園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

スピードラーニング

2014-02-03 17:21:05 | 日記

園長です。

 英語教育が話題になっています。小学校入学前に英語塾に通わせている家庭が16%くらいあるそうです(都会では)。地方での割合は出ていませんでしたが、家庭の給与格差に問題もあるようです。私は、英語が嫌いです。大学まで学校に16年通い、そのうち英語は10年習いました。10年の英語教育の結果は、自分でも嘆きたくなるような散々な結果です。中学の時に、英語の先生が頻繁に変わり、興味が持てなくなったのが主な原因ですが、英語自体が体に合わなかったようです。あれでよく大学に入れたなあ、というくらい英語はわかりません。

 大学の受験の時に、東京のとある有名私立大学を受験したときのことです。当時は私立大学は3科目の試験でした。国語、社会、英語(外国語)です。1時間目の国語は約8割できたと思います。2時間目の社会は、得意な地理でした。自分で言うのもなんですがほとんどわかりました。自分では余裕で95点はとったと今でも思っています。問題は3時間目。私は、問題はわかるものから説いていく主義だったので、名前を書いて、1問めから読んでいきました・・・もとい・・眺めていきました。なんと問題そのものがわからない。一応最後まで目を通したのですが、書いたのは名前だけ・・・。問題のいたるところに( )がありましたが、何が何やら・・・。とにかく「THAT]だけを書いていました。自己採点でも「0点」確実。結果は見事・・・不合格。

 中学の時に、担任から言われました。「5段階評定で2が1個でもあればお前の志望校は無理だ。」と。お涙も頂戴しながらなんとか「3」と「4」をもらいランクを一つ下げて高校に合格しました。高校に入ると野球が忙しく、勉強も手につかないくらいでしたが、試験だけは受けました。1年の最後の通信簿には英語が「2」になっていました。実は、わが母校八戸北高校は、進学校の端くれで、八〇高校に追いつけ追い超せと先生方が叱咤激励し合っていたのです。1時限が65分授業。中学までは50分授業だったので、長い長い、一度寝て起きてもまだ授業が終わっていないという・・・恐ろしい学校だったのです(入学してからわかった)。しかも、英語と数学に力を入れていたので、試験は200点満点。私の親は、最後まで「うちの息子は英語と数学が得意だ。」と思っていたらしく、3年の三者面談の時に冷や汗をかいた記憶があります。それまで点数は70点から80点が多かったので、英語と数学ができると思っていたらしい。200点満点の・・・。自慢ではありませんが3年間に1度だけ数学で120点取りました。親にどう説明したらいいのか本当に困りました。でも学校の成績はこんなものでしたが、実力試験となれば勉強しなくても結構いい成績をとっていました。もともと頭はいいですから・・・英語と数学と物理と化学を除いて・・・。

 てなわけで、数字とアルファベットにはからっきし弱いのですが、本題に入りましょう。最近よくテレビのコマーシャルで「スピードラーニング」という英語の教材の宣伝をしているが、聞きながすだけで英語ができるようになるとは、私には信じられません。もし、本当に宣伝通りだったら・・・阿部総理に提案します。政府で教材全部買い上げて、一定期間全国の中学生に配布してほしい。効果は個人差があるようだが、柔らかい中学生の頭なら6か月くらい聞き流すくらいで英語が自然にわかるようになるだろう。本当は私が試してみたいのだが、日本語もろくにつかえていないので、これから日本語を勉強するため、時間がないのです。どうです阿部総理、この話に乗ってみませんか。画期的な英語革命になること間違いなし・・・と思うのですが。

コメント
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