4枚組作品「銀河」
昨日から引き続き、五次元の説明です。
ここから先は、中学生ではちょっと無理な、概念なんて言葉を使わないと話が進みませんので、ごめんなさい。
時間とスケールの考え方をちょっと踏みこんで書いただけですので、分からなくても大丈夫です。
でも、次元という世界を認識する力は、とても大きなもので、社会を変える力があるということは覚えておいてほしいのです。
五次元は点は別にして次の五つの概念から生まれる世界でした。下の赤文字がそれを表しています。
0次元では一つの点しか認識できません
1次元では点と線を認識することが出来ます。
2次元では点と線と面が認識できます
3次元では点と線と面と空間(立体)を認識します
4次元では点と線と面と空間と時間が認識できます。
5次元では点と線と面と空間と時間とスケールが認識できるのです。
このうち3次元(点と線と面と空間)の世界は、実際に物が存在する世界ですね。空間があるおかげで私たちは自由に動くことが出来ますし、色々な物を実際に手にすることも出来るわけです。この意味で、3次元を現実に物の存在する世界ということが出来るわけです。
ところが、4次元の時間と、5次元のスケールというのは、それ自体が物の存在に直接関係しているのではなく、3次元で生まれた物のあり方を示す概念なのです。
例えば、時間の概念は、3次元の世界が、過去や、未来にも有るということを表していますし、
スケールの概念は、3次元の世界には大きすぎて見えない世界や小さすぎて見えない世界があることを教えてくれる概念です。
つまりこの二つの概念は、現実に見える世界ではなく、私たちの心が描き出すことの出来る世界を現しています。
つまり、3次元を実在する物の次元と言うなら、時間とスケールの概念は心の次元ということが出来るわけです。
この時間とスケールの概念は、3次元の世界(現在)を原点にして、互いに直角に交わり、座標を作ります。時間をX軸とし、スケールをY軸とすれば、その座標面を思い浮かべることが出来るでしょう。
すると、この二つの概念には面白い関係があることに気付かされます。
つまり、3次元の世界を、時間の概念で見ていると、スケールは固定して動きませんし、スケールの概念で見るときは、時間は止まったまま動かないのです。
余談ですが、ゼノンのパラドックスという数学上の問題があります。例えば、飛矢とばずという問題は、的に向かってとんでいる矢は必ず的と矢の中間点を通らなければならないという事実を持ち出して、矢は決して的に届かないことを論証しました。矢がどんなに的に近づいても矢と的の間には必ず中間点がありますね。矢は中間点を通るという事実を認める限り、矢はどこまで行っても中間点が現れてくるために決して的にとどかないという問いかけです。
数学ではこの問題を解決できず、これは時間を無視した詭弁だということで正面からの論証を避けました。
しかし実はこのゼノンのパラドックスは、決して詭弁ではなかったのです。
それは時間とスケールの座標軸で起こる当たり前の現象だったのです。的と中間点の問題は無限に小さくなるというスケール軸を言い表していたのです。
ゼノンはスケール軸に沿って矢と的の中間点を見ていたわけですから、当然時間は止まる。つまり矢が的に届かないのは当然の現象だったわけです。
逆に言えば、スケールの概念を手に入れた五次元の世界では、ゼノンのパラドックスは簡単に説明のつく常識となるのです。
科学が、ゼノンのパラドックスを詭弁とせず、スケールの概念を導入すれば、長い間この地点で足踏みしていた問題は一気に解決し、新しい理論の発見も決して夢ではないでしょう。
時間とスケールの概念は心の次元だといいましたが、この二つの概念は、心におおきな影響を与えています。
その影響は互いに、一方が動かないときにだけ他方が動くという関係を持ちながら私たちの心を作り出しているのです。
時間は、人間に、過去を反省し、良き未来を意識して今を生きるという思想を生み出してくれました。その考えは人間の社会を飛躍的に発展させ、文明を築かせてくれました。
しかしその反面、たくさんの苦悩を生み出したのです。過去からは悔悟が生まれ、未来からは、不安と恐れが生み出されます。
時間の概念は、人間の進歩と退廃をもたらしたのです。
それは、実在である今を飛び越えて、過去と未来という虚構の世界を思い描かせるためだと考えられます。
いっぽうスケールの概念は、今、この瞬間から動きません。実在の世界から動かない概念だと言えます。
小さな世界も、大きな世界も、それは目に見えないだけで、私たちの実在と直接関係している世界なのです。スケール世界は、極大の世界も極小の世界も、一つのつながった異種同体であることが分かります。
そこには、スケールの軸を丸ごと存在させているたった一つの存在に気付かせてくれます。
それが空間なのです。
スケールの世界を物と空間の世界と考えれば、物はスケールの影響を受けて様々なものに姿を変えますが、空間はスケールの影響を受けない、唯一つの存在だということが分かります。そこに私たちは、宇宙の本質を見るのです。
スケール軸で見る思想は、禅や、様々な宗教の示す世界につながります。
時間軸を俗とすれば、スケール軸は聖と考えることもできますし、時間を夢とすればスケールは実在そのものということも出来るわけです。
私たちの心に現れる、この二つの相克は、実は時間とスケールの概念の交錯する姿だったわけです。
この五次元を正しく認識することが出来れば、私たち人類は、この宇宙に争いの無い新しい文明を築くことが出来る。そう思うのです。
次元をひとつ得るということは、それだけの力をつかむということなのです。
-------------------------------------------------------
はるひ美術館による北籔和展(ナウイズムの夢)開催します
2017/2/8~2/26
ブログ内の関連記事
こんにちは!
こちらの4枚組作品「銀河」を
時を忘れて観照させて頂いておりますが、
リアル「人型素粒子星銀河体」であるわたくしには、
まるで臨場感あふれる写実画^す^
三次元領域では感じ難い
不生不死、不生不滅の存在である
我が全身全霊を深く実感させて頂いております。
☆宇宙エネルギー総量不変の法則☆
私たちは素粒子で構成されておりますが、
その事実だけでもすばり、
不生不滅の存在ですものね♪
確かに変転はありますが、
宇宙同根多種多様万物一体である
この摩訶不思議奇跡宇宙の
極極小構成因子の一因子であるという
本質は変わりません。
想像は創造と連動!
想像出来ることは創造出来ること☆
いまだ宇宙創造過渡期である
この宇宙に貢献できるような想像(創造)を!
極微力ながも、
宇宙奇跡力とも一体である極微奇跡力を極め
想像(創造)による貢献ができますように、
精進させていただきます。
それにいたしましても、
超美空間絵画です^ね^
美しく描いてくださいまして
有り難うございましす☆
人型素粒子星銀河体を代表いたしまして、
宇宙心魂より御礼申し上げます!
それではまた♪
ナウイズム旗揚げ展ももうすぐです。
うがい手洗い!風邪引きにはご注意を。
今宵もごゆっくりお過ごしくださいませね
いつもご厚情感謝申し上げます☆
まかこ 拝
まかこさんには想像力がありますから、その想像が創造を生んで、宇宙をひろげておられるのでしょう^ね^
その創造のきかけとなった私の絵は、私の想像から生まれた創造。
想像と創造の連鎖。
人型素粒子星銀河体の正体がここにあるのかもしれません^ね^
ありがとうございます。
励みとなります。
白湯を一杯召し上が^れ^
こんにちは!
こちらこそありがとうございます♪
宇宙エネルギー人型素粒子星銀河体の
光響波動伝播による、
想像と創造の連鎖☆素晴らしいです^ね^
宇宙同根多種多様万物一体!
有機生命体も無機生命体も
宇宙エネルギー素粒子光響波動生命体個性の
多様性は宇宙元気のみなもとですね☆
極微力ながら想像(創造)活動に
精進させて頂けますこと、光栄でございます。
お白湯いっぱい頂きますけれど、
ココアも好きなまかこです。
今日はまたおぜんざい作りまして、
あずきちゃん美味しいパワーを
いただいております♪
のしてんてん画伯は特に、
ナウイズム旗揚げ展に備えまして、
美味しいものをしっかり頂き
英気を養ってくださいね☆
宮沢賢治先生の『 春と修羅 序 』につきましては、
大変申し訳ございませんが、
今夜また、ナウイズム旗揚げ展に向けて(18)の
コメント欄でお伝えいたしますので、
よろしくお願いいたします。
今宵もどうぞごゆっくり
素敵な立春の夜をお過ごしくださいませ☆♪
いつもお心遣い感謝申し上げま^す^
まかこさんに出逢わせていただいて、私は自分が一回り大きくなったような気がしてならないのです。
あれっと思って自分を振り返る。
するとそこに真鹿子さんがいる。
舌のカスタネット、朗読、白湯に、詩、
自分で親しんできたものが、今二倍になっているのです。
きっとこれが人間なのです^ね^
私たちの間にある空間が
ほら、今も振動していではありませんか。
いつも本当にありがとうございます。
人間に感謝です。