久米寺の“久米仙人” ~エロ仙人の伝説
大和三山の1つ、畝傍山の南方に位置し、橿原神宮の横に位置する久米寺。 開基は聖徳太子の弟・来目皇子(くめのみこ)とも久米仙人とも伝わる。
空海(弘法大師)が真言宗を開く端緒を得た寺としても知られる。
さて、“久米仙人”の伝説は『扶桑略記』、『今昔物語集』、『徒然草』にも言及されている著名な話で、それによると、吉野・龍門寺の久米仙人は仙術で空を飛べるようになったが、ある日空を飛んでいる時、川で洗濯をしている女のふくらはぎに見とれて法力を失い、地上に落ちてしまった。
久米仙人はその女とめでたく結婚。
その後は普通の俗人として暮らしていたが、俗人に戻った久米仙人は遷都のための工事に携わる労働者として雇われ、材木を運んだりしていた。
ある日仕事仲間から「お前も仙人なら、仙術を使って材木など一気に運んでしまったらどうだ」とからかわれた。
一念発起した久米仙人は7日7晩祈り続けた後、仙力を回復。
久米仙人の仙術で、山にあった材木が次々と空へ飛び上がり、新都へと飛んで行った。
これを喜んだ天皇は久米仙人に免田30町を与え、これによって建てたのが久米寺であるというのである。仙人の石像が立っている。
まあ、しかし、飛行中に女性のふくらはぎに見とれて、法力を失い、墜落するとは、何と親近感を憶えることか。
(いえ、私もそうだと言う訳ではないこともないこともないが。)
身近な誰かを思い浮かべた方も多いのではなかろうか。
アップしてみると、やはり、それらしい、お顔をされている。
京都・仁和寺から移築された多宝塔や練供養などでも有名だが、何といっても紫陽花寺としても人気が高い。
大日如来や不動明王も紫陽花に見とれているようだった。
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大和三山の1つ、畝傍山の南方に位置し、橿原神宮の横に位置する久米寺。 開基は聖徳太子の弟・来目皇子(くめのみこ)とも久米仙人とも伝わる。
空海(弘法大師)が真言宗を開く端緒を得た寺としても知られる。
さて、“久米仙人”の伝説は『扶桑略記』、『今昔物語集』、『徒然草』にも言及されている著名な話で、それによると、吉野・龍門寺の久米仙人は仙術で空を飛べるようになったが、ある日空を飛んでいる時、川で洗濯をしている女のふくらはぎに見とれて法力を失い、地上に落ちてしまった。
久米仙人はその女とめでたく結婚。
その後は普通の俗人として暮らしていたが、俗人に戻った久米仙人は遷都のための工事に携わる労働者として雇われ、材木を運んだりしていた。
ある日仕事仲間から「お前も仙人なら、仙術を使って材木など一気に運んでしまったらどうだ」とからかわれた。
一念発起した久米仙人は7日7晩祈り続けた後、仙力を回復。
久米仙人の仙術で、山にあった材木が次々と空へ飛び上がり、新都へと飛んで行った。
これを喜んだ天皇は久米仙人に免田30町を与え、これによって建てたのが久米寺であるというのである。仙人の石像が立っている。
まあ、しかし、飛行中に女性のふくらはぎに見とれて、法力を失い、墜落するとは、何と親近感を憶えることか。
(いえ、私もそうだと言う訳ではないこともないこともないが。)
身近な誰かを思い浮かべた方も多いのではなかろうか。
アップしてみると、やはり、それらしい、お顔をされている。
京都・仁和寺から移築された多宝塔や練供養などでも有名だが、何といっても紫陽花寺としても人気が高い。
大日如来や不動明王も紫陽花に見とれているようだった。
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