園長です。
今日は、年に一回の「食育まつり」。保育園で採れた野菜も利用しながら秋の味覚を堪能しました。肉、野菜、魚を炭火で焼き、キノコ汁は子どもたちが作りました。園庭のあけびも紫色に色づき職員が収穫しました。
アケビをどうやって食べようかとレシピを研究中です。サツマイモのようなアケビに園児たちもびっくりのようでした。
ランチルームでは私が採ってきたきのこ(シャカシメジ)を含めて、ホンシメジ、なめこ、舞茸などや人参、牛蒡、高野豆腐などを調理員の指導の下、上手に切ってキノコ汁を作っていました。
大きなマイタケやこどもたちが近くの神社で採ったナラタケなど8種類のキノコが入っていました。
包丁は危ないので特に注意したようです。我が園では危ないからやらないのではなく、危険だから注意して行うようにしています。包丁やマッチは特に何回も予行練習してから実践します。包丁やナイフは小さいころから慣れていないと必要な時に使うことができません。二十歳になったら急に使える‥ことは絶対ないのです。幼児期に体験したことは大人になっても忘れないものです。
外では、副園長と亮太郎先生が炭火で焼き物に悪戦苦闘していました。牛肉カルビ、ソーセージ、サバ、イカの一夜干し、ホッケなど煙に巻かれて子どもたちの声援を受けていました。
興味深々な子供たちは団扇をあおぎながら焼きあがるのをじっと見つめていました。家族でやったバーベキューを思い出していたのかもしれません。
焼きあがったものは「肉コース」
牛肉カルビとピーマン、キャベツ、かぼちゃ、玉葱、おくら、なすが並んでいました。
「魚コース」
棒付きソーセージ、ほっけ、サバ、一夜干しイカ、良く焼けていました。イカ焼きの足は特に美味しいだよなあ。
これらの料理が並んでいるテーブルをセミバイキングで自分の食べたいもの、食べられる量を自己申告して食器に持ってもらいます。今日から秋田の大潟村から直送してもらっている「特別栽培米あきたこまち」の新米が炊きあがっていました。味にうるさい調理員が「これはおいしい」とお墨付きのご飯になりました。「この新米で塩結びにすればおいしいだろうなあ」と独り言を言っていたら私の分がしっかり塩結びになっていました。なんて気が利く調理員でしょう。
外で行うセミバイキングもいいものです。そうそう、今日は胡瓜と味噌が付いていました。この味噌は自家製で調理員と子どもたちが協働で作りました。その名も「自家製長坂味噌」。少し塩味を控えて食べやすくなっています。生の胡瓜にこの味噌をつけて食べると最高です。あまりいっぱい作れませんがこれから先の味噌汁にも使用される予定です。
3歳児はテーブルをウッドデッキに並べて気分よく食事です。子どもたちが一番最初に食べたのは「棒付きソーセージ」でした。やはりフォークなしで食べやすかったのでしょう。
4歳以上児は、シートを敷いて遠足気分です。おかわり自由なので、たくさん食べてほしいと思います。最近の子どもたちは「魚嫌いが多い」と聞きますが我が園の子どもたちは魚が大好きです。例年だと「せんべい焼き」もするのですが、今年はうっちゃんみかちゃんのミニコンサートの時に行ったので、省いたようです。毎年行われる食育まつりですが、私は最悪の状態でした。坐骨神経痛が大暴れしていて、山に行くことができず、キノコの種類が減ってしまいました。いつもは「ハツタケ、アミタケ、コムラサキシメジ」なども入っています。「これ何きのこ?」との質問に「毒キノコ」と答えるとこの毒キノコおいしいね、と言っていた子どもたちです。たまに家に帰ってお母さんに「今日の毒キノコおいしかったよ」と言って、翌日園長が呼び出され「どんな毒キノコ食べさせたんですか」と言われたことがありました。口は災いのもと・・・しっかり心にとどめておきたいと思います。 今日の食育まつり大成功の巻でした。
10月14日(土) 昨日の食育まつりがよほど楽しかったらしく、「今日もお外で食べるの?」という声がありましたが、残念、今日はランチルームでの食事です。近くの小学校の音楽会があるのでいつもより登園は少なめでした。天気は良いし、風もなく本当に外で食事をするには最高の天気でした。 さて、そんな土曜日でしたが、給食になると俄然元気になる子どもたちです。今日のメニューは「チャーハン」「棒棒鶏サラダ」「わかめスープ」でした。「きょうのごはんおいし~」とチャーハンをもりもり食べていました。保育士から「今日もおいしいでしょう」と発言を訂正されていましたが、ベーコンと卵が良く調和し、味も薄味で本当においしく思いました。バンバンジーサラダを見て、「これ何のお肉?」と聞かれて「鶏だよ、借金鶏というんだよ」というと首をかしげていました。私の冗談は、もう死語になったようです。「いつもニコニコ現金払い」で育った私には、辛い世の中になりました。おっと、給食の話、わかめスープには、わかめ、豆腐、こともあろうに薩摩芋が入っていました。園児の一人が「これ味がない」と言っていましたが、塩分控えめを確実に実行している調理員に拍手です。青森県民の寿命を考え、子どもたちの健康を守る調理員も大変です。子どもたちはそんな職員に守られて毎日おいしい給食を食べているのです。
