草を引き終えた白い浜を見ていると、遠くに緑の帯がかすかに浮かび上がっている。
南端に向って進んでいる間に、新たな草が伸び始めているのだ。
いつか完成する白い浜辺、
頭の中にある光景はまだまだ先にならないと見えないのかもしれない。
アートフェア、サンタフェの準備は今の所順調。
荷造りを始めると、たまたま横にあるダンボールの箱が、まるでそのためにあったようにピタリと納まる。すべて神様任せの準備作業。
思考に不安や、望みと言った余計な要素がなくなると、充実が残る。
サンタフェの荷造りはまさにそんな形で進んでいる。
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