蓮の咲くころ ② ~薬師寺
薬師寺は白鳳時代、天武天皇が皇后(のちの持統天皇)の病気平癒を祈り、藤原京にて創建された。
その後平城遷都に伴い、養老2年(718)に現在地に移された。
金堂、講堂などを中心に、東塔と西塔の2つの三重塔を配する構成は、薬師寺式伽藍配置と呼ばれている。
現在、東塔は解体修理中で、来夏には落慶する予定である。
白鳳の再現を待ちわびるように蓮の花が見頃を迎えていた。
薬師如来像の台座に留めるシルクロードの軌跡。
玄奘三蔵院伽藍と大唐西域壁画殿周辺にも興味深い造形がある。
玄奘塔の鬼瓦に、ゴアが・・・。
平山画伯の大唐西域壁画殿は必見ポイントである。