ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

質志鍾乳洞 ~垂直階段と高低差25mの洞穴

2022-08-30 | 京都の旅

質志(しずし)鍾乳洞 ~垂直階段と高低差25mの洞穴

 

 昭和2年(1927)に京丹波町で発見された、質志(しずし)鐘乳洞は京都府唯一の鍾乳洞で入洞可能部分、総延長52.5mの縦穴の洞穴。

 入洞可能部分は4つに分かれており、高低差は25m、洞窟内は曲がりくねっている。

 また、鍾乳洞内の平均気温は低く、夏場でも20~12度で避暑に最適どころか、寒く感じるほどである。

 鍾乳洞入口まではキャンプ場があったり、杉木立があったりの緑豊かな自然公園。

 

 

 

 

 入洞して、すぐ鉄格子の階段が続く。

 これが網目状になっており、とても滑り易い。

 手すりの鉄パイプも濡れて凍り付きそうなところもあり、掴みにくい。

 垂直落下の恐怖を感じながら、そろりそろりと降りていく。

 

 

 

 

 頭上注意の看板。すでに頭を打ったあとだった。

 思ったより低いところがあるので、要注意。

 

 

 

 

 

 

 洞内に放った鶏が、この鍾乳洞より約3キロ離れた大原神社の下の洞穴に出て、大きな声で鳴いたとの伝説が残っている。

 よくある、抜け穴伝説。

 

 

 

 ここが立ち入り可能部分の終点。コインが投げられている。

 蝙蝠がさかんに飛び回っているが、突然、現れるので撮りにくい。

 

 

 

  

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