元気で活発に動いているとき、心は透明だ。
満たされたとき、心は存在の中にある。
今を生きようとしているとき、心は心地よい空間を作り出す。
今を守ろうとしたとたん、心はザラつき始める。
今から逃げようと動き始めると、心は際限なく傷ついていく。
心は常に動いている。
それは結局、今をバロメーターにして生み出される空間の変位なのだ。
メランコリーは単なる気分の問題ではない。
それは自分が、今ではない位置に心がある証しだ。
そこからザラついた心が広がっていく。
そして救いは一つ。
今に立ち返ればいい。それだけのことだ。
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