桜花の刻がゆるりと過ぎゆく 〜トワイライト妙顕寺 ②
「忙しい」という字は「心を亡くす」と書くと誰かに教えられたことがある。
生きるためだと多忙に追い廻されているうちに生きる意味さえ忘れてしまう。
そんなときこそ、人には静謐な時間が必要だ。
オーバーツーリズムの京都にあって、妙顕寺は、そんな気付きを促してくれる稀有のスポットである。
大本堂の周囲の回廊をゆるりと廻ってみる。
永年に渡って、踏まれ磨かれてきた木のヒヤリとした感触を足元に感じて心地よい。
大本堂の天井には檀家の家紋であろうか、ズラリと張り巡らされていた。
アート作品も展示されていた。
桜花の刻がゆるりと過ぎてゆく。
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