一日創作に没頭した。
新しいものを生み出すとき、あるのは不安しかない。自分を信じなければ進めない。
これはだめだと、何度か思った。
腹をえぐられるような痛みを感じたときが峠だった。
やるしかない。
痛みをそのままにして進んだとき、突然こころが喜びに変わった。
やぶから一歩抜け出したと言う感じだ。
絵がこころそのものとなった。
次の絵も、これと同じこころの行程をたどらなければならない。
誰も通ったことのない道を歩む。
それが芸術の踏み外してはならない道だ。
次のキャンバスを張る。
今日夕方、隣人の幸せを祝って、二人で飲む。
独身最後の年となる。
その彼に、私の秘技、ヤブ鍋を伝授するつもりだ。
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