5次元宇宙に生きるということは、私という認識主体の大きさを自由に変えることで見えてくる世界を理解し、その中で、己を考えるということになるだろう。
自分の体を極小から極大まで、自由にサイズを変えると、見えてくる世界は変わる。これは私たちの認識の方法が常に自分のスケールをもとにしている事からきている。
ところが、このスケールをどんなに変えていっても、常に変わらない見え方をするものがある。それが空間だと気付いたとき、私の考えは、この空間こそ私の本質だったのだという思いと結びついた。
空間は物質を存在させるエネルギーに満ちている。
その場は、素粒子も銀河も、ヒトも神人も、すべてのものを同時に存在させているのだ。
認識主体を無限に変動させて世界を見るという認識法は、そのスケールに応じて無数の私を設定しなければならないと思っていたのだが、実はスケールの影響を受けない存在があったのである。
すなわち5次元の私とは、この身体をもつ私ではなく、この身体を取り巻く空間だったというわけだ。
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