五次元講義レジメより後半
前回は、私達が習得してきた次元を0次元から3次元まで見てきました。
一つの次元を得るごとに、人は言葉通り次元の違う生き物として進化してきたのです。 前回からの続きです。
⑪
成長第四段階=4次元
立体空間を自由に動くことが出来る三次元の生き物の中で、さらに大きな世界があることに気付いた生き物があります。それが我々人間なのですが、彼らは三次元空間の中に生きていて一体何に気付いたのでしょうか。
言うまでもなくそれは変化だったのです。
ものごとはすべて変化している。子供が生まれ成長して大人になりやがて死を迎える。
花が咲き、リンゴが徐々に膨らんでいき、やがて赤い実がたわわになる。
私達は、その赤ん坊と大人が別人ではないことを知っていますね。
あるいは白い花も青いリンゴも、赤く熟したリンゴも同一のリンゴだと知っているのです。
つまり、この世は変化しているということに気付いた人間は、三次元空間だけでは見ることのできないさらに大きな世界があるのではないかと思い至ります。
三次元の空間にまだ知られていない次元が隠されている。その力がすべてものを変化させている。変化の中に共通してあるもの、それは太陽と月と星の動きにあるあることを知った人間はこの力を「時間」と名づけたのです。
(1図)
おそらくこうして新たな第四番目の次元、「時間」が三次元空間に付け加えられました。今ある私達人間がようやく誕生したわけですね。
四次元は1図でも分かるように、時間軸(太い黒線)に沿って三次元空間を思い浮かべる方法です。そしてそのおかげで、人間の認識する世界は時間軸に沿って無限に広がったと言えるのです。
ただ注意を向けるべきことは、私たちは過去にも未来にも決して行くことが出来ません。つまり時間軸の過去と未来は空想の産物なのです。
それにもかかわらず、私達はその空想の世界が実際にあると考えて世界像を思いえがくのです。自分を振り返ってみても、私達は自分が死んだあとの世界まで思い浮かべることが出来ます。まさにこれが次元というものの正体と言えるでしょう。
ものごとは変化しているという真実に気付いた人間が、そこから想像をひろげて過去と未来を空想するようになった。時間軸はその産物なのです。
そして今や、時間の概念は科学の中に根を下ろした完全なる常識となっていて、時間を疑うものはいないでしょう。
三次元空間に生きる生物の中で、抜きん出た人間の文明を築いたのは、まさにこの時間軸の習得が大きな要因であったと言えるでしょう。
頭脳の発達が主なる要因だという方がおられるかもしれませんが、その頭脳が時間軸を空想する力を作りだしたと言えば納得して頂けるのではないでしょうか。そしてこの四次元が私たちの認識しているまさにこの世界ということが出来るのです。
⑫
成長第5段階=5次元
私達人間は、さらに成長して次なる次元に生きることが出来るのでしょうか。「時間」を越える高次元の進化を達成することが出来るのでしょうか。
そのためには四次元空間からさらに大きな領域を空想することが出来るのかどうかが問われます。
私達の空想の力が、四次元を越えてさらに無限に押し広げることが出来る概念を思いつくことが出来るのかということです。
そしてそれが五次元という訳なのですね。
2図をごらんください。
2図
これは四次元空間の時間軸を縦に貫くスケールの軸を表したものです。
この図で分かるように、
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1、私達は極小の素粒子を地球だと空想することが出来ます。すると素粒子の上にも小さな私(素ヒト)がいると想像することが可能ですね。
2、今あるこの地球は素粒子が集まって出来ていますね。これはすでに科学が証明しています。そしてその地球の上に私たちは現実にいます。その私達は自分の大きさを基準にして世界を認識しているのです。
3、すると、同様に考えて極大の地球は、私達の地球(天体)が素粒子のように集まって出来ていると考えることが出来るのです。当然その上に極大の私(神ヒト)がいるという風景を思いえがくことが出来る訳です。
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こうして得た空想は、私達にスケールの軸を思い浮かべることを可能にしてくれます。
それは時間軸の「今この時」と交わって垂直に延びていくスケールの軸として理解することが出来るのです。(3図)
3図
これを五次元座標と名付けましょう。
五次元座標は、横軸に時間軸があり、縦軸にスケール軸をとります。
するとこの原点(交点●)が今この瞬間の私達の世界にあたります。時間軸の「今」:スケール軸の「原寸」ということです。原点=(今:原寸)と表すことが出来るでしょう。