10月13日(金) 待ちに待った食育の日。子どもたちは「キノコ汁」の具材を切ったり、移動ランチルームの準備を手伝ったり、朝から大忙し。園庭では副園長と亮太郎先生が炭火で牛カルビやサバ、イカの一夜干し、ソーセージなどを汗をかきながら焼いてくれました。野菜はピーマン、オクラ、キャベツ、もやし、玉葱、胡瓜など保育園で採れたものも入っていました。極め付きは秋田大潟村から直送された新米の「特別栽培米あきたこまち」。調理員も「これはおいしい」とお墨付き。それに保育園の子どもたちが調理員と一緒に作った「自家製長坂味噌」。これは塩味を抑えた高級品に仕上がっていました。生の胡瓜との相性は最高でした。そのほかに私がや山で採ったシャカシメジやホンシメジ、極めつけは「マイタケ」(私が採ったものではありません)、それに人参、牛蒡、高野豆腐、糸コンニャクなどが入った「キノコ汁」。今日は何も言うことなし。おいしい給食でした。調理員の大活躍には頭が下がります。とてもおいしくいただきました。(関連記事・園長のつぶやき)
10月12日(木) いよいよ明日は「食育祭り」。子どもたちは野菜やキノコを調達しに、いくつかのグループに分かれて活動していました。キノコ調達係の子が近くの神社に行きましたが、ビニール袋は食べられないキノコばかり。よ~く調べて見たら「ナラタケ」と「イグチ」が少しありました。子どもたちと15分くらいキノコ図鑑を見ながら検討した結果、明日のキノコ汁に投入することに決めました。中には食毒不明の「ザラエノハラタケ」が大量にありましたが、食べる勇気がないので子どもたちに断って捨てました。私も行きたかったのですが「坐骨神経痛」が暴れて、行けませんでした。残念。 さて、今日は「長崎ちゃんぽん」でした。子どもたちの大好きな麺類です。具がたくさんあり肉やコーンなどお椀の中を探して食べている子もいました。いつもより量が少し少ないので、おやつは「味噌おにぎり」だそうです。味噌は子どもたちで作った「自家製長坂味噌」です。明日の食育祭りにも登場する予定です。秋の味覚がたっぷり入った食育祭り、子どもたちの出番もたくさんありそうです。楽しみです。
10月11日(水) 今日は根城小学校の音楽会の予行練習に年長組の園児と一緒に参加してきました。1年生のお友だちは、すぐに探す事が出来ましたが、学年が上がるにつれて探せなくなり、すっかり大きくなった卒園児の姿に驚きと喜びを感じてきました。最後には校長先生の伴奏に合わせ、小学生と参加していた他園の園児と一緒にトトロの「さんぽ」をみんなで大合唱して、音楽会を満喫してきました。小学生の皆さんには、今週末の本番も頑張ってほしいと思います。小学校からの帰り道「おなかがすいた~」と言う子どもたちに、「今日の給食はハンバーグだよ」と伝えると「イェ~イ!」と歓声が。行きよりも速い足取りで歩いていました。たっぷりとかかったデミグラスソースを絡めながら「おいしい!」と口いっぱいに食べていましたよ。『白菜の煮びたし』はあっさりとした味付けで、人参や万能ねぎなども入り彩りが鮮やかでした。おにぎりも大きく口を開けかぶりつき、美味しそうに食べていましたよ。(若江)
10月10日(火) 以前は10月10日と言えば「体育の日」でした。東京オリンピックがひらかれた日にちなんで命名された日でしたが、歴史が変わり「スポーツの日」となり10月の第2日曜日になりました。我が園の職員が結婚するとき「体育の日」ならば忘れないだろうということでこの日に合わせて結婚式を挙げたのですが、意に諮らんや国民の休日が変わり、結婚記念日で亡くなりました。残念。でも今日はお祝いするそうです。おめでとう。 さて、今日は皆が大好きな「ハヤシライス」でした。カメラを持ってランチルームに駆けつけると、もう、おかわりをしている3歳児がいました(我が園のランチルームには全員収容できないので、クラスごとや食べたい子の順に食べることにしています。)。カレーの日やハヤシライスの日は子どもたちがランチルームに集まるのがとても早いです。ランチルームのテーブルの上には、園庭で咲いている「金木犀」が飾ってあり、秋の雰囲気を醸し出していました。にら玉スープも人気があります。食欲の秋、スポーツの秋、あとはお勉強の秋・・・と行きたいものですが・・・どうでしょう。
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