Amazon に予約してあった、『タワーをゆく』届きました。22日の発売なので23日には届くかと思っていたのですが、24日になりました。
イカロス出版 2012年6月25日発行 定価1524円+税
初めての全国タワーガイド本として評価の高かった『にっぽんタワーめぐり』の改訂版です。
イカロス出版 2010年3月25日発行 定価1524円+税
手に取ってみた時、大分厚くなったと感じました。しかし、ページ数を見てみると共に114ページで変わっていません。厚くなっていると感じるのは気のせいでしょうか。
改定の内容を少し細かく見てみましょう。まず大きな違いは東京スカイツリー関係の記事が大幅に増加しています。『にっぽんタワーめぐり』が8ページだったのに対して、『タワーをゆく』は18ページと倍以上になっています。
なお、「深~く、高~く タワーをもっと知る!」のコーナーにあった「タワークレーンの謎にせまる!!」2ページが3ページになってスカイツリーのコーナーに入れられました。タイトルは「タワークレーンに迫る!!」
東京スカイツリーの開業に併せて、タワー本が乱発されているので、それに乗り遅れないための改訂版であることは間違いなさそうです。しかし、ただブームに乗っただけの改訂ではなく、「全国のタワー」部分もグレードアップしています。
展望タワーの数も134基から178基と大幅に増えています。まず、私が今回の改訂版で良いと思ったのは、巻末の「日本初にして唯一のデータベース!! タワーガイド」です。『にっぽんタワーめぐり』のデータベースは、本文で取り上げられたタワーが除かれていました。改訂版では178基すべてのタワーが載っています。これは目的のタワーを見つけやすくて最高ですね。
タワーの写真も大幅に変えられています。更にページレイアウトも変わっているので、読んだ印象は大分異なります。ゆったりとした感じになりましたね。また、カラーページも増えています。(厚く感じるのはこのためでしょうか。)
新たに入った記事では豊科穂さんの「幻のタワー ~日本テレビの二つの塔の物語~」が注目です。東京麹町にあった、日本テレビのテレビ塔。展望台にはエレベーターで昇降し、観光客が展望を楽しむことができました。更に新宿に建設する計画だった高さ550メートルの「正力タワー」も興味深いです。
「普段は登れない“業務タワー”に潜入」も新たに加えられました。「スカイタワー西東京」「羽田空港管制塔」などが紹介されています。
タワーキャラクターも去年登場したばかりの千葉ポートタワー「ぽ~とくん」をはじめ、新たな仲間が6人が加わっています。
新しい記事が増えた分、今回入れ替わった記事も多いので、すでに『にっぽんタワーめぐり』を持っている方も必携です。
データベース「タワーガイド」には多くの新紹介のタワーが載っています。ただし、そのほとんどがエレベーターのない小タワーか、ビルなので、私の登頂対象ではありません。
また、「展望施設が存在するもの」を対象としながら「スカイタワー西東京」が入っているのは少し違うように感じました。最も「東京スカイツリー」「東京タワー」「スカイタワー西東京」と3塔を並べたかった気持ちは充分にわかります。
最後になりましたがもう一つ新しい記事です。観覧車研究家 福井優子さんの「永遠のライバル? 観覧車とタワーの物語」です。これは興味深いテーマですね。
福井優子さんには同じイカロス出版から『ニッポンの観覧車』が発売されています。
イカロス出版 2009年9月8日発行 定価1600円+税
最近購入した『観覧車物語』、今読んでいるところですが、これは面白いです。タワー本コレクションの中にも関連本として紹介する必要がありますね。
平凡社 2005年1月17日 初版第一刷 2,800円(税別)
『タワーめぐりの旅』更新しました。(2012.5.28)
タワーめぐりの旅
イカロス出版 2012年6月25日発行 定価1524円+税
初めての全国タワーガイド本として評価の高かった『にっぽんタワーめぐり』の改訂版です。
イカロス出版 2010年3月25日発行 定価1524円+税
手に取ってみた時、大分厚くなったと感じました。しかし、ページ数を見てみると共に114ページで変わっていません。厚くなっていると感じるのは気のせいでしょうか。
改定の内容を少し細かく見てみましょう。まず大きな違いは東京スカイツリー関係の記事が大幅に増加しています。『にっぽんタワーめぐり』が8ページだったのに対して、『タワーをゆく』は18ページと倍以上になっています。
なお、「深~く、高~く タワーをもっと知る!」のコーナーにあった「タワークレーンの謎にせまる!!」2ページが3ページになってスカイツリーのコーナーに入れられました。タイトルは「タワークレーンに迫る!!」
東京スカイツリーの開業に併せて、タワー本が乱発されているので、それに乗り遅れないための改訂版であることは間違いなさそうです。しかし、ただブームに乗っただけの改訂ではなく、「全国のタワー」部分もグレードアップしています。
展望タワーの数も134基から178基と大幅に増えています。まず、私が今回の改訂版で良いと思ったのは、巻末の「日本初にして唯一のデータベース!! タワーガイド」です。『にっぽんタワーめぐり』のデータベースは、本文で取り上げられたタワーが除かれていました。改訂版では178基すべてのタワーが載っています。これは目的のタワーを見つけやすくて最高ですね。
タワーの写真も大幅に変えられています。更にページレイアウトも変わっているので、読んだ印象は大分異なります。ゆったりとした感じになりましたね。また、カラーページも増えています。(厚く感じるのはこのためでしょうか。)
新たに入った記事では豊科穂さんの「幻のタワー ~日本テレビの二つの塔の物語~」が注目です。東京麹町にあった、日本テレビのテレビ塔。展望台にはエレベーターで昇降し、観光客が展望を楽しむことができました。更に新宿に建設する計画だった高さ550メートルの「正力タワー」も興味深いです。
「普段は登れない“業務タワー”に潜入」も新たに加えられました。「スカイタワー西東京」「羽田空港管制塔」などが紹介されています。
タワーキャラクターも去年登場したばかりの千葉ポートタワー「ぽ~とくん」をはじめ、新たな仲間が6人が加わっています。
新しい記事が増えた分、今回入れ替わった記事も多いので、すでに『にっぽんタワーめぐり』を持っている方も必携です。
データベース「タワーガイド」には多くの新紹介のタワーが載っています。ただし、そのほとんどがエレベーターのない小タワーか、ビルなので、私の登頂対象ではありません。
また、「展望施設が存在するもの」を対象としながら「スカイタワー西東京」が入っているのは少し違うように感じました。最も「東京スカイツリー」「東京タワー」「スカイタワー西東京」と3塔を並べたかった気持ちは充分にわかります。
最後になりましたがもう一つ新しい記事です。観覧車研究家 福井優子さんの「永遠のライバル? 観覧車とタワーの物語」です。これは興味深いテーマですね。
福井優子さんには同じイカロス出版から『ニッポンの観覧車』が発売されています。
イカロス出版 2009年9月8日発行 定価1600円+税
最近購入した『観覧車物語』、今読んでいるところですが、これは面白いです。タワー本コレクションの中にも関連本として紹介する必要がありますね。
平凡社 2005年1月17日 初版第一刷 2,800円(税別)
『タワーめぐりの旅』更新しました。(2012.5.28)
タワーめぐりの旅