川辺八幡神社・秋祭り・神事アーカイブス
ナイアガラの花火滝を背景に神事が浮かび上がる絵図。
川辺八幡神社・秋祭りのハイライトシーンである。
川辺八幡神社、創建の年月は不詳であるが、石清水八幡宮の分霊を勧請したものと伝わる。
往時は、社殿も壮大で社領も広かったが、1704年の大和川付け替え工事よって立ち退きを余儀なくされ、社領地の大部分がその川床となった。
宵宮で「ふとん太鼓」「神輿」を担いだ氏子衆が、川面を籠松明の篝火が照らした大和川に膝まで浸って、「ふとん太鼓」「神輿」の足を洗う神事「神事」を執り行うが、そのいわれとなった、このような伝説が残されている。
<西暦1704年、宝永元年、大和川の付け替え工事により、川辺八幡神社の九名若宮八幡宮が今にも川底に消えようとしていた時、平岡明神の方より現れた黒雲が、七日七夜地を覆い、雷がとどろき氷雨が降り続いた。
村人は、これは若宮八幡宮の神の怒りだと恐れ、今まさに川底に沈もうとしている若宮八幡宮からご神体を拾い上げ、神輿に載せてお運びし、現在の川辺八幡神社に祠を築き祀ったという。>
神事のあとの奉納花火が有名であるが、祭りの源流を知ることは大切だと思う。
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