自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

銀河英雄伝説 その2

2005-01-09 | 銀河英雄伝説
「銀河英雄伝説」は、とにかく出演者があまりにも多く、中には大御所と言われる方達も多い。私は主に、悟朗さんがご出演の部分を集中して拝見したのだが、一度二話連続で拝見していたら、(60話と61話)皆さんの直接対話はなかったが、納谷悟朗、家弓家正、羽佐間道夫、山内雅人の皆さんがまとまってご出演になっていて驚きました。(笑)

リップシュタットの辺りでの、小林修氏とのシーンはすごく良かったです。
しかも井上真樹夫氏のオマケ付き。(笑)
富山敬氏や青野武氏、神谷明氏等が一緒に出てくるあたりは、別の意味でも楽しかった。富山氏と仲村秀生氏のシーンがあったのは、結構感動しました。(笑)
小林清志氏と仁内達之氏がつるんでいらっしゃいましたが、お二人で渋かった。(笑)
家弓氏と肝付氏のコンビもヨカッタです。中村正氏も良かったですね!
あとは羽佐間氏のキャラ、カッコ良すぎませんでしたか???(笑)

キャラとしては、悟朗さんは別格として、私が好きだったのは帝国の双璧、ロイエンタール、ミッターマイヤーの二人。(若本規夫&森功至の両氏)
あとは野田圭一氏のビッテンフェルト。
冷静な人物が多い中、かなりワイルドで短気な彼が逆に魅力的だった。

ストーリー自体は、全体に歴史上のドキュメンタリー(のドラマ化?)に近い感じで話が進められており、私の印象としては「広く浅く」と言う感じがした。
メルカッツ提督にしても、娘がいるらしい事ぐらいしかわからない。
リップシュタット戦役で、不本意ながら貴族連合軍の司令官になった後も、また亡命先の同盟でも、一度も家族の事を口にしていない。
恐らく終生、再会は不可能と思われる家族の事を思わなかったはずはないと思うのだが、そういう細かい部分までは掘り下げられていない。
基本的にすべてがその調子で、沢山の人間が淡々と生き、死んでいく。(登場人物が多く、一人一人を細かく描写するのが無理なのは、重々承知しております。笑)
最初はそいういう所が少し物足りなく感じたのだが、今はそのアプローチを逆にスゴイと思っている。当座の人間にとって、どんなに悲しい事、嬉しい事も、歴史的に観れば、また他人から観れば、それは時間の流れの中にある一点にしか過ぎないのであり、こういう話の進め方もまた正解と言う気がしたのだ。元々これは「銀河の歴史」なのだから。
そして、それだからこそ、細かい部分は見る側各々が、想像の翼を広げる事の出来る余地を残している。

シュナイダー君は、遺品を持ってオーディーンへ行き、提督の家族に会えたのでしょうか??メルカッツのお嬢さんを拝見してみたかったです。(笑)

鬼籍に入られたキャストの方も多く、拝見していて感慨深い。
全体的にあっさりした感を持ったものの、メルカッツ提督が戦死する所、やっぱり泣けました。
あと難を言えば、全体的に流血が多い事でしょうか。
白兵戦で、斧を振り回すの、辞めて欲しかった。(苦笑)
ローゼンリッター自体はカッコイイのですが・・・。

キャストが多すぎる為、主な方のみ(単に自分の好みも入っているかも。笑)

堀川亮、広中雅志、塩沢兼人、若本規夫、森功至、野田圭一、土師孝也、速水奨、
玄田哲章、堀勝之祐、池田秀一、堀内賢雄、水島裕、岡部政明、石丸博也、
田中亮一、富山敬、佐々木望、キートン山田、羽佐間道夫、納谷悟朗、目黒裕一、
青野武、中尾隆聖、神谷明、難波圭一、小杉十郎太、鈴置洋孝、古川登志夫、
井上和彦、富田耕生、内海賢二、大塚明夫、小林修、小林清志、中村正、田中信夫、家弓家正、仁内雅之、山内雅人、寺島幹夫、宮内幸平、井上真樹夫、二又一成、
柴田秀勝、安原義人、緒方賢一、仲村秀生、肝付兼太、銀河万丈 他。
ナレーション:屋良有作
弟の納谷六朗氏も少しご出演になっていらっしゃいます。
お名前が書ききれなかった皆様、本当に済みません。でも全部書くのは無理です。(笑)


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銀河英雄伝説 その3

2005-01-09 | 銀河英雄伝説
おまけ!名言集???
メルカッツ提督のお言葉は見かけるので、私は趣向を変えて、他のキャラによるメルカッツ提督に関するコメントを集めてみました。
キャラを知る上で少しは参考にして頂けるかもしれません???