五次元(スケールの軸)をこれから詳しく見ていくわけですが、一つだけ先に書いておきましょう。それは進歩してきた次元の歴史を支える認識の要点を見ておくことです。
⑬
次元の歴史と認識の成長過程
(1) 0次元=未開の認識 認識の生まれる前、あるいは達観して再び訪れる場所
(2) 1次元=認識の芽生え 「動ける」という気付き
(3) 2次元=空想の芽生え 「可能性」を空想できるという気付き 横にも進めるかも知れない(可能性がある)という空想が平面認識を可能にする
(4) 3次元=身代わりの発見 他者の身になって認識する力、他者の視点で世界を見る力 鳥になって空を飛ぶ空想が空間を具体的に認識することにつながった
(5) 4次元=変化を司る時間の発見 同時に苦悩の歴史が始まる
(6) 5次元=変動する認識主体の発見 素粒子や太陽の上に乗っている自分を空想することができる 自分の大きさを自在に変化させて世界を認識する方法に気付く
このうち三次元までは現実認識が中心であり、「物質の次元」というくくりで考えられますが、四次元・五次元については、直接物質とかかわらない「心の次元」と考えることが出来ます。
次回からは、この心の次元を視野に五次元の世界を見ていくことにしましょう。
でも次元は5次元なんだ。
それは考える土俵が違うからなんだよ。
科学は純粋に宇宙の成り立ちを数学を使って解き明かそうとしているんだけれど、
私は純粋に心を解き明かそうとしているんだね。
心の成り立ちは、今まで見て来たように次元を道具にして世界を見てきたんだね。科学の言う11次元というのは科学の中の話しで、私達の心がそれを使い分けることが出来ない限り意味はないんだね。
科学は尊重するけれど、心は科学の外にあって自分は何者かと考えてしまうものなのだよ。
その心が使える道具は今のところ五つまでということなんだね。
もちろん心がもっともっと成長していけば、新しい道具を見つけるかも知れないよね。
その可能性は十分にあると思う^よ^
https://blog.goo.ne.jp/nositen10/e/1964ff7d8943a3ecb22c38185499794c
そこに書いてあったのでヤスが、素粒子の上に知的生命体がいるって、有名な物理学者も言っているそうでヤスよ。
博士、五次元って案外科学的なんでヤスなぁ。
でも次元は11もあるって書いていたけど、次元を増やしたらどうでヤスか??
私がいたころは、昭和の末期で、生駒の中腹の石切駅の近くに住んでいました。
職場は八戸ノ里から3分のところ。のどかでしたが、今もそんな雰囲気はありますね。
ところで虚数のご意見まさにその通りだと思いますね。
考えてみれば(-1)なんてものは現実には存在しない(見えない)ものですけれど、人間の想像によって見えるようにしているのですよね。
当たり前すぎて気づきませんが、みなそんな風にして見えるようにしていることが多いいのですね。つまり(-1)は人間以外には見えない。
かさにそれが五次元の考え方なんですね。
とても嬉しいコメントを頂きました。こうしてお話しできるのは本当に喜びです。(なかなかそこを理解して頂けないので・・)
時間というのも、大半は人の感性が作りだしているのでしょうね。
身体は実時間、頭脳は虚時間と考えればまた面白いことが見えそうです^ね^
よろしくお願いいたします。
五次元講義、書きながらいつも新しいことに気付かされます。
そして少しずつ頂上に登っていく実感がうれしいです。
五次元のスケール軸が足から背中を通って頭に貫ける。自分の中心軸にスケール軸をイメージ出来るようになると、風景が変わってきます。試してみてください。
全てがいとおしくなっていくようなそんな気がしています^よ^
龍の絵は、ついにのしてんてん絵画の本流と出遭いました。来年1月1日~6日の邂逅展(奈良)には龍を越えたのしてんてん龍をお見せすることが出来そうです。
ご案内いたしますので、是非。
初春を奈良で飲みながらはどうです^か^
スケール号は、タイムマシンみたいな乗り物なんだ。
タイムマシンは四次元の世界を旅するマシンだけれど、
スケール号は五次元の世界を旅するネコ型の探査艇という訳だ。
スケール号に装備されているのが、今ぴょんたが気付いた能力、「変動する認識主体」なんだよ。
艦長が大人になったから今は探査に出発出来ないけれど、そのうち孫が出来るだろうさ。
その時は孫を艦長にして宇宙を旅しようね。
スケール号に乗っていると、素粒子の世界に行ったり、神ヒト様に会いに行ったり、楽しい冒険をしてきましたね。
あの時、自分の大きさはいつも変わらない大きさと思っていたけど、あの時スケール号と一緒に自分も大ききなったり小さくなったりしていたんだ!
今分かりました、博士!
