質志(しずし)鍾乳洞 ~垂直階段と高低差25mの洞穴
昭和2年(1927)に京丹波町で発見された、質志(しずし)鐘乳洞は京都府唯一の鍾乳洞で入洞可能部分、総延長52.5mの縦穴の洞穴。
入洞可能部分は4つに分かれており、高低差は25m、洞窟内は曲がりくねっている。
また、鍾乳洞内の平均気温は低く、夏場でも20~12度で避暑に最適どころか、寒く感じるほどである。
鍾乳洞入口まではキャンプ場があったり、杉木立があったりの緑豊かな自然公園。
入洞して、すぐ鉄格子の階段が続く。
これが網目状になっており、とても滑り易い。
手すりの鉄パイプも濡れて凍り付きそうなところもあり、掴みにくい。
垂直落下の恐怖を感じながら、そろりそろりと降りていく。
頭上注意の看板。すでに頭を打ったあとだった。
思ったより低いところがあるので、要注意。
洞内に放った鶏が、この鍾乳洞より約3キロ離れた大原神社の下の洞穴に出て、大きな声で鳴いたとの伝説が残っている。
よくある、抜け穴伝説。
ここが立ち入り可能部分の終点。コインが投げられている。
蝙蝠がさかんに飛び回っているが、突然、現れるので撮りにくい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます