田代池から大正池 ~上高地散策
西穂山荘から降りてきて、上高地に入った途端、俗世間の風を感じたとは前述した通りだ。
岳人とは、明らかに違う人たちが闊歩するプロムナードは日本でもっとも有名な高原リゾート地のひとつであることを実感させる。
昔、初めて、上高地を訪れたときに感じた秘境感は既になくなっていたが、清冽な水の流れだけはそのままだった。
今回は昔の面影を探しながら、田代池から大正池まで散策した。
あちらこちらに咲いていたハナチダケサシ。
クガイソウ。
田代池。もう一部分を覗くことしかできない。
もうひとつ、咲き乱れていたのはカラマツソウ。
大正池に向かう。
ここも、昔の風景は失われていた。
少し、がっかりして、車を置いている出発点の新穂高温泉まで、バスで戻った。(車窓より)
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