さらば!「ひらちゃり」 ありがとう!「ひらちゃり」
約4年に渡って、ご愛顧いただきました平野の新レンタサイクル 「ひらちゃり」 が、ついに終了することになりました。
下記は「おもしろ旅行社」の記事
おもしろ旅行社 - Omoshiro Travel
取締役とマナー悪い人達のイタチごっこは🐭、ついに終了しました。気持ちよく借りて下さっていた方や「乗り捨てられてるよ!」と連絡下さった方などもおり、ひらちゃり事業の裏には色んなドラマもありました!取締役は、お疲れ様でした🍵
「ひらちゃり」・・・開始当時、サイクルポートは区役所前に設置されていた。
以下、「ひらちゃり風プロジェクト」の軌跡。
平野区は市内でも、3番目に広い面積を有し、地下鉄、JR、バス路線があるものの、縦横の連絡は不便で住民の足は自転車に頼るところが大である。
しかし、その反面、放置自転車の増加も大きな課題となっている。
それらの課題解決の糸口をと、平野区の市民活動家、Nさんが企画、発案したのが、この事業プランである。
この事業はNさんが自費で自転車7台を購入し、無人サイクルポートの管理システムを構築、これに区役所が協力、協働する「社会実験」という形で実現することになった。
携帯によるバーコード読み取りで運営する無人サイクルポートを区役所南面に設置、利用料金は一日24hで100円。2015年7月1日より、スタートする。
当面、サイクルポートは区役所前の一か所だけであるが、本格実施の際には複数個所、設けたいとNさんは意気込みを語る。 (ワンダースターの過去記事より)
当時は、まだ、「シェアサイクル」という概念が定着していなかった。
区役所との協働事業を目指していたので、まず、区役所との協議に入った。
区役所との協働事業がスタート。次に「ひらちゃり」というネーミングの定着に努める。
ひらちゃりで区内を廻ってもらうため、「ひらりん・まっぷ」を創った。
立ち寄り先として、工場や事業所をピックアップし、出向いて、交渉した。
立ち寄り先を「まちかどミュージアム」とした。
区役所との契約期間が満了し、サイクルポートは区役所前から、デイリーヤマザキ前に移転。
これを機にイメージキャラクターとして、「ひらまろ君」を作成。
現在、「ひらまろ君」は改名して、「ひろまろ君」として、平野郷ひろまろ筋のゆるきゃらを務めている。
借り出したまま、乗り捨てるという輩があとを絶たず、オーナーのNさんのご苦労は想像を絶する。
だが、「シェアサイクルを定着させたい。」という想いに、やっと、時代が追いついてきたと実感されたことが、辞めるきっかけになったと思う。
お疲れ様でした。そして、「ひらちゃりファン」の皆様、ありがとうございました。