴が載った経台があり、まるで祈祷師が悪魔祓いをするような場面になっています。その場の雰囲気を感じてか、いつもおチャラけている子も真剣に祈っていました。この境内には大きな銀杏の木があり、ギンナンがたくさん落ちていました。「いい匂いがするぞ~」とふざけて子どもたちの目の前にギンナンの実をぶら下げ、匂いをかがせると「くさ~い」という声。「大丈夫新型コロナにはかかっていない」と安心させ、自然の不思議を感じた子ども達でした。毎年、お堂の中でお参りしているにもかかわらず、新しい発見をしました。なんと「えんぶりの烏帽子」が3頭祀られていました。昔はこの地区でもえんぶり組があり、その時の物だそうです。作りは立派でしたが、いかんせん老朽化が激しく、至る所痛んでいました。多分「ながえんぶり」だと思います。長えんぶりは動作が緩やかで趣があるえんぶりです。隣の「売市組」が長えんぶりで、どうやらいろいろ騒動があり売市えんぶり組に奪われた、といういわくがあるそうです。小さいお堂ですが、中身の濃い由緒ある隅の観音です。

11月13日(土) 今日は久しぶりの天気だったので、園庭や散歩など、どのクラスも戸外での活動を楽しんでいました。2歳児と3歳以上児の散歩チームは根城の広場へ出かけていました。昨日から根城の広場では『イチョウweek!』が始まり、19日まで本丸が無料開放されるそうです。大イチョウが見ごろを迎え、舞い落ちたイチョウの葉が一面に広がり、とてもきれいだったようで、お土産に持ち帰っている子が多くいました。クラスの活動にきれいなイチョウの絨毯ショットがあるのでぜひご覧ください。 さて今日の給食はミートソーススパゲティでした。みんな口の周りを真っ赤にしながら、おいしそうにほおばっていました!3歳以上児のデザートには、今シーズン初めてミカンが登場し冬の気配を感じました。月曜日は七五三のお参りで、隅ノ観音に行くクラスもあるので、上着を持って来て下さい。(若江)

11月12日(金) 今月も約半分が過ぎました。書類整備が忙しく、いくら時間があっても足りないくらいです。一番の原因は老化現象。次に提出書類の複雑化、煩雑化があると思います。年々書類が細かくなり、完成まで時間がかかり、子ども達とかかわる時間が少なくなっています。なるべく給食の時間には様子を見ることにしていますが、頭の中は複雑な書類のことが占めており、子どもたちの会話が弾まないことが多いです。きっと保護者の皆様が提出する書類も複雑極まるものになっていると思います。ほんと、どうにかならんものですかねえ。新しい市長さんにお願いしてみようかな。  さて、今日の給食は「豚肉の生姜焼き」でした。豚肉と玉葱の相性は抜群で大盛りにして食べていた子ども達でした。カミカミサラダは我が園の調理員が子ども達の顎を鍛えるために考案しました。サラダの中に「サキイカ」が入っているのが味噌です。昔は「するめ」を使っていましたが、さすがにするめは、おかずには不向きで、サキイカになったようです。昔、するめが歯に挟まり、歯医者さんに笑われたことがありましたが、最近はするめ自体を見ることが少なくなりました。イカの街・サバの街八戸は一体どこに行くのでしょうか。とても心配です。

11月11日(木) 一雨降るごとに寒くなっていく季節になりました。今日も一段と冷えていました。初氷もそんなに遠くない時期に見ることになりそうです。さて、今日は「炊き込みご飯」でした。マイタケを主材料に人参、牛蒡、鶏肉などが入っていました。子ども達は結構好きな子が多く、おかわりをたくさんしていました。寒くなると「おでん」がおいしくなります。我が園では、子ども達が食べやすいように小さめに刻んで煮込んでいます。子ども達が大好きな「たまご」は、ウズラの卵です。鶏の卵だと大きすぎるのと、ぼろぼろ黄身がこぼれるので食べやすいようです。みそ汁の具は今が旬の玉葱です。地元でも最近栽培されているようで産直でも時々見かけます。ほうれん草のお浸しは、人参やエノキも入れて食べやすく工夫していました。昔のほうれん草は「えぐみ」と「渋み」があり、なかなか喉を通らなかった記憶がありますが、最近は「これが法蓮草?」と思うような優しい味のものに進化しています。進化といえば「人参」や「セロリ」も昔ほど味を主張しなくなりました。その分栄養素も少なくなっているように思います。昔の野菜を今の子ども達は食べられるのでしょうか。少し試したい気分になります。

