八乙女の雅な田植舞 ~春日大社・御田植神事 ①
平安末期より続く、春日大社の御田植神事。
田主、神楽男、八乙女(御巫)たちが若宮でお祓いを受けた後、大宮(本社)林檎の庭において、田主が鍬を使って耕す所作を行い、牛面をつけた牛男が唐鋤(からすき)や馬鍬(まぐわ)を引いた後、神楽男の歌と楽器に合わせて八乙女の田植舞が執り行われる。
到着が遅れ、幣殿・舞殿越しの鑑賞となったが柱が丁度、額縁のようにも見え、八乙女の舞が雅な古代絵巻となって現代に甦った。
八乙女の登場である。
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