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心を描くという私の思いは直接、不登校だった子供時代の心象風景とつながっています。
物質の世界は時の流れに逆らうことが出来ませんが、
心の世界は時間を自由に出来る五次元空間であるというのが私の信念です。
現在と過去は同時に存在するのです。
私にとって幸せだったのは、3年に及ぶ不登校時代の心が大きく傷つけられることがなかったことだと、今にして思います。
ゆっくりと心が社会に適応していくのを見守ってくれた親と教師がいたのです。
自分なりに社会の中で心を守る方法を身につけるまで・・・
どんなに社会が進歩しても、心は常にその人の中で原始から始めなければなりません。それは進歩するしないという次元のものではなく、心は原始そのものだからです。そしてしあわせはこの原始の中に存在するのです。
絵画を通して原始に戻ること、見失った心を見つけること、
そこに至ると、なぜ心が進歩しないのかという謎も解けるでしょう。
心は「永遠」に属するものだからです。
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