園長です。
少子高齢化で子どもの出生数が減少しています。また新型コロナのせいで妊娠を控えた方もいるようで、昨年と今年は一段と生まれる子が少なくなりそうです。その上、少ない子ども達が「虐待」や「いじめ」で人生を途中でやめてしまう子も多くなったようです。そこで登場したのが「こども庁」の創設です。子どもに関わることは行政の壁を取り壊して対応しよう・・・という目的だそうです。総論には賛成しますが、個人的には「そううまくいくかな?」という感じがします。平成27年に「幼保一元化」を謳い鳴り物入りで作り上げた「認定こども園制度」ですが、一元化どころか三元化になってしまいました。本来は内閣府で一元化する予定でしたが、文科省と厚労省の線引きがうまくいかず、一丁目一番地の「保育園」と「幼稚園」が別々に残されてしまいました。そこに内閣府主幹の「認定こども園」が加わり、二元化から三元化になってい舞いました。このこども庁創設もはじめは22年度からということでしたが、国の調整がつかず23年度以降となりました。個人的には拙速は避けて、これから50年先、100年先の子ども達のことを考えて進めてもらいたいと思います。「義務教育の前倒し」騒動もありました。目先のことだけを見るのではなく、国家100年の計を見定めて考えてほしいと思います。幼児保育の無償化にしても3歳以上は無償で3歳未満は有償です。これは文科省が主導して行った「幼稚園救済制度」の何物でもありません。無償化を謳うのなら0歳から行うべきです。満3歳児入園も混乱の素です。保育園と幼稚園が保育も教育も同時に行うようになってほしいものです。伝統と歴史のある文部科学省の力は絶大です。「こども庁」には国民が納得する形の内容になってほしいと心から思います。私たちが困っている「書類の多さ」も一元化することで仕事量が減ることを期待します。同じような書類を何度も作るのはごめんです。保育教諭や幼稚園教諭は、子どもとかかわりたくてこの職業を選んだのです。子どもをほっぽり出して、「書類作り」に時間をかけるのは本末転倒と言わなければなりません。何かを増やしたら、何かをなくすようにしてほしいと思います。子ども達としっかり向き合うことでこれからの保育・教育は変わっていくのだと思います。保育士を学校の教師みたいにしないでほしい。書類で保育施設を縛らないで。保育士に余裕がなければよい保育はできません。今年中に保育士の賃金が3%上がるようですが、書類を減らすことで賃金アップを考えられないのでしょうか。余計な書類や調査を止めることでみんなが幸せになると思うのですが・・・。
11月20日(土) 今日は昨日とは気温が全然違い、寒い一日でしたね。 さて、今日の給食はジャムサンド!サンドイッチは子ども達に人気で、イチゴジャムがはさんでありました。グラタンも人気で、おかわりが進んでいましたよ。一方、少し進みが良くなかったのがスープとサラダでした。でも、「苦手だけど食べるよ!みてて!」と、頑張って食べる姿も見られましたよ。頑張って食べた後は、大好きなサンドイッチやグラタンをおかわりしていました。 少しずつ、咳・鼻水・発熱症状の子ども達が増えてきました。この時期はどうしても体調不良の子が多くなるのですが、手洗い・うがい・消毒をしっかりしましょうね!(松田)
11月19日(木) 今日は11月の誕生会でした。11月生まれのお友だちはすいへいさんになって登場!詳しくはかわら版をご覧ください♪ 今日は誕生日メニューでごちそうでした。1歳児クラスに行くと、「おにくおいし~」とおいしそうに食べている姿がありました。唐揚げはどこのクラスにも人気でした。ポテトも「おいしいからおかわりしたよ」と嬉しそうに教えてくれました。ピリ辛スープは辛くなくて、野菜やお肉のうまみがたっぷりで美味しいスープでした。大きいクラスの子どもたちに人気だったのは意外にも「レモン」で、12個食べたという子もいました。(小さく切ったレモンなのでご安心ください)唐揚げだったので、口の中がすっきりして良かったのかもしれません。韓国風海苔巻きは、小さいクラスでは食べやすいように炊き込みご飯のおにぎりに変更になっていましたが、大きいクラスの子どもたちはおいしそうに食べていましたよ。 今日の誕生会では、先日結婚した亮太郎先生のお祝いもしました。ブーケトスもしたのですが、その結末に子どもも職員も大笑いでした。ぜひ子どもたちにどうなったのか聞いてみて下さいね。(松田)
