私が自分の絵画論の中で、一番言いたいことは
論と絵画とは別物ということです。
論はただ絵画の一面を切り取っただけのものであり、実際の絵画はどこから見ても絵画論を超越したものなのです。
決して論の枠に絵画を押し込めてはならない。そう心に銘じなければなりません。
一月あまりの絵画論の最後にこの結論では立つ瀬がないと思われる方もあるかも知れませんが、そうではありません。
絵画論は道しるべとしてはとても大事なことです。
けれどもそれ以上ではないということを理解することがもっと大切だといいたいのです。
真の絵画は決して論じきれない真実を持っているのだと思うのです。
この絵は私の画歴のなかでも代表的な作品です。F150号の大作で、私の作品の骨格になるものです。
論より証拠といいますが、詰まるところ私はこの作品を越えていくしかないのだと思っています。
長い間こ難しい議論にお付き合いいただきましてありがとうございました。
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