母のリハビリを目的に始めたお絵かきが
もう少しで一月になる。
会えるのは週一、土曜日だけなのだが、
私には奇跡と思えるような展開があった。
私がいないと描こうとしない母が、
この一週間に、2枚も自力で絵を描いていたのだ。
1枚はマーカーで線をひいたもの
もう一枚は先週渡した色鉛筆を使った絵だった。
そしてその2枚の絵に挟まれてもう一枚絵があった。
色鉛筆ですずらんの花が描いている。健常な人の絵だった。
作業療法士のMさんが描いたと母が言った。
もしかしたら母は、これまでの生涯で初めて趣味を持てるかもしれない
私にはそう思えた。
貧しい家庭のやりくりばかりで
趣味などは微塵も持たない母だったのだ。
この日、私とのレッスンで母は
初めてのびやかな円を描いた。
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