そうか、スケール号か
また冒険に行きたくなりましたよ
https://blog.goo.ne.jp/nositen10/c/71f35728de771e2e79e0e55e9ab3492d
ぴょんたは何かを感じたり考えたりするだろう。その時感じたり考えたりしている人のことを認識主体っていうのだよ。
だからこの時の認識主体はぴょんたということになる。
考えている人のことを指して言うんだと考えたらいいね。
変動するというのは、歳をとっていくという意味ではなくて、身体の大きさを自由に変えられるという意味なんだね。
考えてごらん、これまで自分の大きさは変わらないと思い込んできた。だからそれより大きな世界や小さな世界は認識できないと思い込んで、そんな世界を想像することがなかったんだ。
つまり、素粒子の上にいる自分を想像することが出来なかったんだよ。
自分という認識主体を素粒子の上に乗るほど小さい(素ヒト)と思えたら、そこから見える風景はぴょんた、驚くべきものが見えるんだ。
そう、素ヒトの見る夜空は、自分の体内なんだよ。
変動する認識主体というのはね、自分の大きさをスケール軸に沿って変えていくということだ。
ほら、スケール号に乗って旅をしただろう。スケール号の最大の能力は、この認識主体の大きさを自由に変えてくれることだったのだよ。
この3図を見て、拙宅の虚数を連想しました。
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/2ef61960a965a4f1e0963670e397041e
ないはずの像を虚数と考えると、見えてきます。
五次元のことも、そんな風に形容できそうな気がしました。
伸び縮みする時間みたいです。「一年を子供には長く感じられ、年寄りには短く思われる。」
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/3ba16634334490f815a856446665e7c3
> 生前司馬遼太郎が奥様と散歩されている姿を何度も見ました。
iinaも平成9年に東大阪市に住んでいましたから、司馬遼太郎が暮らしているのを知っていました。
でも、お会いできなかったです。
iinaの当該ブログ記事のアドレスをコメント上のURLに置きました
変動するっていうのは、変わっていくということですよね。変わっていくというのは時間のことですよね。時間というのは四次元のことだから・・・
あれ、分からなくなったよ博士ぇ
そうだなあ、時間に追われて右往左往している人のすがたかなあ。
そんな中の何人かは動かないで、大変な修行をして悟りを開こうとしている人がいるんだね。
そのうちの何人かが自力で五次元の世界にやってくるのが見えるかもしれないね。
五次元では常識だけれど、四次元の人間には厳しい修行をしなければ届かない。
そんな風景が見えるかも知れないね。
五次元のヒトから見た四次元の世界はどんなふうに見えているのですか?
ぐうすかの不安は、宗教と科学の違いからきているのかもしれないね。
真理を説明しないで信じなさいと言うのが宗教で、
真理を皆がわかるように説明しようとするのが科学なんだね。
ぐうすかが心配する、「自分は正しいから信じなさいと」言うのは宗教に近いけれど、五次元はそうじゃないんだよ。
五次元は何が正しいという言い方はしないんだ。
あるがままの宇宙を受け入れるために誰もが納得できるような、ある意味科学的な手法で宇宙の姿を捕えようとしている試みなんだね。
だから、神ヒトとか素ヒトと言っても、決してそこに神がかったものを連想するのではなくて、自分自身を重ねあわせるってことなんだ。
つまり神ヒトというのは、極大のスケールになった自分を想像することだし、素ヒトというのは、極小になった自分の姿を空想するということなんだよ。
それが五次元の最も大事なところだね。
ぐうすか、質問ありがとう。
そこがもう一つよく分からないだスなぁ・・
それで五次元が正しいと言えるのだスか?
想像だけでいいのなら、みな好きなように想像しててんでバラバラなことを言いだしてもそれが正しいということなんだスかねぇ・・
難しいだスなぁ
きいた話なんだスけど、どこやらの惑星から信託を受けて真理を授かったという人が現れて、人にこうしなさいって説いて回っているみたいな話と同じってことだスか?
それならちょっと引いてしまいそうだスけど、大丈夫だスか?博士。
実際にいるかいないのかは問いません。
大事なことは、地上に人間がいるように、素粒子の上にも人間がいるし、
素粒子が集まって地球が出来ているのであれば、地球が集まってさらに大きな地球がある。
そのような想像が出来るということなんですね。
しかし科学が進歩して五次元を研究対象にする時代が来ると、生命の定義も大きく変わって、神ヒトを認識できる時代が来るかもしれませんね。
素ヒトについてもそうです、今は素粒子より小さな存在を観測できませんが、やがて素粒子をつくっている微粒子の存在が確かめられる時代が来たら、素ヒトの存在も明らかになるでしょう。
誰も見たことないでヤスよね、本当にいるのでヤスか??