11月18日(木) 長坂保育園では火曜日に4か月から1歳位までのお子さんを対象とした「ねっこリトル」。木曜日に1歳以上のお子さんを対象とした「ねっこジュニア」の地域子育て支援センターを行っています。今日は「ねっこジュニア」の試食会で、給食のメニューが一口サイズで提供されました。調理員がレシピを紹介したり、食事の悩みに答えたりしていました。豚肉と厚揚げの味噌炒めは、インゲンの代わりに豆苗を使用してもいい事など、代替えレシピも紹介していたようです。ブロッコリーも、家庭ではそのまま食べる事が多いですが、卵やカニカマと和える事でとても食べやすく彩も良くなります。緑・赤・黄色とクリスマスカラーなので、クリスマスに作ってみてはいかがでしょうか?子どもたちにも人気のメニューなので、大盛で食べている子が多くいました!(若江)
11月17日(水) 今日は玄関の秋の飾りをしまおうと、朝から修子先生が飾りのカボチャなどを拭いてくれていました。すると、「みてみて~」と笑い声が。指さした先をみると、発泡スチロールのカボチャにくっきり歯形が・・・。本物そっくりのカボチャだったので、こっそり味見をした子がいたのです。今となっては誰が味見をしたのかは分かりませんが、さぞ残念だっただろうなと子どもの気持になってしまいました。そして、その味見をした誰かを想像して、クスっとしてしまった朝でした。 さて、今日の給食はみんな大好きおにぎりの日!発表会が近いこともあって、おにぎりにのりで楽譜をかいてくれたお母さんもいました。手先の器用さに脱帽です!すごい!納豆の野菜和えはツルツル進んでいましたよ。野菜も納豆と和えると子ども達の食の進みが良くなります。鱈のパン粉焼きはぱさっとした食感がちょっと苦手という子も何人かいましたが、おおむね美味しそうに食べていました。 今日は大きいクラスのお友だちが初めて衣装を着ての練習でした。衣装や登園のご協力ありがとうございます。発表会まであと少し!お楽しみに♪(松田)
11月16日(火) 今日は、年長組が根城小学校へ「学校見学」に行ってきました。校長先生の話を聞き、先輩たちの授業風景を見て、来年4月からの入学に期待を新たにしたようです。今の時期各小学校の「就学児健診」が盛んですが、最近は細かいところまで見ているようで、質問や問い合わせの電話がたまにあります。小学校は義務教育なので学校生活を乱されると困るのでしょうが、保育園時代は自由気ままにさせてあげたい気がします。昔はもっとおおらかだったような気がします。この私でも学校に行くのが楽しみだったのですから・・・(ちなみに当時、給食はまだありませんでした。) さて、今日はラーメンでした。それも「五目あんかけ」が載ったボリュウム満点の内容です。あんかけには豚肉を始め、白菜、人参、きくらげ、ナルトなど体に良い食べ物がたくさん入っていました。イカ天とトマトのマリネは素材を生かした一品でした。麺類は子ども達が大好きなメニューです。おかわりも十分用意されていましたが、結構早めに無くなってしまったようです。午後のおやつは「ゆかりのおにぎり」が用意されているようです。
11月15日(月) 今日は七五三。毎年、この日は「隅の観音」(すみのかんのん)へお参りに行きます。例年だと霜が降りたり、雪がちらついたりすることが多いのですが、今年は暖冬のためか、温かくはないですが、そんなに寒いとは感じない日になりました。いつもは外側だけでのお参りですが、七五三の時だけはお堂の中に入れてもらいます。毎年入っているのもかかわらず、入るときには少し緊張します。普段の生活とは少し雰囲気が違う「非日常」がそこにはあります。薄暗いお堂の中で静かに手を合わせ、これまでの健康に感謝します。子ども達も神妙な顔つきで手を合わせています。「畏怖」という言葉がぴったりな場所です。我が園の守り神でもある隅の観音、子ども達をいつまでも見守ってほしいと思います。 さて、今日のメニューは「麻婆茄子」と「薩摩芋と胡瓜の胡麻和え」でした。麻婆茄子は茄子にシイタケ、ピーマン、筍に豚肉が絡みとてもおいしく出来上がっていました。私はこの中に「ご飯」を入れてリゾット風にして食べるのも好きです。サツマイモと胡瓜は意外に相性が良く、それぞれの特徴を良く生かしています。そこに人参の橙色が映えて見た目にもおいしい一品になっていました。今日は、隅の観音様から千歳あめならぬお菓子の詰め合わせをいただき、にこにこの子ども達でした。
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