園長です。
朝、我が家の愛犬と散歩していると「カッコー カッコー」と鳴く声と「ホーホケキョ」となくうぐいすの鳴き声が聞こえるようになりました。鶯は4月の早い段階で聞こえていましたが、カッコーは先週あたりから聞こえだしました。カッコーは「托卵」というとてもずるがしこい習性があるようです。鶯の巣に勝手に入り込み、鶯の卵をはじき出し、代わりに自分の卵を産んでいくそうです。生まれるのはカッコーの方が早く、鶯の卵を巣の外に蹴りだし、巣の主になります。「少し変だなあ」と思いながらも鶯はせっせと餌を運び、カッコーを大きく育てます。鶯の親よりだいぶ大きいのですが、鶯は気が付きません。いい加減大きくなると挨拶もしないでカッコーは飛び立つようです。カッコーの親子は何で愛情を深めるのでしょうか。とても変わった鳥ですが、鳴き声は一級品です。高らかに「かっこー カッコー」と鳴く声は初夏を呼ぶ風物詩です。この声を聴く季節になると子ども達のサッカーが盛り上がります。今年はなかなか調子が出ない様子の長坂ですが、ちょっとの転機でがらりと変わるのが子どもの世界。良い方に転がってくれ、と祈りたくなる令和4年です。
さて、園庭の大型遊具ドリームワールドが老朽化のため廃棄することになりました。20年間子ども達には大人気でしたが、ねじが効かなくなったり木部の腐食が顕著になりました。何回か修理や塗装もしましたが、やはり年齢には勝てません。新園舎の前から使い込んでいたので思い入れはたくさんあります。新園舎とともに設置された「アラジンの城」は4歳以上児の人気が高いのですが、このドリームワールドは2歳後半から3歳児くらいの子に人気があります。また、幅の広い滑り台なので子ども同士手をつないで一緒に滑ったり、網のぼりが出来たり、子ども同士の隠れ家にもななっていました。新しい遊具は「キュボス」という八食センターの大型遊具と同じ会社で作られた優れものです。クライミング&トンネル、ツイン滑り台、ネット登り、くるくるポール、吊り橋登り、2階ベンチがついた「子どもの隠れ家」です。芝も少し毛並みが長いものにしました。先週土曜日に撤去しました。2週間ほど空き地になります。今週土曜日には盛り土を広げたり、人工芝の張替もします。来月のフットサル大会のころには新しい大型遊具で遊べることになります。子ども達の歓声が聞こえるようです。支援センターで遊びに来た方々にも利用できるようにしたいと思います。ご期待ください。
5月21日(土) 今朝は、運動会を知らせる狼煙があちこちで上がっていました。長坂保育園の卒園児が通う多くの小学校でも運動会が行われたようです。年長と年中の希望したお友だちは、江南小学校へ散歩に行き運動会を見学してきました。綱引きや玉入れ、リレーなどの競技を見る事ができたようで「みんな、がんばってた~」と、嬉しそうに帰ってきていました。引率した職員も、卒園児の頑張りを見ることができ喜んでいました。午前中は、さらに園庭でドリームワールドの解体が行われ、「なんでなくなるの」と子どもたちから寂しがる声が…。今日休みだったお友だちは、月曜日に来てビックリするかもしれません。6月には新しい遊具が設置される予定なので、楽しみにしていて下さい。さて、今日の給食はピザトーストでした。かぶりついて食べる姿がとても可愛らしく、思わずカメラのシャッターを多く押してしまいました。「玉ねぎとウインナーとピーマンが入ってる」と具を確認しながら食べているお友だちもいましたよ。子どもたちの苦手ないんげんはツナマヨで和えられていて、食べやすく味付けされていました。(若江)
5月20日(金) 早速、畑の苗に水をあげていた子ども達。「順番ね」「次は僕!」とじょうろを貸し借りしながら水をあげていました。今日は暑かったので、野菜の苗も嬉しかったと思います。 今日の給食は八宝菜。うずらの卵やエビ、白菜など、美味しい具材がたっぷり入っていました。「いっぱいです!」の子ども達が多かったのか、残念ながらおかわり分はなかったのですが、おいしそうに食べていました。ほうれん草の白和えは苦手な園児も多かったのですが、よく食べていましたよ。 明日は運動会の小学校が多いようです。暑くなりそうなので、お父さんお母さんも対策をとって、応援頑張りましょう!卒園児の子ども達もみんながんばれ~!チーム長坂で応援しています。(松田)
