ところでこの草花、なんという名なんだろう。
手持ちの図鑑では探せなかった。
知っている方がいれば、教えてください。
お願いします。 . . . 本文を読む
このマーブルビーチ、泉南市か空港関連の事業体か、あるいは国の管理か知らないが、高い大理石の石ころを敷き詰めた時点で、山野ではなくなった。どこの管理下にあっても、間違いなく我々の税金が投入された公共の場であり、マーブルビーチの白い景観を提供するために作られたものだ。
誰でも自分の家に雑草が生えたら、除草する。
このマーブルビーチは自分の庭ではないので誰も草を引かない。
その結果 . . . 本文を読む
手こずっているこの草の群生、ひとつ一つ石を取り除き、根を掘り出していくしかない。ふと自分が三途の川にいるような錯覚を覚えることがある。ほぼ一月かけて、その大半を終えた。あと一息、多分一週間もあれば終えるだろう。
泉南山野草の会という存在を私は知らないが、その心はなんとなく分かる気がする。自然を愛する人々だろう。きっと私もその心に賛同できると思う。
展望を持って話し合えばきっと分 . . . 本文を読む
3時に起床して濱に向う。蛸つりの竿から、時折光虫のように弧を描いて海に飛んでいくのが見える。闇の中でその光だけが見えている。最初ドキッとしたがもう慣れた。
草引きの、昨日に続く場所に行くと、石の上に白い紙の置かれているのが見える。白い石のおかげでぼんやり書かれている文字が見える。
「花をとらないでください。泉南山野草の会」
私はがっかりした。私の手紙は読んで貰えなかったのだ . . . 本文を読む
早朝の草引き、心を決めて5ヶ月目に入っている。途中、サンタフェのアートフェア見学に渡米した期間を除いて毎日続けてきた。嵐の中ずぶぬれになりながら草を引いたこともあった。総じてそれは私の心の糧となっているように思う。
二週間ほど前に、花を抜かないでください。という置手紙があって、その横に私の返信を置いた。それが風雨にさらされたままだ。
今取り掛かっている草の群生は根が絨毯のように張っているため、 . . . 本文を読む