自称納谷悟朗後援会日誌

ファン歴50年の自称後援会長が、納谷悟朗さんの作品をご紹介しています。

ザ・テレビジョン スターこきおろし

2005-03-30 | 持ち役吹き替え
ザ・テレビジョン (1979年4月13日) 東京12 テレビ東京 90分
「ディーン・マーチンのスターこきおろし大会」(日本語版の正確なタイトル不明)
ハリウッド大物スター総登場No.3 「D・マーチン こきおろし大会」
Dean Martin Celebrity Roast
役名:ジョン・ウェイン

<2016年9月8日追記>
番組の正確なタイトルと日本での放送日を教えて頂きました。
本当にどうも有難う御座いました。
(資料: 飛行鬼様、「ザ・テレビジョン」をお調べ下さった方)


こきおろし大会でのジョン・ウェイン(納谷悟朗)
写真を追加しました。(2012年5月18日)

これも東京12チャンネルのもの凄い番組の一つです。(注1)
金曜日の夜10時半から90分枠の「ザ・テレビジョン」で放送されたバラエティ・ショーです。
ディーン・マーチン司会のスターこきおろしの番組をちゃんと吹き替えて放送していました。

いつもは司会のディーン・マーチンさんが、こきおろしの的になった事がありました。
悟朗さんは、その時のゲストの一人、ジョン・ウェインをアテられていました。

この回のこきおろしには、ジョン・ウェインさんの他に、やはり「リオ・ブラボー」で共演し、当時TVの「女刑事ペパー」で人気だったアンジー・ディキンソンさん等が登場していました。(注2)

この番組の凄かった所は、結構ちゃんとフィックスの方が吹き替えていた事です。
ディーン・マーチンはモチロン羽佐間道夫さんでした。
この日は、ポール・リンドさんが来ていましたが、彼は「奥様は魔女」のアーサーおじさんの人です。
レギュラー参加のジミー・スチュワートさんもおり、浦野さんに来て頂いて両方演って頂ければ一番最高だったと思いますが、ジミーは「こきおろし大会」では北村弘一さんが担当されていました。

ディーンがこきおろされると言うので、この回の司会は当然彼ではなくて、ドン・リックルズさん(八奈見さん)がやっていました。

ジョン・ウェインさんは少し病気だったらしく、皆から、大丈夫そうで良かったと言われていました。
でも考えてみると、当時もうご自分の病気の事はわかっていらっしゃったのでは?(注3)
ディーンに「私より長生きする様に」と仰っていたのが、とても印象に残っています。

***

ハリウッド大物スター総登場No.3 「D・マーチン こきおろし大会」
The Dean Martin Celebrity Roast 1976年2月27日 本国放送
1979年4月13日 東京12 ザ・テレビジョン

ディーン・マーチン:羽佐間道夫
ドン・リックルズ:八奈見乗児 
オーソン・ウェルズ:富田耕生
ジョン・ウェイン:納谷悟朗
ジミー・スチュワート:北村弘一
ゲイブ・キャプラン、チャーリー・コーラス:青野武
ジーン・ケリー、ボブ・ホープ:柳沢真一

以下の記録は不確かです。
ハワード・コーセル、ゴールドウォーター上院議員:塩見竜介
モハメド・アリ、ジョー・ネイマス(フットボール選手):玄田哲章
アンジー・ディキンソン:二階堂有希子?
ルース・バース:小宮和枝?
ポール・リンド:玄田哲章?

***

「フランク・シナトラをこきおろす会」のキャストのメモも残っていますので載せておきます。

ハリウッド大物スター全員登場 「シナトラ徹底こきおろし大会」
The Dean Martin Celebrity Roast 1978年7月2日 本国放送
1978年10月6日 東京12 ザ・テレビジョン

フランク・シナトラ:家弓家正
ディーン・マーチン:羽佐間道夫
ピーター・フォーク:小池朝雄
ジーン・ケリー:柳沢真一
トニー・パラック:青野武
テリー・サバラス:森山周一郎
ジミー・スチュワート:北村弘一
ルース・バース:桜京美
ジョナサン・ウィンターズ:滝口順平
アーネスト・ボーグナイン、オーソン・ウェルズ:富田耕生
ドン・リックルズ:八奈見乗児
レッド・バトンズ:肝付兼太

可能な限りフィックスを揃えて日本語版を制作した、東京12チャンネルに脱帽。
この作品、今考えると凄すぎです。(笑)

(注1)東京12チャンネルでは「モンティ・パイソン」はモチロン、「世界の料理ショー」(浦野さん&黒沢さん)、「SOAP」から「ゴング・ショー」や「サタデー・ナイト・ライブ」まで拝見した記憶があります。
ゴング・ショーやSNLは吹き替えではなく、後ろに英語のままで流し、解説がついていました。

「ゴンク・ショー」の進行役/解説は山田康雄さんと野沢那智さん。
お二人で出られたのではなく、どちらかの方(かた)がメインで、病気で休まれた時に、どちらかが代役されました。
どっちがどっちだったのか忘却。多分なっちゃんがメインだったのでは???

*追記:なっちゃんのインタビューで拝見したのですが、メインはなっちゃん。
山田さんが、なっちゃんが休んでいる間「オレがやってやるよ」と言う感じで引き受けてくれたのだそうです。
しかも病気が直ると、気持ちよく仕事を返してくれた。
こういう場合、役を返さない代役の方も結構いるのだそうです。
だから、「山田康雄は本当にいい男」となっちゃんが仰っていました。
(ソースのインタビューを何処で拝見したのか忘却してしまいました。土下座)

(注2)「リオ・ブラボー」
ジョン・ウェイン(納谷悟朗)
ディーン・マーチン(羽佐間道夫)
ウォルター・ブレナン(槐柳二)
リッキー・ネルソン(古谷徹)
アンジー・ディキンソン(武藤礼子)
クロード・エイキンス(小林清志)
雨森雅司、増岡弘、北浜晴子他

「女刑事ペパー」 山東昭子、二階堂有希子

(注3)ジョン・ウェイン 1979年6月没
このジョン・ウェイン出演のエピソードが、いつアメリカで放送されたのかわかりません。
このあたりの話は、完全に私の想像であり、根拠はありません。

*放送時間等、想い出の東京12チャンネル様の番組表を参考にさせて頂きました。
*文章を少し修生しています。(2012年5月18日)

コメント
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