5月19日(木) 今日、大きいクラスの子ども達は午前と午後のチームに分かれて畑の苗を、近くのサンデーまで買いに行きました。相談して、今年はスイカにも挑戦するようです。畑が得意な職員は、「スイカの難易度は高いよ~!」といっていましたが、頑張って育ててみるとのことでした。売っているような大きなスイカにならないだろうなあと大人は想像できますが、子ども達は期待で胸がいっぱいです。子どもの夢を壊すような発言はしないように気を付けて、ちょくちょく畑をみながら観察していきたいと思います! さて、今日の給食は手作りの筍焼売でした。皮がくっついて、給食当番の子は盛り付けが大変だったようですが、「がんばった!」と言っていました。食べてみると筍の食感が楽しく、食べ応えがありました。チーズ納豆は人気で、小さいクラスの子ども達はいろんなところに納豆を付けながら食べていましたよ。日中たくさん遊んで、今日も食欲旺盛な子ども達でした。(松田)
5月18日(水) 天気の良い日は「外遊び」が定番です。今日も砂場や築山には子ども達が群がっています。今日は特別に「水」が用意され、泥んこ遊びに熱中です。手も足もおしりも真っ黒です。我が園の築山は「黒土」なので汚れ具合も半端ありません。一段落した後の手洗い場は大混雑。下着一丁になって体を洗ってもらっている子もいました。フレーベルは「人生で必要なことはすべて幼稚園の砂場で学んだ」と言いましたが、我が園の子ども達は「築山」で学んでいるようです。家庭での洗濯も大変だと思いますが、子どもの大切な成長の記録がそこにあるのです。汚れは洗濯できれいになりますが、子ども達の楽しい経験はいつまでも残ります。 さて、今日はホッケの塩焼きがメインでした。ホッケには2種類あります。「まほっけ」と「縞ホッケ」です。どちらもおいしいのですが、縞ホッケの方が魚体も大きく、脂も載っているようです。今日はその美味しい「縞ホッケ」の塩焼きでした。真ホッケの開いた一夜干しもいいのですが、食べ応えは断然縞ホッケが上です。青梗菜の煮浸しは人参や油揚げも入り栄養満点?でした。今日の味噌汁の具はジャガイモ、玉葱、わかめがはいって舌が安心する味でした。
5月17日(火) 今日は小児科健診があり、嘱託医の有吉忍先生が保育園に来て下さり、子ども達一人一人を診て頂きました。0,1歳児は泣いてしまう子も多くいましたが、年長になると誕生日を答えたり、しっかりと挨拶をしたり、成長に合わせた質問に答えていました。 さて、今日の給食は午後からの健診の為に、食べやすい麺類を調理員が考えてくれました。沢山の野菜や豚肉、ナルトが入ったタンメンはあっさり塩味で、子どもたちはつるつるパクパクと食べていました。春巻は”サクッ”と音とたてながら、「おいし~」と食べていました。胡瓜とパインの酢の物はパインを残して最後にデザートの様にして食べている子もいて、お好みの食べ方を楽しんでいましたよ。(若江)
5月16日(月) 新型コロナもだいぶ静かになってきました。昨年度の拡大期から子ども達の「給食当番」が自粛になっていましたが、やっと復活にこぎつけました。この給食当番は、あいさつ当番と我が園での特徴的な活動になっています。3歳児から年長まで一人づつ当番が変わります。3歳以上の全員が「誰かのために活動」します。自分以外のことで活動するのは子供たちの成長には欠かせないものです。ここで社会のルールや思いやり、忖度を身に付けます。今日の3歳児は今年度初めての活動で、少しぎこちない感じでしたが、デザートのバナナの配膳で「一個ですか二個ですか」と会話しながら頑張っていました。今日のメニューは皆が大好きな「酢豚」でした。ごろごろした豚肉に玉葱・人参・筍・ピーマンなどがたっぷり入っていました。味付けも丁度良い塩梅でもりもり食べていました。蓮根と春雨の胡麻マヨ和えは、結構人気でおかわりをする子がたくさんいました。5月も半ば、子ども達の動きも活動的になり、外でたくさん体を動かし、おいしい給食でエネルギー補給をしているようです。