11月10日(水) 寒冷前線が通過したため、気温がぐんと低くなっています。満天星つつじの見事な朱色の葉っぱも少し色あせてきたようです。季節は晩秋から初冬に向け足早に駆け抜けていくようです。 今日はホッケの塩焼きと「すいとん」(八戸では「ひっつみ」という)がメニューでした。すいとんは久しぶりの登場だったような気がします。野菜がたっぷり入っていて、体も温まる寒い日にはうってつけのメニューです。また「蒲鉾と沢庵のマヨ和え」も保育園では人気です。何年か前、保護者の「試食会」で提供したところ「おいしい、作り方を教えて」とレシピが大人気でした。レシピまで必要がある一品とは思えないのですが、家庭の味が「袋の味」となった今は貴重な簡単料理として重宝しているようです。今日はこの後、「秋の歯科検診」が予定されています。歯磨きもしっかりして、検診の準備も万端なようです。

11月9日(火) 今日は朝から、3歳以上児の子ども達の、楽器を演奏する音が聞こえていました。「次は自分たちの番!」と、子ども達も張り切って練習しています。あと一か月後が楽しみですね。  今日の給食はスパムチャンプルー。スパムはあまり食べることがない家庭も多いかと思いますが、スパムの塩味が卵や豆腐、もやしと合っていて美味しかったです。金平ごぼうは定番の美味しさです。インゲンも入っていたので、「にがい~」と言っている子もいましたが、私はあまり感じることなく…。子どもの舌は繊細です!味噌汁の味噌は、今日も保育園の手作り味噌で、豆が少し粗目で食べ応えがありました。 今週は11月とは思えないくらい暖かく、考えてみたら霜が降りているのをまだ見ていないなあ。子ども達が冬の不思議(氷や霜など)と出会うのは、来週以降になるかもしれませんね!(松田)

11月8日(月)  土曜日の3歳未満児の発表会のご協力、ありがとうございました。たくさんの拍手をもらい大きな自信になったようです。特に2歳児は朝の挨拶まで大きな声になっていました。やはり保護者の声援、励まし、応援は子ども達には欠かせない要素だとしみじみ思いました。1が月後には3歳以上児の発表があります。こちらにも大きな応援をいただきたいと思います。 さて、今日の献立は鶏肉と薩摩芋の甘酢炒めでした。最近何となく「薩摩芋」の登場が多いような気がしますが、旬の食材なのでおいしくいただいています。引き昆布は水産の街「八戸」を代表する食材です。私も頭髪を気にして引き昆布を含めた昆布類、海産物を大目に摂取していますが、時すでに遅かったのか、改善の兆候は見えません。土曜日に柿もぎをしている写真を撮りましたが、私の頭部を後方から撮った写真は私の心を大きく傷つけるものでした。まさかあんなになっているなんて・・・。アロエの養毛剤も効き目は薄かったようです。ところで「りんご」がおいしくなりました。昨日、三戸町のはずれにある「新鮮組」という農産物直売所に行きましたが、リンゴやカブなど農産物が格安で売られていました。リンゴは青森県の特許産物に思われますが、最近の長野産「シナノスイート」や「シナノゴールド」などは青森の誇る「ふじ」や「王林」「トキ」と肩を並べるほどになりました。シナノゴールドを買いましたが、我が家の2歳の孫と競い合って食べています。(我が家の孫はフルーツに関しては少々うるさいのです。)

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