リップシュタットの密約(18話)
「厄介な事になりましたな。メルカッツ提督とは・・・」(ミッターマイヤー/森功至)
「実績、人望、共に豊かな老練の名将ですか」(ワーレン/岡部政明)

勇気と忠誠(22話)
「以前と違って行動に粘りと統一性が見られる様になりましたが」
(レッケンドルフ/安宅誠)
「いよいよか。・・・恐らくメルカッツが前線に出て来たのだ」(ロイエンタール/若本規夫)

「メルカッツ提督は閣下がお生まれになる前から軍人として名声のあった人物です。」
(オーベルシュタイン/塩沢兼人)
「メルカッツも伊達に年は食っていないな。達者なものだ。」(ラインハルト/堀川亮)

黄金樹は倒れた(23話)
「わたしくの上官は閣下お一人と決めております。」(シュナイダー/目黒裕一)

*こんな事を言えるシュナイダー君が羨ましいです!!!!!(笑)

誰がための勝利(24話)
「私はメルカッツ提督を信じる事にする。そして私の力の及ぶ限り、その権利を擁護する。・・・帝国の宿将と言われた人が私を頼ってくれるというのだから、それに報いなければなるまい。」
「良い部下をお持ちの様ですね。」
(ヤン/富山敬)

矢は放たれた(38話)
「わかっている。誰もメルカッツ提督が御自分で売り込まれたなどとは思っていないさ。
私がレムシャイド伯とやらでも、メルカッツ提督に軍務尚書の座を提供するだろう。
他の候補など考えられない。」(ヤン/富山敬)
「同感ですな。」(シェーンコップ/羽佐間道夫)

回廊の戦い(前)(79話)
「この戦法。メルカッツ提督か。よろしい。本懐である。」(ファーレンハイト/速水奨)

回廊の戦い(中)(80話)
「全宇宙で俺に勝ちうる傭兵家と言えば、マイン・カイザーとヤン・ウェンリーとメルカッツとそして卿がいるだけなのにな。」(ロイエンタール/若本規夫)

(注)「銀河英雄伝説」に関しては、うさこ様に大変お世話になりました。
いつまでもキャラの名前が覚えられず(特に帝国)出演者のお名前で話続ける私に、根気良く、また丁寧にいろいろご説明下さいました。本当にありがとう御座いました。

原作:田中芳樹(徳間書店)

なおゲーム版の「銀河英雄伝説」にもメルカッツ提督役でご出演になっているそうです。
例によってゲームの事は良くわかりません。

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銀河英雄伝説 その1

2005-01-09 | 銀河英雄伝説
「銀河英雄伝説」(注)(1988年?~)
役名:ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ (帝国/同盟)

悟朗さんは、セリフが特別多いという訳ではありませんが、それなりにご出演になっています。 
御参考の為に、御出演エピソードのリストをアップします。(全110話中31話にご出演)

1話 永遠の夜の中で
2話 アスターテ会戦
18話 リップシュタットの密約
20話 流血の宇宙
22話 勇気と忠誠
23話 黄金樹は倒れた
24話 誰がための勝利
27話 初陣 (これのクレジットにお名前が載っていません!!!)
33話 要塞対要塞
34話 帰還
35話 決意と野心と
38話 矢は放たれた
49話 闇が深くなるのは
50話 連戦
51話 バーミリオンの死闘(前編)
52話 バーミリオンの死闘(後編)
53話 急転
55話 儀式から再び幕は上がり・・・
60話 魔術師捕らわる
64話 休暇は終わりぬ
70話 蕩児たちの帰宅
77話 風は回廊へ
78話 春の嵐
79話 回廊の戦い(前編)~常勝と不敗と
80話 回廊の戦い(中編)~万華鏡(カイドレスコープ)
81話 回廊の戦い(後編)~大親征の終幕
84話 失意の凱旋
92話 ウルヴァシー事件
101話 動乱への誘い
107話 深紅の星路
108話 美姫は血を欲す

劇場版「新たなる戦いの序曲」にも登場されています。

自分の意思に関係なく運命に翻弄されながらも、いつも冷静に武人としての人生を生き抜いた名将メルカッツ提督を熱演。いつも丁寧で、しかも裏のない人格者を好演された。
静かながらその存在感は圧巻。悟朗さんの抑えた演技が、カッコ良かったです。

一つ特筆なのは、メルカッツ提督と言う方は、どう見てもチャールズ・ブロンソンにそっくりで(ブロンソンをちょっと上品にした感じ?笑)良くぞ悟朗さんに配役して下さいました。
本来なら大塚周夫氏だったとしても、全く不思議ではないと言うぐらい似ています。
どちら様か存じませんが、キャスティング担当の方、本当にありがとう御座いました!!(笑)

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