園長です。
本日は、「親子バス遠足」でした。行き先は「青森県立三沢航空科学館」。前日までの天気予報は「晴れ時々曇り」。朝起きてみると、まさに遠足日和。さわやかな風と共に初夏の香りのする朝でした。予想気温は「28度」。お肌のお手入れが気になる気温です。私も一応「日焼け止めクリーム」をサイドバックに忍ばせ暑さ対策を講じました。3歳以上児とその家族、総勢・・・いっぱい。申し込みが多かったので当初の予定より1台多い大型バス5台になりました。わが園の遠足は、子供一人に大人が2人以上、プラス兄弟児が参加するのでとても賑やかです。出発前の園長のあいさつ・・・「私が晴れ男の園長です。」子供たちから大きな拍手をもらい、「さすが晴れ男の園長、快晴です。」と保護者からもお褒めの言葉・・・・今日は絶対雨は降らない。そんな自信がありました。
航空科学館に着くと、風は少し強かったのですが、まずまずの天気。このままで帰りまで持ってくれよ・・・という期待は、1時間後には暗雲とともに吹き飛んでしまいました。午前11時30分、園内の広場に展示してあるヘリコプターや飛行機、ジェット機の見学をし備え付けの遊具で遊んだあと、そろそろお弁当かなと思っていたら、ポツリ、ポツリと雨音が・・・。そのうちはっきりとし見えるくらいの雨粒が落ちてきました。降雨予想0%はどこのテレビ局だったのか。大急ぎで雨バージョンに切り替え、「館内の倉庫」へ避難です。ここは有料になっており、一人団体料金大人410円。急きょ父母の会会長に相談し全員分の入館料の承認をもらい、館内へ。倉庫の中は冷たく寒い。倉庫は仕切られており、仕切りの中には十和田湖で発見された「ゼロ戦」が展示されていました。
そんなこんなで、三沢航空科学館は3度目の遠足ですが、うち2階は「雨」にたたれました。晴れ男の私とはあまり相性が良くないようです。前回も突然の雨で大出費でした。それでも久しぶりに館内の展示を見たり、体験したりしましたが、さすが県立、見ごたえがありました。途中からの入場にもかかわらず、十分堪能できました。「科学」に興味関心を持つにはうってつけの場所だと思います。もう少し近ければもっと利用するのになあと残念な気持ちになりました。保護者からも「良かった」という感想をいただき一安心した園長でしたが、倉庫内のお弁当の時間に、子供たちが次々私の所へ来ては「雨男?」と言われたことには、少し気分が落ち込みましたが、私の反論として「私よりも強力な雨女がいる。」という言葉に職員から「私ではありません」合唱が上がり、やはり「雨女はいる」と確信した園長でした。まずは、熊にも襲われず、「しつけのために置いておかれる子」もなく、全員無事に帰ってこられたことに感謝したいと思います。ご苦労様でした。